2019年05月31日更新
iPhoneで着信拒否するとどうなる?設定/解除の仕方と相手にバレるかを解説!
iPhoneでは特定の番号からの着信を拒否することができます。この記事では、同じ番号からiPhoneに毎回かかってくる迷惑電話の着信拒否・解除の設定方法や、拒否していることが相手にバレることはないのかという不安が解消できるように解説します。
目次
- 1iPhone本体で着信拒否に設定・解除する方法
- ・着信拒否の仕方
- ・解除の仕方
- 2着信拒否をdocomoで設定・解除する方法
- ・着信拒否の仕方
- ・解除の仕方
- 3着信拒否をauサービスで設定・解除する方法
- ・着信拒否の仕方
- ・解除の仕方
- 4着信拒否をSoftbankキャリアサービスで設定・解除する方法
- ・着信拒否の仕方
- ・解除の仕方
- 5iPhoneを着信拒否したらどうなる?相手にバレる?
- ・iPhone本体で着信拒否した場合のアナウンス
- ・キャリアサービスで着信拒否した場合のアナウンス
- 6iPhoneを着信拒否設定せずに着信拒否するには?
- ・お休みモードを利用しよう!
- ・お休みモードを利用する注意点
- 7iPhoneの着信拒否設定・解除方法を覚えておこう!
iPhone本体で着信拒否に設定・解除する方法
iPhoneでの着信拒否の仕方には、
- iPhone本体で設定する方法
- 各キャリアのサービスを利用する方法
まずは、iPhone本体での着信拒否設定の仕方について詳しく説明します。
着信拒否の仕方
iPhone本体での着信拒否の仕方は次の3つです。
- 着信履歴から着信拒否の設定をする。
- 連絡先から着信拒否の設定をする。
- 設定アプリを使って着信拒否の設定をする。
着信履歴から着信拒否する
(1)まず、電話アプリの着信履歴を表示します。
(2)次に、着信拒否にしたい相手、または番号の横にあるインフォメーションマークの"「i」ボタン"をタップします。
(3)詳細画面が表示されるので、一番下の"この発信者を着信拒否"をタップします。
(4)"連絡先を着信拒否"をタップすれば設定完了です。
連絡先から着信拒否する
連絡先一覧の中から、着信拒否を設定したい相手をタップして詳細を表示します。
詳細画面が表示されたら、先ほどと同じように"この発信者を着信拒否"をタップし、"連絡先を着信拒否"をタップすれば設定完了です。
設定から着信拒否する
(1)まず、設定アプリの中の"電話"をタップします。
(2)次に、"着信拒否設定と着信ID"をタップします。
(3)"連絡先を着信拒否"をタップし、着信拒否したい相手を選択します。
(4)選択した相手が追加されれば設定完了です。
解除の仕方
(1)先ほど説明した設定アプリの「着信拒否設定と着信ID」の画面を表示します。
(2)画面の右上にある"編集"をタップします。
(3)着信拒否を解除したい相手の左側にある"「-」ボタン"をタップして、"着信拒否設定を解除"をタップしたあと、"完了"をタップすれば設定が解除されます。
また、電話アプリで相手の詳細情報を表示して、一番下にある"この発信者の着信拒否設定を解除"をタップすることでも設定を解除することができます。
着信拒否をdocomoで設定・解除する方法
docomoでの着信拒否には、「迷惑電話ストップサービス」を利用します。月額使用料は無料で、30件まで登録が可能です。
着信拒否の仕方
迷惑電話ストップサービスを使って着信拒否するには、「dメニュー」から設定するか、「144」にダイヤルして設定します。
(1)「dメニュー」での設定手順
- My docomo(お客様サポート)の「サービス・メールなどの設定」を選択します。
- 設定(メール等)の「迷惑電話ストップサービス」を選択します。
- 「着信番号拒否登録」で最後にかかってきた番号を着信拒否にすることができ、「番号指定拒否登録」で連絡先から着信拒否にしたい番号を選択することができます。
(2)「144」にダイヤルして設定する手順
- "144"にダイヤルし、ネットワーク暗証番号(4桁)を入力します。
- ガイダンスに従って、"1"をタップします。
- 最後にかかってきた番号を着信拒否にする場合は"1"を、連絡先から番号を指定する場合は"2"をタップします。
解除の仕方
設定を解除する場合も、先ほどと同じように「dメニュー」か「144」にダイヤルして解除します。
