2024年05月12日更新
iPhoneの写真のバックアップ方法3選!画像をPCやクラウドに保存する!
iPhoneで保存されている大切な写真のバックアップに最適な方法3選を紹介します。iPhoneにはiTunesやiCloud以外にも写真をバックアップ保存する方法があります。自分の使いやすい方法を選択して、大事な写真ファイルを保存しておきましょう。
目次
- 1iPhoneの写真バックアップ方法3選!大切な画像を保存しよう!
- ・iTunes
- ・iCloud
- ・Google フォト
- 2【iTunes】Windows・Mac PCにも対応の安全の画像バックアップ保存
- ・iTunesのメリット:Apple純正・写真以外のバックアップ・Windows PCにも対応
- ・iTunesのデメリット:PCのストレージ容量が圧迫される
- ・iTunesを使ったバックアップ方法
- 3【iCloud】Apple公式のクラウドストレージで画像を保存
- ・iCloudのメリット:Apple純正・簡単なセットアップでバックアップできる
- ・iCloudのデメリット:無料プランのストレージ容量が少ない
- ・iCloudを使ったバックアップ方法
- 4【Google フォト】ストレージ容量無制限の無料Google公式クラウドで保存
- ・Googleフォトのメリット:無料で無制限のストレージ容量が利用できる
- ・Googleフォトのデメリット高画質ファイル
- ・Googleフォトを使ったバックアップ方法
- 5iPhoneの大切な写真データはバックアップしておこう!
iPhoneの写真バックアップ方法3選!大切な画像を保存しよう!
iPhoneにはAndroidスマートフォンとは異なり、iPhoneデバイス自体にSDカードを挿入して写真のバックアップをとっておくことができません。そのため、iPhoneで撮影した写真や画像を保存しておくには、外部ツールを利用する必要があります。
AndroidからiPhoneに乗り換えた人は、本記事を参考に最適な写真・画像のバックアップ方法を覚えておきましょう。iPhoneの写真や画像のバックアップをする方法で、もっともおすすめなのが「iTunes」「iCloud」「Google フォト」の3つのサービスを利用する方法です。
本記事冒頭の本章では、「iTunes」「iCloud」「Google フォト」について、どういったサービスなのかを詳しく紹介していきます。
iTunes
iTunesはAppleが提供する無料のメディアプレイヤーです。iTunesは単なるメディアプレイヤーとは違い、iPhoneやiPodなどのiOSデバイスの音楽管理や、写真・画像データのバックアップ、iTunesミュージックやオーディオブック、iBookなどのコンテンツを購入することができます。
Apple IDでiPhoneやiPadなど各デバイスを認証しておけば、クラウド上で全てのファイルを管理することが可能となり、Apple製品を利用しているiPhoneユーザー、iPadユーザーには必須のツールです。
iCloud
iCloudはAppleが提供する無料のクラウドストレージサービスです。Apple IDでiPhoneやiPadなど各デバイスを認証しておけば、iCloud上で全てのファイルを管理・バックアップすることが可能となり、「iPhoneを探す」機能などiPhoneに標準搭載されているアプリをネット上で利用することもできます。
iTunes同様、Apple製品を利用しているiPhoneユーザー、iPadユーザーには必須のツールです。
Google フォト
GoogleフォトはGoogleが公式に提供している、写真や画像・動画ファイル専門のクラウドサービスです。Googleアカウントを保有していれば、全て無料で利用することができ、その保存ストレージ容量は無制限という優れものです。iPhone・iPad用のGoogleフォトアプリを利用することで、簡単に写真・画像のバックアップが可能です。
次の章からは「iTunes」「iCloud」「Googleフォト」それぞれのサービスやアプリのメリット・デメリットの紹介と、それぞれのサービス、アプリを使ったiPhoneの画像・写真のバックアップ方法を紹介します。各アプリとサービスのメリットとデメリットを把握し、自分に最適な写真・画像のバックアップ方法を選択してください。
【iTunes】Windows・Mac PCにも対応の安全の画像バックアップ保存
本章ではiTunesを使った、iPhoneの写真・画像をバックアップするメリットとデメリットを紹介します。また、iTunesを使った写真・画像のバックアップ方法の手順も詳しく解説していきます。
iTunesのメリット:Apple純正・写真以外のバックアップ・Windows PCにも対応
