2019年04月15日更新
iPhoneの機能制限の設定方法!スクリーンタイムで使いすぎを制限!
iOS12から搭載されたスクリーンタイムで、iPhoneの機能制限を設定できます。子供でも安心・安全にiPhoneを利用するためには、iPhoneの機能制限を設定することが重要です。本記事を参考にiPhoneのペアレンタルコントロールを設定してみましょう。
目次
iPhoneのスクリーンタイム機能で子供の使用を制限しよう!
小さな子供にスマートフォンを持たせる時に心配なのが、子供に有害なコンテンツです。iPhoneにはiOS12から搭載された「スクリーンタイム」という機能があり、その機能内にある「ペアレンタルコントロール」を利用すれば、子供の年齢に合わせて有害なコンテンツを制限することが可能です。
子供のiPhoneでペアレンタルコントロールを使う
iPhoneの「ペアレンタルコントロール」では下記の機能を制限できます。
- 「コンテンツ」と「プライバシー」の制限
- 子供に有害なWebサイト・コンテンツへのアクセス制限
- iPhone内の「プライバシー設定」変更の制限
- iPhone内の「その他の設定・機能」変更の制限
- iPhone内の「iTunes」や「App Store」での有料コンテンツの購入制限
- iPhone内にあるアプリの使用制限
- iPhoneアプリ「Siri」の使用制限
- iPhoneアプリ「Game Center」の使用制限
本記事ではiPhoneのスクリーンタイム機能で利用できる、上記のペアレンタルコントロールの機能制限方法を紹介していきます。
コンテンツとプライバシーの制限を設定する方法
コンテンツとプライバシーの制限とは、子供のiPhoneにパスワードを設定して機能制限をするために必要な設定です。まずは、ペアレンタルコントロールを利用する前に「コンテンツとプライバシーの制限」を設定してください。
iPhoneの「設定」を起動してメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選択してください。子供用のiPhoneでペアレンタルコントロールを設定する場合は、「続ける」をタップしてから「これは子供用のデバイスです」を選択してください。
保護者のデバイスの場合は、子供が設定を変更できないように設定しておくことも可能です。「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップして、パスコードを作成してください。
子供のiPhoneでスクリーンタイムを設定する場合は、画面の案内に従って設定してください。続いて「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、「コンテンツとプライバシーの制限」スイッチをオンに切り替えてください。
iPhoneの機能制限で使用時間を制限する設定方法
続いて本章ではiPhoneの機能制限で、iPhoneの使用時間を制限する設定方法を紹介します。子供にiPhoneを与える際に、心配なのがiPhoneの使いすぎによる目への悪影響です。スクリーンタイムでiPhoneの使用時間を制限すれば、一日に子供がiPhoneを利用できる時間を設定しておけるので安心です。
iPhoneの使用時間を制限する
iPhoneの使用時間を制限するには、iPhoneの「設定」を起動して「スクリーンタイム」を選択してください。「スクリーンタイム」メニュー一覧から「休止時間」をタップします。「休止時間」設定画面最上部にある「休止時間」のスイッチをONに切り替えて、「休止時間」の曜日や時間帯を設定してください。
設定しておいた「休止時間」になると利用中のアプリが停止しますが、どうしても必要な場合は親がパスコードを入力して、休止時間を解除することも可能です。
iPhoneアプリの使用時間を制限する
「スクリーンタイム」設定画面にある「App使用時間の制限」を利用すれば、アプリ毎に一日あたりのアプリ使用時間数、または曜日別のアプリ使用時間数を設定しておくことができます。子供が利用するアプリの使用時間を設定しておけば、iPhoneの使いすぎを防止できるので、おすすめの機能です。
「Appを選択」画面では、利用時間制限をしたいアプリを選択します。複数のアプリカテゴリーやアプリ毎に選択可能です。あとは「一日あたり」のアプリ利用時間数を設定して「追加」をタップすれば、アプリの利用時間制限の設定が完了です。「曜日別に設定」をタップすれば、曜日別のアプリ利用時間制限を設定できます。
iPhoneの機能制限でアプリの使用を制限する設定方法
本章では、iPhoneの機能制限でアプリの使用を制限する設定方法を紹介します。機能制限では下記の機能が利用できます。
- アプリの利用制限
- 年齢対象外アプリの利用制限
- 年齢対象外アプリのインストール制限
- App Storeでの購入制限
それぞれの設定方法を詳しく個別に解説していきます。いずれも、子供がiPhoneを利用する時に制限しておきたい機能なので、解説を読みながら手順を実行して利用制限してみてください。