(1)「dメニュー」での解除手順
dメニューから「迷惑電話ストップサービス」にアクセスし、"リストから選択して削除"、"番号を指定して削除"、"全件削除"、"迷惑電話1登録削除"の中から解除方法を選択します。
(2)「144」にダイヤルして解除する手順
- "144"にダイヤルしてネットワーク暗証番号を入力したあと、ガイダンスに従って"2"をタップします。
- そのあとは、ガイダンスに従って削除方法を選び、次のように番号をタップしていきます。
- アナウンスされている番号を削除する場合は、"1"をタップします。
- 電話番号を入力して削除する場合は、"3"をタップしたあと、番号を入力します。
- 登録した番号をすべて削除する場合は、"9"→"1"の順にタップします。
- 最後に登録した番号を1件削除する場合は、"1"→"1"の順にタップします。
詳しい設定方法については、docomoの公式サイトでご確認ください。
着信拒否をauサービスで設定・解除する方法
auでは「迷惑電話撃退サービス」を利用することで着信拒否をすることができます。月額利用料が100円かかりますが、「電話きほんパック」または「電話きほんパック(V)」へ加入されている場合にはサービスが含まれているので、新たに申し込む必要はありません。
なお、登録可能件数はiPhone6以降が30件、それ以前が10件となっています。また、非通知の電話でも登録が可能です。
着信拒否の仕方
迷惑電話やいたずら電話がかかってきた直後に、"1442"へダイヤルするだけで着信拒否の設定ができます。
ただし、iPhone6より前の機種では、電話に出た場合にしか登録ができません。着信だけでは設定ができないので注意が必要です。
また、スマートフォンやほかのキャリアのiPhoneと違い、auのiPhoneでは直近にかかってきた電話しか登録できません。番号を選択して登録することができないので注意してください。
解除の仕方
auのiPhoneの場合の解除方法は、次の2とおりです。
(1)"1448"へダイヤルして、直近に登録した番号を削除する。
(2)"1449"へダイヤルして、登録しているすべての番号を削除する。
登録と同様に、番号を選択して解除することはできないので注意してください。
詳しい設定方法については、auの公式サイトでご確認ください。
着信拒否をSoftbankキャリアサービスで設定・解除する方法
ソフトバンクでは、「ナンバーブロック」というサービスを申し込むことで着信拒否の設定ができます。月額100円で、最大20件登録することができます。サービスセンターで拒否するので、iPhone本体には着信履歴は残りません。
着信拒否の仕方
着信拒否には、迷惑電話がかかってきた直後に登録する方法と、番号を指定して登録する方法の2とおりがあります。迷惑電話の着信・応答直後であれば、非通知でかけてきた相手の電話も登録することができます。
(1)迷惑電話がかかってきた直後に登録する方法
- "144"へダイヤルする。
- "1"をタップする。
- "#"をタップする。
- お断りのガイダンスを選択する。
- "#"をタップして、登録完了です。
(2)番号を指定して登録する方法
- "144"へダイヤルする。
- "2"をタップする。
- 拒否したい電話番号を入力する。
- "1"をタップする。
- お断りのガイダンスを選択する。
- "#"をタップして、登録完了です。
解除の仕方
着信拒否した番号を解除する方法は以下の3とおりです。
(1)番号を指定して解除する方法
- "144"へダイヤルする。
- "4"をタップする。
- 登録されている番号が順番にアナウンスされます。
- 解除する番号がアナウンスされらた"#"をタップする。
- 次の番号へ進む場合は"0"をタップする。
- 操作を終了するには、"*"をタップすれば解除が完了します。
(2)最後に登録した番号を解除する方法
- "144"へダイヤルする。
- "3"をタップする。
- "*"をタップすれば解除が完了します。
(3)すべてを解除する方法
- "144"へダイヤルする。
- "5"をタップする。
- "*"をタップすれば解除が完了します。
詳しい設定方法については、SoftBankの公式サイトでご確認ください。
iPhoneを着信拒否したらどうなる?相手にバレる?