まずはiTunesを使って写真をバックアップするメリットについて解説します。iTunesはAppleが公式に提供しているアプリケーションツールです。そのため、安心・安全に利用できるのが大きなメリットです。
PCにiTunesをインストールし、iPhoneとiTunesをインストールしたPCを有線・無線で接続してバックアップを取ることができ、最も一般的な写真・画像のバックアッパ方法の1つです。iTunesはWindows PCに対応しており、Macパソコンには最初からインストールされている標準アプリケーションツールとなります。
iPhone・iPad自体のバックアップ作成も可能
iTunesを使ってバックアップするもう一つの大きなメリットが、iPhoneやiPadに保存されている写真・画像以外のすべてのデータファイルをバックアップできるという点です。iPhoneやiPadが紛失・故障した際、バックアップを取っておけば、すべてのデータを復元できるので、おすすめのバックアップツールとなります。
iTunesのデメリット:PCのストレージ容量が圧迫される
iTunesを使ってiPhoneの写真や画像をバックアップする場合、PCのストレージ容量が必要になります。MacなどのパソコンでSSDを利用している場合など、PCのストレージ容量に余裕がない場合、簡単にストレージが圧迫されてしまうというデメリットがあります。
外付けのHDDドライブを購入するなどして対処する必要も出てくるというデメリットがあるということを覚えておいて下さい。
iTunesを使ったバックアップ方法
まずは上記のリンク先にアクセスして、Mac・Windows版のiTunesをPCにインストールしてください。インストール後、iPhoneとMacパソコンをLightningケーブルで接続すると、初期設定状態であれば自動でiTunesが起動し、iPhoneのアイコン画面がiTunes上に表示されます。
デバイスページを開いて左側のメニューバーから「概要」を選択します。バックアップ項目の中にある「自動的にバックアップ」から「このコンピュータ」を選択して「適用」をクリックしてください。
これでiPhoneをMacパソコンに接続すると、自動でバックアップされます。手動でいますぐにバックアップを実行したい場合は「手動でバックアップ/復元」項目にある「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
PCのストレージ容量に不安があり、外付けHDDにバックアップ保存先を変更したい場合、バックアップ保存先を変更してください。詳しいバックアップファイルの保存方法は下記のリンクで詳しく解説しているので参考にしてください。
【iCloud】Apple公式のクラウドストレージで画像を保存
続いてiCloudを使ったiPhoneの写真・画像のバックアップ方法と、iCloudを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。iCloudは、写真や画像のバックアップを取らない場合でも有効にしておくことで、iPhoneを非常に便利に利用できるので、本章で紹介するiPhoneからiCloudを有効化する手順を覚えておくと良いでしょう。
iCloudのメリット:Apple純正・簡単なセットアップでバックアップできる
iCloudを利用するメリットは、Apple純正のアプリ・ツールのため、セットアップが非常に簡単であるという点です。iPhoneからiCloudを起動して、Apple IDとパスワードを入力し設定しておけば自動でバックアップが可能というのも大きな魅力の1つです。
またクラウドストレージサービスなので、PC不要でネット接続できる環境であれば、いつでもiPhoneのバックアップを保存することができるという点も大きなメリットとなります。
iPhone・iPad自体のバックアップ作成も可能
iCloudでは写真・画像以外のデータもバックアップを取ることができます。「連絡先」「音音楽」「メール」「カレンダー」「リマインダー」「メモ」「Message」などiPhoneに標準インストールされているアプリすべてのバックアップが可能となります。
iCloudのデメリット:無料プランのストレージ容量が少ない
iCloudのデメリットポイントは無料版では5GBしかストレージ保存容量を利用できない点です。iCloudのストレージ容量が不足している場合は、データのバックアップが実行できません。そのためiCloudにバックアップを取る前に、iCloudの空き容量やネット通信環境を確認してからバックアップする必要があります。
またクラウドストレージサービス特有のアップロード時間の遅さもデメリットとして挙げられます。
有料版iCloudプランの値段はそこまで高くなく、200GB以上のストレージプランを選択すればファミリー共有することが可能です。家族にiOSユーザーがいる場合、ストレージ容量をシェアすることで、更にお得な値段でiCloudを利用することができます。そのため家族で利用する場合におすすめのバックアップアプリであるといえます。
