iPadのできることと使い道は？フル活用するおすすめアプリも紹介！

iPadを使ったことがない人で、これからiPadの購入を考えている方は、iPadを購入するメリットが分かりにくいものです。またiPhoneなどのiOSデバイスを持っていない方は、その利便性や機能性、具体的な利用用途がわからないので、iPadの購入を迷ってしまう人も少なくありません。

本記事ではiPadでできることを中心に、おすすめのアプリやiPadの詳しい使い方を詳しく解説していきます。本記事冒頭の本章ではiPadの基本的なできることを紹介していきます。

今やスマートフォンでメールのチェックは当たり前にできるようになりましたが、iPadでもメールの受信・送信が可能です。また、iPad単体で画像データ・動画データ・PDFデータなど様々なデータ形式のファイルを添付することができます。

またiPhoneにも搭載されているFaceTimeと呼ばれる、iOSデバイス(iPhone・iPad・Mac PC)同士で無料でテレビ電話できる連絡ツールが利用できます。インターネット接続があれば、iOSデバイス同士で無料できるのもiPadを利用する大きなメリットとなります。

FaceTimeアプリの使い方は、下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

iPhoneやMacパソコンにも標準搭載されているインターネットブラウザなので、知っている人も多いと思いますが、iPadには「Safari」と呼ばれるインターネットブラウザアプリが標準インストールされています。また、App Storeから「Chrome」「Firefox」などのインターネットブラウザアプリをインストールして利用することもできます。

パソコンよりも軽く、iPhoneなどのスマートフォンよりも大きな画面でインターネットサーフィンができるのも、iPadを利用する大きなメリットの１つです。

iPhoneに標準搭載されているアプリは、すべてiPadでも利用可能です。また、App Storeには何種類ものアプリが用意されており「ゲームアプリ」「動画共有アプリ」「マップアプリ」「Kindle」「仕事効率化系アプリ」など、プライベートから仕事まで、普段の暮らしを豊かにしてくれるアプリが多数公開されています。

iPadではメール・通話などの連絡ツールや、インターネットブラウザアプリを使ったネットブラウジング、様々な種類のアプリを使うという3つの基本的な使い方があります。次の章からは、iPhoneではできない、iPadのみでできることを紹介します。iPhoneを持っているのが理由でiPadを買うのを躊躇している人は確認しておくと良いでしょう。

本章ではiPhoneには搭載されていない、「iPad特有のできること」は何なのでしょうか。iPadの使い道が何かよくわかない、iPhoneと何が違うの分からない人は、本章で紹介するiPad特有の機能を確認しておくと良いでしょう。

iPadにはiPad特有の画面表示機能が何種類か搭載されています。

• Split View
• Slide Over
• ピクチャ・イン・ピクチャ

「Slide Over」はiPhoneでは利用できない、iPadで利用できる便利な機能の1つです。何のための機能なのかを紹介します。「Slide Over」は、iPadで起動しているアプリの上に、２つめのアプリを表示させることができる機能で、マルチタスク機能として活用できます。仕事効率化のためには覚えておきたい機能です。

「Slide Over」は「iPad Pro」「iPad （第5世代以降）」「iPad Air 2以降」「iPad mini 4」のモデルのiPadで利用可能です。iPadの「Slide Over」の使い方は、下記のApple公式サポートページで紹介されているので、参考にしてみてください。

iPadの「Split View」を利用すれば、２つのアプリを同時に利用することができます。iPhoneとは違い、iPadの大画面を活かした機能で、Macパソコンを利用している人には馴染みの深い機能の１つです。

iPadの「Split View」を利用すれば、写真アプリを起動したまま、メールやメッセージアプリを起動し、写真を添付することもできるので、プライベート・仕事面共に活躍できる機能となります。またはSafariブラウザアプリを起動したまま、調べ物をしながら「pages」アプリで文章を作成することも可能です。

「Split View」は「iPad Pro」「iPad （第5世代以降）」「iPad Air 2以降」「iPad mini 4」のモデルのiPadで利用可能です。iPadの「Split View」の使い方は、下記のApple公式サポートページで紹介されているので、参考にしてみてください。