ところで、着信拒否した場合のアナウンスはどうなるのでしょう。アナウンスの内容によっては、かけてきた相手に着信拒否しているのがバレるのではないかと心配な面もあります。
iPhone本体で着信拒否した場合と、各キャリアの着信拒否サービスを利用した場合のアナウンス内容がそれぞれどうなるのかをみて、バレるかどうかを検証します。
どうなるか結論からいうと、直接着信拒否をしていることをアナウンスしているわけではないので、すぐにバレることはありません。しかし、特有のガイダンスが流れるので、相手に察知されてしまう可能性はゼロではありません。
iPhone本体で着信拒否した場合のアナウンス
まず、iPhone本体で着信拒否した場合はどうなるかをみてみます。
iOSのバージョンやiPhoneの機種の違いによって、「ツーツー」と音が鳴るだけでアナウンスは流れない場合と、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません。」と3回繰り返して自動的に切れる場合があります。
そのため、着信拒否をしていることが相手にバレる確率は低いです。
キャリアサービスで着信拒否した場合のアナウンス
次に、各キャリアのサービスを利用した場合のアナウンスがどうなるかをみていきます。各社で違いがあるので、iPhoneの端末で設定した場合とどちらがバレる確率が低いかを考えながらみてください。
docomo
docomoでは、着信拒否を設定した相手には「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」というアナウンスが流れたあと、自動的に通話が終了します。着信音も鳴らず、着信履歴にも残りません。
アナウンスの内容は微妙な言い回しなのでどうなるかわかりませんが、相手によっては着信拒否をしていることがバレる可能性はあります。
au
auでは、「おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりおつなぎできません。」というアナウンスが流れます。また、登録した相手が非通知でかけてきた場合も同様にお断りのアナウンスが流れます。
どうなるかという観点では、アナウンスの内容から相手に着信拒否していることがバレる確率は高いといえます。
softbank
ソフトバンクでは、着信拒否の設定をするときに、次の9つの中からアナウンスを選択することができます。
こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。 |
こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。 |
この電話はお受けできません。 |
この電話はおつなぎすることができません。 |
この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。 |
せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。 |
電話番号をお間違えではないですか?この電話はおつなぎできません。 |
おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。 |
This is SoftBank. By the customer's request, this call can not be completed. |
こちらもどうなるかといえば、5番目のアナウンスが電話料金未納なのかどうかの判断ができないのを除けば、ほかのアナウンスは着信拒否していることがバレる可能性はあります。
iPhoneを着信拒否設定せずに着信拒否するには?
着信拒否設定をせずに着信拒否する方法があります。それは、「お休みモード」を活用する方法です。お休みモードにした場合はどうなるのかを具体的にみていきます。
お休みモードは本来、寝ている間の電話やメールの受信音で起こされないように、受信の通知をオフにする機能です。このお休みモードでは受信を許可した相手のみ着信通知をオンにすることができるので、着信拒否の代替として使うこともできます。
お休みモードを利用しよう!
お休みモードでは、電話をかけてきた相手には「ツーツー」という話し中の音しか流れないので、バレる可能性は低いです。また、着信を許可している相手からの受信は通常どおりつながります。
なお、同じ人から3分以内に2度目の着信があったときは通知されるので、それも通知させたくない場合は設定画面でオフにしておく必要があります。
着信拒否では履歴は残りませんが、お休みモードでは履歴が残ります。着信の履歴は残したいけど、着信は拒否したい場合には、お休みモードを利用しましょう。
お休みモードを利用する注意点
お休みモードの利用には注意が必要です。それは、許可していない番号からの電話を拒否してしまうので、相手が番号を変えたり、仕事などで自分に関係があるものの番号登録していない相手からかかってきた場合に、その場で対応できないことです。
仕事などでたくさんの方から電話がかかってくる場合には、トラブルの原因にもなりますので利用には注意が必要です。
iPhoneの着信拒否設定・解除方法を覚えておこう!
着信拒否の設定方法は、iPhoneの端末での設定、各キャリアでのサービスによってできることが変わってきます。設定によってアナウンスがどうなるのか、着信拒否しているのがバレるかどうかなどについて説明しました。
迷惑電話が続くと、それだけでストレスもたまります。それぞれの方法についてはメリット・デメリットがありますが、迷惑電話やいたずら電話に対して着信拒否をすることは有効です。着信拒否の設定と解除の方法を覚えて、ぜひ活用してください。