2019年06月19日更新
iPhoneのパスコード変更方法!暗証番号の桁数を変えてロック解除する設定も解説!
iPhoneを他人に利用させないためにはパスコードの設定や変更が必須です。しかしTouch IDやFace IDに頼っていると肝心のパスコードを忘れる場合があります。暗証番号を忘れる前に、iPhoneのパスコードを自分だけに覚えやすいものに変更してください。
目次
iPhoneのパスコードを変更する方法
iPhoneはデフォルトでiOS8までは4桁、iOS9から6桁の暗証番号でパスコードが設定されます。そのため、多くのiPhoneユーザーは、4桁か6桁の数字のみのパスコードを設定しています。しかし暗証番号が誕生月日や電話番号などを流用していたり、簡単すぎたり類推しやすい語呂合わせだったりする暗証番号では、iPhoneのロックを解除されてしまいます。
そこで、もっと強度の高い、安全なパスコードを設定するために、iPhoneのパスコードの変更方法をお教えします。
設定からのパスコードの変更方法
パスコードを6桁のままで変えるには、まずホーム画面から設定アプリを立ち上げ、「Touch IDとパスコード」もしくは「Face IDとパスコード」を選択します。するとその時点でのパスコードを尋ねてきますので、それを入力します。続いて「Touch IDとパスコード」もしくは「Face IDとパスコード」の画面に切り替わりますので、「パスコードを変更」をタップします。
「古いパスコードを入力」の画面に切り替わりますので、その時点でのパスコードを入力します。続いて「新しいパスコードを入力」の画面となりますので、他人や身内に想像されづらい暗証番号を入力してください。6桁のパスコードを入力すると、もういちど同じパスコードの入力を求められますので、間違えないようにしてパスコードを入力し直してください。
これで新しいパスコードが設定されました。以後は間違えて古いパスコードを入力しないように気をつけてください。
iPhoneの暗証番号の桁数を変えてロック解除する方法
人によっては、6桁では桁数が少なくて不安だったり、数字だけのパスコードではセキュリティに不安を感じたりする場合もあります。また逆に以前からの4桁のパスコードのほうが便利だったと感じるユーザーも存在します。そこで、ここでは4桁のパスコード、任意桁数の数字のパスコード、それに英数字記号を使ったパスコードの設定方法をお教えします。
いずれの場合も「パスコードオプション」を利用します。
4桁のパスコードに変更する
iPhoneのパスコードを4桁の数字にするには、「設定からのパスコードの変更方法」で説明した手順で、パスコード変更画面に進んだのち、まず「パスコードオプション」を選択します。するとオプション選択画面が画面下からポップアップしますので、「4桁の数字コード」を選びます。あとは4桁のパスコードを2回入力するだけです。
カスタムのパスコードを設定する
6桁以上の数字や、英数記号のパスコードを設定する方法も、基本的には4桁のパスコードを設定する場合と同じです。
6桁以上の数字のパスコードを設定する場合は、「設定からのパスコードの変更方法」で説明した手順で、パスコード変更画面に進んだのち、「パスコードオプション」を選択し、オプション選択画面で「カスタムの数字コード」を選びます。あとは好きな桁数のパスコードを入力し、「次へ」をタップし、もう一度パスコードを入力し直すだけです。
英数記号のパスコードを設定する場合は、「設定からのパスコードの変更方法」で説明した手順で、パスコード変更画面に進んだのち、「パスコードオプション」を選択し、オプション選択画面で「カスタムの英数字コード」を選びます。あとは好きな文字数のパスコードを入力し、「次へ」をタップし、こちらももう一度パスコードを入力し直すだけです。
「カスタムの英数字コード」を選んでも「カスタムの数字コード」に変えても、6桁のパスコードよりはずっとセキュリティ強度が増しますので、なるべくこうした強度の高いパスコードに変えるよう心がけてください。ただし、あまり長すぎたり複雑すぎたりするパスコードは、入力を間違えたりパスコードを忘れたりするので、注意が必要です。
100桁超えのパスコードに変更することも可能
「カスタムの数字コード」を使うと、非常に多い桁数の数字を使うことも可能です。ネット上では100桁超えのパスコードへの変更に成功したとの報告も上がっています。しかし、100桁も数字を入力すれば入力ミスや桁数の間違いも起こりやすく、実用的ではありません。あくまでも「可能である」という話のタネに止めておくのが利口というものです。
iPhoneのパスコードを忘れた時のロック解除方法
画面ロック状態のiPhoneでパスコード入力を間違えると、4回目まではやり直しが可能ですが、入力間違いの5回目でiPhoneがロックされて1分間はパスコードの再入力ができなくなります。その後入力を間違えるたびにロック時間が長くなり、9、10回目には1時間待つことになります。そして11回間違えるとロック解除ができなくなります。
こうなると、あとはiPhoneを初期化するしかありません。初期化したあとは、バックアップからしか元のデータは戻せませんので、iPhoneにはこまめなバックアップが欠かせません。また、Face IDやTouch IDがあるからと思っていると、iOSのアップデート時には必ずパスコード入力が必要となりますので、油断しないでください。
万が一、パスコードを忘れてiPhoneがロック解除できない状態になった場合は、以下のリンク先の記事を参考に復活を試みてください。
iPhoneのパスコードは自由度が高い!覚えやすいものに変更してみよう
以上、説明した通り、iPhoneでのパスワード変更方法はさほど難しくありません。6桁の暗証番号よりもセキュリティ強度の高い英数記号のパスコードも設定できますので、自分にとってだけ覚えやすく、他人や身内には想像もできないようなパスコードに変更してください。
ただし、難しすぎるパスコードを設定するとiPhoneをロック解除できずに、初期化する羽目にもなりかねません。適度に強度の高いパスコードを設定しつつ、頻繁にバックアップを取って、iPhoneの安全な運用を目指してください。