iPhoneアプリの利用を制限する
iPhoneにインストール済みアプリの利用制限方法を紹介します。iPhoneの「設定」を起動して表示されるメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選んで、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
設定してあるスクリーンタイム専用のパスコードを入力します。「スクリーンタイム」に画面が表示されたら「許可された App」をタップします。「許可された App」画面では、現在利用が許可されているアプリ一覧が表示されます。使用を制限したいアプリのスイッチをオフに切り替えれば、ペアレンタルコントロールが稼働し利用が許可制になります。
年齢対象外のアプリを制限する
App Storeで提供されているアプリには、それぞれ対象年齢が表示されています。アプリの年齢対象に合わせて、アプリの利用制限をかけることも可能です。
iPhoneにインストール済みアプリの利用制限方法を紹介します。iPhoneの「設定」を起動して表示されるメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選んで、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
設定してあるスクリーンタイム専用のパスコードを入力します。「スクリーンタイム」に画面が表示されたら「コンテンツ制限」をタップし「App」を選択してください。Appの利用年齢制限を設定すれば、対象年齢の利用制限がかかります。
インストールの制限
子供が間違ってApp Storeからアプリの購入・インストールをしないための設定方法を紹介します。iPhoneにインストール済みアプリの利用制限方法を紹介します。iPhoneの「設定」を起動して表示されるメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選んで、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
設定してあるスクリーンタイム専用のパスコードを入力します。「スクリーンタイム」に画面が表示されたら「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップしてください。「インストール」をタップして「許可しない」を選択してください。
「iTunesおよびApp Storeでの購入」画面で「Appの削除」「App内課金」では、App内での課金や、App削除の制限も設定できるので、一緒に設定しておくと良いでしょう。
iPhoneの機能制限でWebへのアクセスを制限する設定方法
本章では、ペアレンタルコントロールで最も重要な、Webサイトへのアクセス制限設定方法を紹介します。子供が有害な成人向けコンテンツなどにアクセスしないように設定しておくことが重要です。
Webサイトへのアクセスを制限する
iPhoneの「設定」を起動して表示されるメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選んで、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
設定してあるスクリーンタイム専用のパスコードを入力します。「スクリーンタイム」に画面が表示されたら「コンテンツ制限」をタップし「Webコンテンツ」をタップして「成人向けWebサイトを制限」をタップしてください。これで成人向けWebサイトへのアクセスが制限されます。
指定したWebサイトへのアクセスのみ許可する
続いて指定したWebサイトへのアクセスのみ許可する設定方法を紹介します。
許可するWebサイトを追加する
iPhoneの「設定」を起動して表示されるメニュー一覧から「スクリーンタイム」を選んで、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
設定してあるスクリーンタイム専用のパスコードを入力します。「スクリーンタイム」に画面が表示されたら「コンテンツ制限」>「Webコンテンツ」>「許可されたWebサイトのみ」と進み、「Webサイトを追加」を選択してアクセスを許可するサイトのURLを入力して下さい。
iPhoneの機能制限で子供を守ろう!
小さな子供でもiPhoneやiPadを利用する時代が到来しています。子供が安心・安全にiPhone・iPadを利用するためには、ペアレンタルコントロールを利用する必要があります。本記事で紹介したスクリーンタイムに搭載されているペアレンタルコントロールの設定方法を保護者が覚えておきましょう。
本記事で紹介したペアレンタルコントロールの設定方法を参考にし、有害なコンテンツへのアクセス、App Storeなどの有料コンテンツを間違って購入しないように設定して、快適なiPhoneライフを送って下さい。