iCloudを使ったバックアップ方法
- iPhoneの「設定」>「ユーザー名(Apple ID)」をタップしてください。
- 表示されるメニュー一覧から「iCloud」iCloudを選択します。
- 「iCloudバックアップ」のスイッチをONにして「今すぐバックアップを作成」をタップしてください。
iCloudに写真や動画ファイルのバックアップを作成する際、「iCloudを使用しているアプリ」項目の「写真」がONになっていること確認してください。写真がOFFになっている場合は「写真」をタップして写真や動画のバックアップを有効にします。同じ手順で「写真」をOFFにし、Googleフォトで写真や動画をバックアップすることも可能です。
また前にも述べた通りiPhoneの写真の保存容量次第で、バックアップ保存に時間がかかることがあるので、時間がある時にバックアップ保存することをおすすめします。
【Google フォト】ストレージ容量無制限の無料Google公式クラウドで保存
Googleフォトの最大のメリットは、無料で無制限のクラウドストレージを利用できるというポイントですが、それ以外にもGoogleフォトにはメリットが多数あります。iPhoneに保存されている写真や動画だけをバックアップしたい場合、最もおすすめできるアプリです。
本章ではGoogleフォトのデメリット部分も含めてご紹介していきます。
Googleフォトのメリット:無料で無制限のストレージ容量が利用できる
Googleフォトを利用するメリットとしてご紹介するのが、長時間の動画ファイルデータのアップロード・バックアップ保存が可能という点です。iPhone 8以降のモデルでは、HD高画質動画の撮影が可能となり、64GB、256GBのストレージモデルを購入しても、ストレージ容量を圧迫します。
Googleフォトは、動画ファイルデータに関してもストレージ容量無制限に利用することが可能なので、iPhoneのストレージ容量を気にすることなくHD高画質動画の撮影を楽しむことが可能です。またGoogleフォトにはiPhoneやiPad専用のアプリもあり、簡単に高画質写真ファイルデータや動画ファイルデータをアップロードできるというメリットもあります。
Googleフォトのデメリット高画質ファイル
Googleフォトのデメリットポイントとして挙げられるのが、データ容量の大きすぎるデータファイルは圧縮されてアップロード保存されてしまう点です。下記のリストを参照してください。
写真データファイル | 1600万画素以下に写真画質圧縮される |
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動画データファイル | 1080pに動画画質圧縮される |
現行のiPhoneの写真撮影は1200万画素、動画も1080pの高画質で撮影可能なため大きな問題にはなりませんが、4Kで撮影した動画は圧縮されてアップデートされるため、画質は劣化します。またそれ以外にも制限があるので、下記のリストを参照してください。
- 10GBを超える動画データファイルのアップロードはできない
- 短時間に大量のデータファイルをアップロードできない
- PDFファイルやアプリファイルなど写真や動画データファイル以外のファイルはアップロードできない
Googleフォトを使ったバックアップ方法
GoogleフォトのiPhone、iPad専用のアプリをApp Storeからインストールする必要があります。上記のリンク先にアクセスして、Googleフォトアプリをインストールしてください。
Googleフォトアプリをインストールしたら、お持ちのGoogleアカウントとパスワードを入力してアクティベートしてください。詳しい初期設定方法は下記のリンクを参照にしてください。
Google フォトアプリの初期設定が完了したら、iPhoneの写真、動画データファイルを同期します。Googleフォトアプリで写真データを同期する方法は、画面左上の「≡」アイコンをタップしメニュー一覧から「設定」を選択します。
メニュー一覧の最上部にある「バックアップと同期」>「バックアップと同期」のスイッチをONに切り替えてください。
Googleフォトの詳しい使い方は下記のリンク先を参照にしてください。また前にも述べた通りiPhoneの写真保存容量次第で、バックアップ保存に時間がかかることがあるので、時間がある時にバックアップ保存することをおすすめします。
iPhoneの大切な写真データはバックアップしておこう!
iPhoneの写真・画像をバックアップするおすすめ方法3選を紹介しました。それぞれメリット・デメリットがありますが、写真や画像・動画だけをバックアップしておくだけであれば、Googleフォトアプリを利用することおすすめします。無料で無制限のストレージ容量を利用できるので、ぜひ試してみて下さい。