2019年06月27日更新
iPhoneのロック解除の裏技4つ!パスコードを忘れた時の対処法を解説!
指紋認識機能のおかげで、パスコードを入力してiPhoneのロック解除ができるようになりました。しかし、パスコード入力が必要な時も数多くあります。パスコードを忘れた時の裏ワザはあるのでしょうか。今回はiPhoneのロック解除の裏ワザを4つ紹介します。
目次
- 1【iPhone】パスワード忘れは裏ワザでロック解除できる!
- ・パスコードを何度も誤ったらロックだけでは済まされない?
- 2iPhoneのロック解除の裏ワザ【1】iPhoneを探すを使う
- 3iPhoneのロック解除の裏ワザ【2】iTunesでバックアップ復元
- ・【iPhoneを探す】がオフの場合の方法
- 4iPhoneのロック解除の裏ワザ【3】iTunesのDFUモードで初期化
- ・パソコンのiTunesのDFUモードからiPhoneを初期化する
- ・パソコンのiTunesのDFUモードからiPhoneを初期化する
- 5iPhoneのロック解除の裏ワザ【4】アプリを使う
- ・アプリでロック解除する方法
- 6dr.foneというアプリでロック画面を解除する
- 7iPhoneのロックで2度と失敗しないために!
- ・解除後の新しいパスコードを記録しておこう
- ・【iPhoneを探す】をオンにしておこう
- ・iCloudとiPhoneを同期しておこう
- ・iTunesとiPhoneを同期しておこう
- 8iPhoneがロックしたら裏ワザで解除してみよう
【iPhone】パスワード忘れは裏ワザでロック解除できる!
セキュリティ対策は全てのデバイスに必要なものです。セキュリティ機能によって、個人情報の保護が強化されます。セキュリティ対策に不可欠なのが、パスワードです。これまでiPhoneもパスコード、つまりパスワード入力によってロック解除を行うよう設定されていました。
2015年のiPhone 6s以降、Touch IDが導入され、パスコードを入力することなく、指紋の認識だけでロック解除を行えるようになりました。とても便利な機能です。しかし、そのため、パスコードを忘れてしまうユーザーが増えました。
Touch IDによってパスコード入力は必要なくなりました。しかし、そこに落とし穴があります。iPhoneの調子が悪かったり、またiPhoneのアップデートプログラムをダウンロードしたりする際、iPhoneを再起動する必要があります。しかしiPhone再起動後は、Touch IDによるロック解除はできず、パスコード入力なしで、ロック解除はできません。
iPhoneのパスワードであるパスコードを思い出さなければ、使い慣れたiPhoneを二度と使うことはできません。
パスコードを何度も誤ったらロックだけでは済まされない?
iPhoneのロック解除に必要なパスコード、つまりパスワードを忘れた場合、記憶をたどりながらパスコード入力を試みたり、親や友達に尋ねて、設定したパスコードを探し宛てたりして、iPhoneのロック解除を試みます。しかし、iPhoneは、セキュリティ対策の一環として、パスコードの入力チャレンジ回数に制限を設けています。幾つかの段階があります。
パスコード入力ミスが5回続き、6回目にチャレンジして失敗した際に、「iPhoneは使用できません 1分後にやり直してください」という表示がでます。失敗回数が増えるごとに、次にチャレンジするまでの時間が長くなります。10回目に失敗した場合は、1時間待たなければなりません。
そして11回目にチャレンジして失敗した場合は、iPhoneのみでのロック解除は不可能になります。
誤り10回で全データ初期化が実行される設定がある!
