2019年11月09日更新
【iPhone】写真の位置情報の確認・削除方法とGPS情報を残さないオフ設定のやり方を解説!
SNSに写真をアップしたら、【それってこの辺りだよね?】とコメントを返された事ありませんか?これはiPhoneで撮った写真に位置情報が記録されているからです。今回の記事ではiPhoneの写真の位置情報の確認や削除・設定する方法を詳しく解説します。
目次
iPhoneの写真の位置情報の確認方法
写真アプリから簡単に撮影場所を確認できる
iPhoneの『写真』アプリを開いて、任意の写真を選択します。写真を選択したら写真の画面を『上にスクロール』します。
すると、写真に位置情報が記録されている場合は、iPhoneのマップアプリを使用して『地図』の情報が表示されます。地図の情報が表示されなければ、その写真には位置情報が記録されていません。
iPhoneで撮影した写真の位置情報の削除方法
位置情報削除アプリを使おう
撮影済みの写真をSNS等にアップしたいけど、位置情報がオンになっていた。そんな時は写真から位置情報を削除するアプリを使用しましょう。今回はiPhone用アプリの「Photo Secure」を紹介します。iPhoneのApp Storeでも人気で無料で使えます。かんたんに写真から位置情報の削除ができます。
「Photo Secure」の使い方
App Storeから「Photo Secure」のアプリをiPhoneにダウンロード・インストールしたら起動します。
「Photo Secure」のトップ画面が表示されたら、画面下側の『Load』ボタンをタップします。
iPhoneの写真フォルダにアクセスして、写真の一覧が表示されます。画面下側の項目の中から『選択』ボタンをタップします。
写真の一覧が表示されますので、位置情報を削除したい写真をタップします。写真が選択されると緑色のチェックマークが付きます。
すると、写真から位置情報を削除する作業の待機画面になります。画面下側の『Start』ボタンをタップします。
写真から位置情報を削除する作業が始まります。画面に『終了しました』のメッセージが表示されたら、写真の位置情報の削除が完了です。
該当の写真を確認すると、『位置情報を削除しました』と表示されています。
iPhoneの写真に位置情報を残さない設定の仕方
GPS機能をオフにすれば位置情報は残らない
iPhoneで撮影した写真や動画には、位置情報が記録されます。これはiPhoneの標準機能の『GPS(位置情報)機能』がオンになっている為です。
SNSをはじめとするiPhone用の様々なアプリには、位置情報を利用して便利な機能やサービスを提供する物が多くあります。便利に使える反面、位置情報から個人情報を特定されてしまう危険性もあります。特に写真をアップするSNS系アプリは注意が必要です。
位置情報の記録は『Exif(エグジフ)』と呼ばれ、位置情報に当たる『緯度・経度』やiPhoneの機種情報まで記録されます。その為、SNSにアップした写真に場所を特定する情報が映っていなくても、写真に記録された緯度・経度を地図アプリに入力すれば簡単に場所を特定されてしまいます。
この対策として、最初からiPhoneの写真に位置情報を記録しないといった方法もあります。
「位置情報サービス」をオフにする方法
iPhoneの『設定』を開いて、各項目の中から『プライバシー』をタップします。
『プライバシー』の各項目の一番上の『位置情報サービス』をタップします。
位置情報サービスの各項目が表示されます。緑色のオンになっているボタンをタップします。
位置情報サービスをオフにした際の説明事項が表示されます。ここで『オフにする』をタップします。
位置情報サービスのボタンが白い色になったら、iPhoneの位置情報サービスがオフになりました。この機能で位置情報サービスをオフにすると、iPhoneのすべての機能で位置情報サービスがオフになります。よく確認して設定して下さい。
カメラアプリだけ位置情報をオフにすることもできる
カメラアプリの「位置情報サービス」をオフにする方法
iPhoneのカメラアプリだけ位置情報サービスをオフにする方法もあります。iPhoneの『設定』を開いて、各項目の中から『プライバシー』をタップします。
『プライバシー』の各項目の一番上の『位置情報サービス』をタップします。
位置情報サービスの各項目が表示されます。画面を下にスクロールして、各項目の中から『カメラ』をタップします。
ここでカメラアプリの位置情報サービスの設定が変更できます。『許可しない』をタップしてチェックマークを表示させます。
あらためて位置情報サービスの各項目を確認すると、カメラの項目が『許可しない』の表示になっています。これでiPhoneの位置情報サービスはオンのままで、カメラアプリだけ位置情報サービスがオフになりました。
他のアプリも同様に個別設定できる
カメラアプリと同様に、他のiPhoneアプリでも個別に位置情報サービスのオンオフの設定が変更できます。操作方法はカメラアプリで行った操作と同じです。これでしっかり設定を見直してプライバシーを守りましょう。
iPhoneの写真の位置情報には気を付けよう!
今回の記事では、iPhone写真の位置情報の確認・削除方法とGPS情報を残さないオフ設定のやり方を解説しました。
今や使っていない人を探す方が大変なほど普及したSNS系のアプリですが、写真の位置情報から思個人情報が特定される被害も続出しています。写真に写す画像の内容に注意するだけでなく、今回の記事を参考にしっかりと位置情報の設定を確認してプラーバシーを守ってください。