「Split View」「Slide Over」機能を活用して、異なる2つのアプリ間で、写真データ・動画データ・PDFデータ・テキストデータなどの各種ファイルを「ドラッグアンドドロップ」で移動できる機能です。MacやWindowsなどのPCと同じような感覚で利用できるので、非常に便利な機能の１つです。

例えば、写真アプリとメールアプリを起動して、写真アプリの写真一覧を見ながら画像を選択し、メールに添付する、インターネットブラウザアプリを起動したまま、画像データやテキストデータをドラッグしてコピーするなどの利用方法があります。直感的な操作が可能となり、iPhoneではできない機能の1つとなります。

「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能は、FaceTimeなどでテレビ電話をしながらアプリゲームを楽しむ、または、動画視聴しながら音声通話・テレビ通話ができる機能です。画面内のテレビ通話画面がタップしながら移動が可能で、メイン画面に表示されているゲーム画面や、動画スクリーンに合わせて調整ができます。

この様に比較的新しいiPadには、iPhoneで利用できない機能が複数搭載されています。iPhoneを持っていてiPadが本当に必要なのかと考えている人にとっては、こういったiPhoneではできない機能があるということを覚えておくと良いでしょう。

続いて本章ではiPadでできることの中でも、機能を活用・応用して便利に利用する活用方法を紹介します。iPadの活用方法を覚えておけば、iPadの魅力を最大限に引き出すことができます。様々なiPadの活用例を覚えて、iPad購入の判斷材料にしてみてください。

前の章でも述べましたが、iPadの「FaceTime」機能を利用すれば、iPhone・iPad・Macパソコン同士で無料でビデオ通話を利用できます。また、「Skype」「LINE」「Kakao Talk」「WeChat」などの無料通話SNSアプリもiPadで利用できます。

Androidスマートフォンでも無料通話SNSアプリを使ってビデオ通話が可能ですが、iPadの大画面でビデオ通話することで、遠く離れた家族や友だちの顔や風景をよく見てビデオ通話できるのもiPadを利用する上での大きなメリットの1つとなります。

iPadのもうひとつの便利な使い道は、iPadを「カーナビ」として利用するという使い道です。車載カーナビは値段が高く、マップソフトウェアのアップデートに更新料金がかかる、またマップのアップデートが遅いというデメリットがあります。iPadに対応しているマップアプリを利用すれば、車載カーナビよりも高性能なカーナビ機能を利用できます。

iPad専用のカーナビアプリのメリットを利用するメリットは下記の通りです。

1.車載カーナビを購入するよりも低コストである
2.常にデザリングなどでネット接続できるので交通情報などの最新情報を取得できる
3.CellureモデルのiPadはネット接続できるので、リアルタイムの交通情報を取得できる
4.車に乗る前に目的地を設定しておくことができる
5.音声ナビにも対応しているマップアプリを利用でき、安全に運転もできる

iPadでも利用できるおすすめのカーナビアプリは下記の記事でも解説しているので、機になる方は参考にしてみてください。

iPhone文字タイピングは可能ですが、仕事で文字入力する使い道としてはiPadに軍配が上がります。大きな画面で文章内容全体をチェックするのも非常に簡単で、パソコンよりも軽く持ち運びにも便利なので、仕事上、移動の多い人で文字入力する機会が多い人はiPadを利用してみてください。

iPadには「ソフトウェアキーボード」が搭載されているので、iPad単体でタイピング（文字入力）が可能です。ですが、タッチパネルはキーボードとは違い、ボタンとボタンの間に境界線がないことから、タイピングミスが発生しやすいという欠点があります。

また、iPad単体でタイピングする場合は、テーブル上に平置き状態になるので、タイピングする事自体が難しく、タイピングしている手でiPadを覆ってしまい画面が確認しにくいという難点もあります。

iPadでWebブラウジングや簡単なメッセージの入力であれば、ソフトウェアキーボードでも問題ありませんが、長文を入力する場合は、iPad専用の外付けキーボードがおすすめです。下記のリンクではiPadおすすめのキーワードを紹介しています。キーボードの値段や種類に興味がある人は参考にしてみてください。

iPadをPCのサブモニターとして活用する使い道もあります。Macパソコンを利用している人は、Bluetooth接続などで画面共有が可能です。またWindowsでも外部アプリを利用すれば、Windowsパソコンのサブモニターとして利用する使い道があります。