通常の設定とは異なり、iPhoneには、パスコード10回の失敗でデータ消去を自動的に行う設定があります。この設定を有効にしていると、10回目の失敗後、ロック解除ができなくなるだけでなく、iPhoneに保存されていた全てのデータや設定が消去され、新品で購入した時と同じ初期状態に戻ります。ですからバックアップをしていなければ、全てを失うことになります。
パスコード誤りのロック解除には4つの裏ワザがある
iPhoneのパスワードを忘れ、どうしても思い出せず、ロック解除ができない時の4つの裏ワザがあります。これからそれらロック解除ができない4つの裏ワザを1つずつ説明します。
iPhoneのロック解除の裏ワザ【1】iPhoneを探すを使う
iPhoneのパスコードを忘れロック解除ができない時に行える最初の裏ワザは、「iPhoneを探す」機能を活用することです。しかしこの裏ワザを実行するには、「iPhoneを探す」設定がオンになっている必要があります。この裏ワザでロック解除はできますが、iPhone内の全てのデータや設定は消去され、初期化されます。
バックアップを作成していれば、iPhoneの初期化後、データの復元を行えます。まず、iPhoneとパソコンをUSBケーブルで繋ぎます。そして「iCloud」を立ち上げ、アクセスし、ログインします。確認コードが登録されているメールアドレスに送信されますので、確認コード確認画面に送られた確認コードを入力します。
「iCloud」ログイン後、iPhoneのトップ画面に類似した画面が出ます。表示されているアイコンから「iPhoneを探す」を選択します。続いて画面上部にある「すべてのデバイス」を選択します。
表示される端末の中から、パスコードを忘れたiPhoneを見つけ、選択します。パスコードを忘れたiPhone画面が立ち上がりますので、表示されるメニューから「iPhoneを消去」を選択します。
パソコンのiCloudまたはiTunesでiPhoneを復元する
iPhoneのバックアップを作成しているなら、iPhoneを起動させ、「Appとデータ」→「iCloudバックアップから復元」または「iTunesバックアップから復元」に進みバックアップデータの復元を行えます。
パソコンがない場合は【iPhoneを探す】機能でiPhoneを解除
パソコンがなく、iCloudにアクセスできなくても、「iPhoneを探す」機能がオンになっていれば、「iPhoneを探す」機能を利用してロック解除を行うことができます。この裏ワザに必要なのは、iOSを搭載した他の端末です。まずiOSを搭載した他の端末にある「iPhoneを探す」を立ち上げます。
ロック解除したいiPhone所有者のApple ID、およびパスワードを入力します。表示される端末の中からロック解除をしたいiPhoneを選択します。その後表示されるメニューから「iPhoneを消去」を選択します。これで、初期化されます。
iPhoneのロック解除の裏ワザ【2】iTunesでバックアップ復元
iPhoneのパスコードを忘れロック解除ができない時に行える2番目の裏ワザは、iTunesを利用する方法です。
【iPhoneを探す】がオフの場合の方法
iPhoneのパスコードを忘れロック解除ができない時にiTunesを利用する方法は、「iPhoneを探す」の設定がオフになっているiPhoneのロック解除を行う際の裏ワザです。
パソコンのiTunesでiPhoneをバックアップして復元する
まずパソコンとロック解除をしたいiPhoneをUSBケーブルで繋ぎ、iTunesを立ち上げます。iTuneトップ画面上にある「iPhone」マークのアイコンを選択します。表示されるメニューから「今すぐバックアップ」を選択します。バックアップが終了したら「iPhoneを復元」を選択します。
これで、ロック解除が必要なiPhoneは初期化され、ロックは解除されます。その後iPhoneを再設定する際に、「Appとデータ」画面で「iTunesバックアップから復元」を選択して復元を実行します。
iPhoneのロック解除の裏ワザ【3】iTunesのDFUモードで初期化
iPhoneのパスコードを忘れロック解除ができない時に行える3番目の裏ワザは、iTunesのDFUモードを利用する方法です。
パソコンのiTunesのDFUモードからiPhoneを初期化する
DFUモードとは、iPhone iOSを強制的に最新のものにする方法です。iPhoneのリカバリーモードに類似していますが、大きな違いは、Apple非公認の非公式な対処法で、iPhoneのiOS起動プログラムを介さず、iTunesに強制的に接続させ、iPhoneの初期化を行う方法です。
それで、行えるすべての裏ワザや対処法を試しても解決しない場合にのみ、DFUモードを試してください。
パソコンのiTunesのDFUモードからiPhoneを初期化する
パソコンからiTunesのDFUモードでiPhoneを初期化するため、まずロック解除の必要なiPhoneをDFUモードにします。iPhoneのモデルや機種により、DFUモードにする方法は異なります。iPhone5、iPhone5c、iPhone5sは、上部の「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に10秒ほど押します。
iPhone6、iPhone6s、iPhone6sPlusは、左部の「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に10秒ほど押します。iPhone7、iPhone7Plusは、右部の「電源ボタン」と左部の「音量ダウンボタン」を同時に10秒ほど押します。
