2019年06月13日更新
消えたiPhoneのメモの復元方法!消えた原因とデータを復活させる方法を解説!
iPhoneの「メモ」で知らないうちにデータやメモが削除・消えたという人はいませんか?本記事ではiPhoneからメモデータが消えた場合の原因と対処方法について詳しく解説します。メモが消えた場合も落ち着いて本記事紹介する手順を実行してください。
目次
- 1iPhoneのメモアプリのメモが消えた?その原因について
- ・【原因その1】iCloudの同期未設定が原因
- ・【原因その2】間違ってデータ削除してしまったことが原因
- ・【原因その3】間違ってメモを上書きしてしまったことが原因
- 2iCloudのメモアプリで削除したデータを復活させる方法
- ・【削除したメモデータの復元方法その1】iCloudから消えたデータを復元・復活させる
- ・【削除したメモデータの復元方法その2】iTunesから消えたデータを復元・復活させる
- ・【削除したメモデータの復元方法その3】最近削除した項目からデータを復元・復活させる
- 3iPhoneのメモを間違って上書きした場合の対処方法
- ・【シェイク機能】を利用して上書き・消えたメモ文章を復元・復活させる
- 4iPhoneでメモデータを復元・復活できない場合の対処方法
- ・バックアップがない場合は外部ツールを利用して復元・復活させる
- ・復元の手順
- 5iPhoneのメモデータが消えても落ち着いて対処しよう
iPhoneのメモアプリのメモが消えた?その原因について
iPhoneのメモアプリのデータが消えた、という人はその原因を解明することが先決です。iPhoneのメモアプリデータは自動で削除されることは無く、iPhoneユーザーの設定や操作方法に何ら原因があります。iPhoneのデータが自動で消えた場合の主な原因は下記の3つのパターンに絞られます。
・【原因その1】iCloudの同期未設定が原因
・【原因その2】間違ってデータ削除してしまったことが原因
・【原因その3】間違ってメモを上書きしてしまったことが原因
上記それぞれの原因について、個別に詳しく解説していきます。原因が判明したら、それに合わせた適切な対処方法を実行していきましょう。
【原因その1】iCloudの同期未設定が原因
iPhoneのクラウドストレージサービス「iCloud」を未設定にしていることが原因で、iPhoneのメモアプリからデータが非表示になっている可能性があります。iPhoneのiOSアップデートを実行する際に、iPhoneのiCloudを未設定にした場合、iPhoneのメモアプリ上から、iCloudに保存されているメモアプリデータが非表示になるので注意が必要です。
この場合は、次の章「【削除したメモデータの復元方法その1】iCloudから消えたデータを復元・復活させる」で対処方法を紹介しているので、そちらの章を参考にメモアプリのデータを復元・復活させてください。
【原因その2】間違ってデータ削除してしまったことが原因
iPhoneやiPadをカバンやポケットに入れている際、iPhoneの画面ロックが解除され、iPhoneが勝手に操作状態となり、メモアプリデータが消えてしまったということが原因の場合もあります。
この場合は、次の章「【削除したメモデータの復元方法その1】iCloudから消えたデータを復元・復活させる」、または「【削除したメモデータの復元方法その3】最近削除した項目からデータを復元・復活させる」で対処方法を紹介しているので、そちらの章を参考にメモアプリのデータを復元・復活させてください。
【原因その3】間違ってメモを上書きしてしまったことが原因
最後に考えられるiPhoneからメモデータが消えた原因は、間違ってメモを上書きしてしまうということです。これは、前の項目で紹介したバックやポケットの中でiPhoneが誤作動を起こすことでよく発生します。
この場合は、「【シェイク機能】を利用して上書き・消えたメモ文章を復元・復活させる」の項目で対処方法を紹介しているので、そちらを参照してください。
iCloudのメモアプリで削除したデータを復活させる方法
本章では、前の章で紹介したiPhoneのメモアプリから、保存済みのメモデータが未表示になってしまった場合の対処方法や、間違ってメモアプリデータを削除してしまった場合の対処方法を詳しく紹介します。
・【削除したメモデータの復元方法その1】iCloudから消えたデータを復元・復活させる
・【削除したメモデータの復元方法その2】iTunesから消えたデータを復元・復活させる
