2019年07月28日更新
iPadの時間制限「スクリーンタイム」の使い方!特定アプリの使用を制限可能!
iOS12からスクリーンタイムという機能が搭載されました。iPadのアプリごとに使用時間を確認したり、制限したりできる機能になります。この記事ではiPadの時間制限「スクリーンタイム」の使い方と共に特定アプリの使用を制限する方法を詳しく紹介していきます。
目次
iPadの使用時間を制限して子供を守ろう!
iPhoneやiPadには有害コンテンツがありますし、使用しすぎると目に悪影響を及ぼすことなど、子供にとっては使わせたくない環境に思えるかもしれません。しかし、子供に何もかも使わせないというのはかわいそうです。
そのような場合にiOS12以降のiPadにはスクリーンタイムという機能があります。スクリーンタイム使えば特定アプリの使用制限や使用時間の制限などができるのです。iPadのスクリーンタイムを使って子供にとって適切に使えるように工夫してあげれば、子供でも楽しんでiPhoneやiPadを使用できるようになります。
また、子供にiPhoneを直接渡して使わせる家庭はそれほど多くはなく、iPadを家に1台置いてあると子供が家にいる時にiPadを使うという場面の方が多いのではないでしょうか。
この記事ではiPadの時間制限「スクリーンタイム」の使い方と共に特定アプリの使用を制限する方法を詳しく紹介していきます。iPadの使用時間を制限して子供を守りましょう。
「スクリーンタイム」でできること
iPadのスクリーンタイムですが、前述しました特定アプリの使用制限や使用時間の制限以外にも以下のようなことができます。
- スクリーンタイムのパスコード設定
- 休止時間の設定
- 休止時間中に使用できるアプリの設定
- コンテンツとプライバシーの制限
- アプリの使用時間の確認
- デバイス間で共有したアプリの使用時間の確認
iPadの時間制限「スクリーンタイム」を使うために
スクリーンタイムではいろいろと制限をかけられますが、もちろん制限の解除もできます。わざわざ制限をかけているのに子供に解除されてしまったら意味がありません。従って、パスコードを設定して子供にスクリーンタイムを使えないようにします。パスコードを設定すると当然ながらスクリーンタイムを使う度にパスコードを入力することになります。
スクリーンタイム・パスコードの設定方法
それではスクリーンタイムのパスコードの設定方法を紹介します。まずはiPadから設定画面を開いてください。iPadの設定画面が開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
iPadのスクリーンタイム画面を開きましたら「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップしてください。
iPadのパスコード設定画面が開きましたら数字をタップしてパスコード4桁を入力してください。
iPadのパスコード再入力の画面が開きますので数字をタップして再度同じパスコード4桁を入力してください。
これでiPadスクリーンタイムのパスコード設定が完了しました。文字が「スクリーンタイム・パスコード変更」に変わります。
iPadの時間制限「スクリーンタイム」の使い方
今度はiPadのスクリーンタイムで時間制限するための操作手順を紹介していきます。
休止時間の設定
それでは休止時間の設定方法から紹介していきます。まずはiPadから設定画面を開いてください。iPadの設定画面が開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
iPadのスクリーンタイム画面を開きましたら「休止時間」をタップしてください。
iPadの休止時間画面が開きましたら「休止時間」のトグルスイッチをタップしてください。
「毎日」の場合は「開始時間」と「終了時間」を選択してください。
「曜日別に設定」の場合は曜日ごとに「開始時間」と「終了時間」を選択してください。
これで休止時間の設定が完了しました。休止時間に設定した時間帯が表示されます。
休止時間中に利用できるアプリの変更
休止時間中に利用可能にするアプリを設定できますので設定方法を紹介します。まずはiPadから設定画面を開いてください。設定画面を開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
スクリーンタイム画面を開きましたら「常に許可」をタップしてください。
常に許可画面が開きましたら休止中に利用可能にしたいアプリの「+」部分をタップしてください。ここではカレンダーを利用可能にしてみます。