iPhone8、iPhone8Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXRは、左部の「音量アップ」ボタンを押してすぐ放し、「音量ダウンボタン」を押しすぐ放します。スクリーンが暗くなるまで右部の「電源ボタン」を押します。その後同時に「電源ボタン」と「音量ダウンボタン」を10秒ほど押します。
電源が落ちスクリーンが暗くなったら、iPhone5、iPhone5c、iPhone5s、iPhone6、iPhone6s、iPhone6sPlusは、「ホームボタン」を10秒ほど押し、iPhoneをiTunesに接続するよう支持があるまで待ちます。iPhone7、iPhone7Plusは、「音量ダウン」ボタンのみを10秒ほど押し、iPhoneをiTunesに接続するよう支持があるまで待ちます。
iPhone8、iPhone8Plus、iPhoneX、iPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXRは、「電源ボタン」と「音量ダウン」ボタンを5秒ほど押し続け、その後「音量ダウン」ボタンのみを10秒ほど押し、iPhoneをiTunesに接続するよう支持があるまで待ちます。
ロック解除したいiPhoneとパソコンをUSBケーブルで繋ぎ、iTunesを立ち上げます。「更新または復元を必要としているiPhone”iPhone”に問題があります」の画面が立ち上がりますので。「復元」を選択し、その後の画面で「復元と更新」を選択します。
その後iPhoneの初期化が始まります。
続いて、iPhoneのアクティベーションロック解除の手順に進みます。ロック解除をしたかったiPhone所有者のApple IDとパスワードを入力します。「新しいiPhoneへようこそ」の画面が立ち上がりますので、「このバックアップから復元」を選択します。
iTunesでiPhoneのデータのバックアップを作成する時に、ロックをかけた場合は、「ロック解除のパスワード入力」画面が立ち上がりますので、パスワードを入力し、「OK」を選択します。これでiPhoneの初期化が実行されます。
iPhoneのロック解除の裏ワザ【4】アプリを使う
iPhoneのパスコードを忘れロック解除ができない時に行える4番目の裏ワザは、アプリ、つまりソフトウェアを使用してロック解除をする方法です。
アプリでロック解除する方法
iPhoneのロック解除を行うのを手助けしてくれるアプリの中で、iPhoneユーザーに最も信用されているものに「drfone」というソフトウェアがあります。この「drfone」アプリは、iPhoneや他のiOS端末のデータ復元や、データバックアップ、起動障害の修復、さらには画面ロック解除、といった様々なタスクを行えます。
dr.foneというアプリでロック画面を解除する
まず「drfone」アプリをダウンロードします。ダウンロード後、「drfone」アプリを立ち上げます。表示されているメニューから「ロック解除」を選択します。パソコンとロック解除の必要なiPhoneをUSBケーブルで繋ぎます。「ロック解除」画面にある「開始」を選択します。
iPhoneをDFUモードで起動させ、「開始」を選択します。画面が変わり、接続しているiPhoneの型番やOSバージョンが表示されるので、確認をし「ダウンロード」を選択します。ファームウェアのダウンロードが完了したら「いますぐ修復」を選択します。
表示されているiPhoneの情報に誤りがないかを確認するポップアップが表示されますので、問題がなければ「000000」を入力し、「ロック解除」を選択します。これでロック解除ができました。
iPhoneのロックで2度と失敗しないために!
今回紹介した4つの裏ワザを使って、ロック解除に成功したものの、再びパスコードを忘れてしまえば意味がありません。大切なのは、しっかりとパスコードを記憶し、不足の事態にしっかり備えることです。「予防は治療に勝る」という言葉の通りです。
解除後の新しいパスコードを記録しておこう
再びパスコードを忘れないために、メモ帳や手帳に、iPhoneのパスコード、Apple ID、またパスワードをしっかり書き留めておく必要があります。また書き留めた情報を電子的にパソコンや他の端末に保存するのも助けになります。
【iPhoneを探す】をオンにしておこう
「iPhoneを探せ」を最大限に活用できれば、不足の事態が生じても、他の端末からロック解除ができ、その後バックアップデータの復元により、これまで通りにiPhoneを使用できます。それで「iPhoneを探せ」機能がすでにオンになっていることを確認しましょう。
iCloudとiPhoneを同期しておこう
特にパソコンを持っていない場合は、iCloudとiPhoneを同期しておく必要があります。iCloudで小まめにバックアップをすれば、ロック解除のためにiPhoneを初期化しなくてはならない状況が生じても、最新のバックアップを復元できるので、以前と同じようにiPhoneを使用できます。
iTunesとiPhoneを同期しておこう
パソコンを持っているのであれば、ぜひiTunesとiPhoneを同期させ、小まめにバックアップをし、不足の事態に対処しましょう。ロック解除のためiPhone初期化の必要に迫られても、最新のバックアップを復元できるので、不安から解放されます。
iPhoneがロックしたら裏ワザで解除してみよう
パスコードを忘れて、ロック解除ができずに慌てるのではなく、4つの裏ワザを使ってiPhoneのロック解除を試して見ましょう。バックアップさえしっかりしていれば、パスコードを忘れたとしても、ロック解除は可能で、慣れ死んだiPhoneをこれまで通りに使用できます。