・【削除したメモデータの復元方法その3】最近削除した項目からデータを復元・復活させる
上記それぞれの対処方法を個別に詳しく解説していきますので、1つずつ復元方法を実行してみてください。
【削除したメモデータの復元方法その1】iCloudから消えたデータを復元・復活させる
iCloudにバックアップを取っている状態で、iCloudを未設定に切り替えてしまうと、iPhone上メモアプリでメモデータが非表示になってしまうと、前の章で述べました。この場合は、iPhoneで再度iCloudを有効化する必要があります。注意点は、iCloudに登録してある同じメールアドレスを利用するという点です。
異なるメールアドレスでiCloudを有効化しても、メモデータは復元・復活することができません。また、iCloudではなくiTunesでバックアップしている場合は、次の項目に進んでください。
iCloudを有効にする場合は「設定」>「Apple ID」をタップして「iCloud」を選択してメールアドレスを入力します。
iCloudを有効にしたら、iCloud画面に表示されている「iCloudを使用しているAPP」項目から「メモ」を探して、スイッチをオンに切り替えてください。
【削除したメモデータの復元方法その2】iTunesから消えたデータを復元・復活させる
iTunesにiPhoneのバックアップを実行している場合は、下記の記事リンクからメモアプリデータの復元方法を確認してください。
【削除したメモデータの復元方法その3】最近削除した項目からデータを復元・復活させる
間違ってメモを削除してしまった場合、あるいはiPhoneの誤作動によってメモを削除してしまった場合は、メモアプリの「フォルダ」画面にある「最近削除した項目」から復活・復元することができます。iPhoneのメモアプリでメモを削除しても「最近削除した項目」に最大30日間保管されています。
iPhoneのメモを間違って上書きした場合の対処方法
iPhoneでメモを入力中に誤ってすべての文章やデータを削除してしまった場合、または上書きしてしまった場合は「シェイク機能」を利用することで簡単に復元することができます。
【シェイク機能】を利用して上書き・消えたメモ文章を復元・復活させる
iPhoneにはシェイク機能と呼ばれる、1つの前の状態に戻す機能が搭載されています。誤ってメモデータを削除してしまった場合は、iPhoneを左右にシェイクしてください。上の画面が表示されるので「取り消す」をタップすると、1つ前の状態に戻すことができます。
iPhoneでメモデータを復元・復活できない場合の対処方法
これまで紹介してきたメモアプリデータの復元・復活方法を実行しても、メモアプリデータが元に戻らない場合は、iPhoneからメモデータが完全に削除されてしまったと考えられます。この場合は、外部ツールを利用して、iPhoneのデータを復元する必要があります。本章では、メモアプリデータが復元・復活できない場合の最終手段を詳しく解説します。
バックアップがない場合は外部ツールを利用して復元・復活させる
Web上には様々なiPhoneの復元・復活ツールが提供されています。また、無料で利用できるツール・有料ツールとその種類は様々です。
iPhone Rescure for iOSがおすすめ
数ある「iPhone復元ソフト」の中でもおすすめなのが「iPhone Rescure for iOS」です。無料体験版を利用すれば、最大60日間までトライアル期間として利用できます。Windows・Mac両方のPCに対応しているので、上記のリンク先にアクセスして、「iPhone Rescure for iOS」をインストールしてみてください。
復元の手順
パソコンに「iPhone Rescure for iOS」をインストールしたら、パソコンとiPhoneをライトニングケーブルで接続してください。上記のリンク先では、iPhoneのメモアプリデータを復元する方法を画像付きで紹介していますので、復元方法はそちらを参照してください。
iPhoneのメモデータが消えても落ち着いて対処しよう
iPhoneのメモアプリデータは間違って削除してしまっても、殆どの場合復元・復活させることが可能です。メモデータを誤って上書きした場合、すぐに元に戻すためには「シェイク機能」を実行してください。またiCloudとの同期を解除する場合は、メモデータが非表示になってしまうので、注意が必要です。
メモデータが消えた場合の原因を把握し、本記事で紹介した対処方法を実行することが重要です。本記事で紹介した方法で消えたメモデータを復元してみましょう。