Windows場合は1,200円ほどで利用できる有料アプリを使う必要がありますが、サブモニターを購入する費用や、接続機器を購入する費用を考えると、iPadとアプリだけでサブモニター化できるのは1つの大きな魅力となります。

iPadを使えば写真撮影だけでなく、細かい写真の加工が可能です。iPhoneやその他のタブレット製品でも写真機能として使い道はありますが、iPadでは専用のペンシルを利用して高性能な写真加工機能を利用できます。

続いて本章では、iPadの仕事上での便利な使い道を紹介していきます。iPadを主に仕事面で利用したい方は、本章でiPadを使うメリットは何なのかを確認しておくと良いでしょう。

iPadでは仕事面でも役に立つ、スケジュール管理・タスク管理としての使い道があります。iPhoneやAndroidスマホ・タブレットでもスケジュール管理・タスク管理ができますが。iPadの「カレンダー」アプリや「リマインダー」アプリ、「メモ」アプリを利用すれば、チームでのスケジュール管理やプライベートの管理も別々に管理・編集ができます。

最新のiPad Proでは高性能な手書き機能がついているので、瞬時にスケジュールやタスクをiPadに書いていくことも可能です。

iPadにOffice専用のアプリをインストールしておけば、Windowsパソコンも不要です。上記のリンク先では、iPadで利用できる「Word」「Excel」「Power Point」をインストールできます。

今やiPadでもプログラミングができる時代が到来しています。iPadにはプログラミングコードを書いたり、学習するアプリが利用できます。

iPad Proの代名詞的機能が「手書きノート機能」です。ファイルを読み込んで注釈を入れたり、簡単な手書きメモだけでなく、プレゼン資料など仕事でも活用できる機能となり、iPadを利用したら手帳やメモ帳は不要になります。iPadの使い道としても最もおすすめできる機能の１つです。

iPadをメモ帳として使い道を見出す場合、iPad対応のPencilが必要になります。おすすめのできるアプリがAmazonに複数販売されているので、一度値段やタイプを参考に見ておくと良いでしょう。

本章ではiPadのできること【趣味編】を紹介します。iPadでは音楽再生や動画再生だけでなく、おすすめのイラスト作成としての使い道など、複数の使い道があります。仕事以外で何の機能が楽しめるのかを解説していきます。

iPadでは「iTunes」「iTunes Music」が標準インストールされています。iPadで作業しながら音楽を楽しむこともでき、「Spotify」などの有料音楽配信アプリにも対応しています。

iPhoneなどの小さなスマートフォンよりも、大画面で迫力のある動画を楽しむことができます。家族や友だちと一緒に動画を楽しむというおすすめの使い道があります。

iPhoneやAndroidスマートフォンでもアプリゲームを楽しめますが、iPadの大画面でプレイするゲームは迫力・操作性ともに格別です。ゲームプレイ専用の使い道でiPadを購入するのもおすすめです。

iPadの使い道としておすすめするのが、iPadのイラスト作成です。iPad専用のイラストアプリは複数公開されており、Apple Pencilなどのペンも、筆タイプなど様々なタイプのペンが提供されています。アプリを活用すれば、プロ並のイラスト作成ができ、iPadをイラスト専用という使い道で購入するのもおすすめです。

iPad専用のおすすめイラストアプリは下記の通りです。

• アイビスペイントX
• メディバンペイント for iPad
• Artstudio Pro
• Procreate
• Clip Studio Paint

iPadの「Kindle」アプリなどを活用すれば、iPadが本や漫画に早変わりします。iPhone・Androidスマホよりも大画面などで文章や漫画も読みやすく、iPadおすすめの使い道の人油となります。

KindleやYouTubeアプリを活用して、iPadでレシピを見ながら料理を楽しむのも、おすすめのiPadの使い道の１つです。iPhoneやAndroidスマートフォンでもレシピを見ながら料理ができますが、大画面で料理のイメージやレシピを確認しながら料理を進めると非常に楽しく、分かりやすいのでおすすめです。

iPadには「YouTube」「ニコニコ動画」などの無料動画共有サイトアプリから、有料の動画配信サービス「Netflix」「Hulu」「アマゾンプライムビデオ」などの専用アプリが提供されており、パソコンがなくても大画面で映画やドラマを楽しむことができます。専用のケーブルを利用すれば、大画面のテレビに表示して家族や友だちと動画を楽しめます。