休止中に利用可能にするアプリが「許可されたAPP」という場所に追加されて設定完了です。
特定アプリの使用時間の確認と制限
iPadのスクリーンタイムではアプリの使用時間を確認できます。子供がiPadを使用しすぎると目に悪影響を及ぼすこともあります。子供が使用しているアプリの使用時間を確認して使用時間の多いアプリの使用を制限しましょう。アプリごとだけでなくアプリのカテゴリごとに使用時間の確認と制限ができますので有効に使いましょう。
それではiPadのスクリーンタイムでアプリの使用時間の確認方法から紹介していきます。まずはiPadから設定画面を開いてください。iPadの設定画面を開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
iPadのスクリーンタイム画面が開きましたら下記画面のように「iPad」をタップしてください。
iPadのスクリーンタイム使用時間の画面では「過去7日」をタップすると過去7日分の使用時間が表示されます。下記画面ではアプリごとの使用時間が表示されていますがアプリのカテゴリごとの使用時間が確認できますので「カテゴリを表示」をタップしてください。
「カテゴリを表示」をタップするとカテゴリごとの使用時間が表示されます。使用時間を確認したいカテゴリをタップしてください。ここでは「エンターテインメント」を確認します。
カテゴリをタップするとカテゴリの使用時間の詳細が表示されます。カテゴリだけではなくアプリの使用時間の詳細も確認できますので確認したいアプリをタップしてください。ここではYouTubeを確認します。
アプリをタップしたのでアプリの使用時間の詳細が表示されました。
制限の追加
それでは次にiPadスクリーンタイムのアプリに対して「制限の追加」する方法を紹介していきます。前述しましたカテゴリの使用時間の詳細またはアプリの詳細を開いてください。そして、「制限の追加」をタップしてください。ここではカテゴリのエンターテインメントの詳細を制限します。
iPadスクリーンタイムのカテゴリまたはアプリの制限時間を選択して「追加」をタップしてください。ここでは毎日の制限時間を設定していますが、「曜日別に設定」をタップすれば曜日ごとに設定できます。
iPadスクリーンタイムのカテゴリ画面で「制限」の場所にカテゴリ名が追加されて完了です。ここでは「エンターテインメント」が追加されました。
iTunes・App Storeでの購入・課金の制限
iPadでのiTunes及びApp Storeでの購入や課金の制限につきましてはスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」で管理できます。また、コンテンツ制限では映画やテレビ番組ではR指定での年齢制限を管理できます。その他にも「コンテンツとプライバシーの制限」は様々な設定が可能ですので設定画面で確認してみてください。
それではiPadでの操作方法について紹介していきます。まずはiPadから設定画面を開いてください。設定画面を開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
iPadスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしてください。
コンテンツとプライバシーの制限画面を開きましたら「コンテンツとプライバシーの制限」の下記画面のようにトグルスイッチをタップしてください。
iPadスクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」を細かく設定できるようになりますので必要な箇所を設定しましょう。
他のデバイスから子供のiPhoneを管理する
今まではiPadを子供に使わせる状況で紹介してきましたが子供にiPhoneを使わせることもあるでしょう。そのような場合はiPadから子供のiPhoneを管理することもできます。
まずはiPadから設定画面を開いてください。設定画面を開きましたら「スクリーンタイム」をタップしてください。
iPadのスクリーンタイムを開きましたら「ファミリーのスクリーンタイムを設定」をタップしてください。子供のiPhoneやiPadのスクリーンタイムを設定できるようになります。
iPadの時間制限「スクリーンタイム」を設定しよう!
これまで紹介してきましたスクリーンタイムでの時間制限やアプリ制限によって子供がiPadを使用しても有害なコンテンツや使用しすぎて目に悪影響を及ぼすこともなくなります。今後はこの記事を参考にしてiPadのスクリーンタイムを活用することによって子供がiPadを楽しめるようにしてみてください。