また、iPadで事前に動画をダウンロードしておけば、ネット接続できない飛行機の中や新幹線の中など、外出先でも大画面で動画を見ることができます。iPhoneなどのスマートフォンでも同様の機能が利用できますが、iPadではより大きな画面で映画やドラマなどの動画が視聴できるのは、iPadを利用する大きなメリットの１つとなります。

iPadは学習ツールとしても有効的な使い道があります。本章ではiPadでできること【学習編】を紹介していきます。

iPadには子供でも安心して利用できる教育アプリが多数提供されています。またスクリーンタイムと呼ばれる機能を利用すれば、子供がiPadを利用しすぎないように制限することができ、また子供に有害なアプリを表示させないように設定する「ペアレンタル・コントロール」機能が搭載されています。

下記の記事ではiPadの「ペアレンタル・コントロール」の設定方法が詳しく解説されているので、小さなお子様にiPadの購入を考えている方は、iPad購入前に設定方法を覚えておくことをおすすめします。

また2019年5月現在最新の人気教育アプリを何個か紹介します。
 

1. ‎「クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦」
2. ‎「赤ペン 提出カメラ」
3. ‎「ごっこランド」
4. ‎「タッチ！あそベビー」
5. ‎「うたって！おどって！アンパンマン」
6. ‎「Challenge English」

iPadの教育アプリは子供だけのためのものではありません。大人でも英語などの新しい言語習得のためのアプリ、海外のニュースを無料で英語で読めるアプリなどが複数提供されています。自分のスキルを高めるためにiPadを活用するという方法も、おすすめのiPadの使い道です。

本記事最後の本章ではiPadの機能をフル活用するための、おすすめアプリを何個か紹介します。「便利なおすすめアプリ」「仕事におすすめアプリ」「趣味におすすめアプリ」「学習におすすめアプリ」のカテゴリーに分けて紹介していくので、これからiPadの購入を考えている人は何のアプリを利用したらよいのか参考にしてみてください。

「Adobe Photoshop Lightroom CC」 は、iPadで写真編集をして楽しみたい方におすすめの無料画像加工アプリとなります。「Adobe Photoshop Lightroom CC」に搭載されているカメラ機能を利用すれば、一眼レフクオリティ写真撮影が可能となり、本格的な加工、編集が１つのアプリでできる優秀なアプリです。

基本的な機能は無料で利用できますが、一部有料機能もあり、本格的に写真加工に挑戦してみたい方や、仕事で写真加工が必要な方は有料版の「Adobe Photoshop Lightroom CC」を利用してみると良いでしょう。

iPadを仕事で活用したい人におすすめなのが「GoodNote 4」です。手書きメモやPDFファイルへの注釈、メモの記入・キーボード入力・イラスト作成など、iPadで利用できる機能最大限に生かしてくれるメモアプリです。仕事で活用すれば、メモ帳不要となりiPad上ですべてのメモを管理できる優れたアプリとなります。

有料動画配信サービスとしてお馴染みの「Amazonプライム・ビデオ」アプリです。月額料金を支払えば、オリジナル映画やドラマ、邦画・洋画・アニメが見放題です。iPadの大画面を活かして何か動画が見たいという人におすすめの動画サイトです。

テクノロジー・心理学・起業家など2,000以上を超えるスピーチを公開している「TED」ですが、iPad専用のアプリが提供されています。英語などの様々なスピーチが聞ける上に、日本語以外にも様々な字幕に対応しています。iPadを使って何か勉強をしてみたい人に、おすすめのアプリです。

iPadで何ができるのか、何のアプリを利用したら良いのかわかってもらえたでしょうか。iPadの活用方法をマスターすれば、仕事・プライベート共に生活を豊かにしてくれる、すてきなデバイスです。みなさんも本記事を参考に、iPadを活用して素敵なiPadライフを送って下さい。