iPadの名前の変更方法！設定又はiTunesからデバイス名の表示を変える手順を解説！

iPadで最初に設定されている名前（デバイス名）は、Apple IDを登録した時に入力した名前が登録されます。普段何気なく利用しているiPadに、危険が潜んでいることを知らない人が多いですが、iPadの名前（デバイス名）を変更せずにそのままにしておくと非常に危険です。本記事冒頭の本章では、iPadの名前を変更しない場合に発生する危険性について紹介します。

iPadの名前（デバイス名）に初期設定のまま、自分の名前を設定していると、「AirDrop」「Bluetooth」「インターネット共有」を利用している時に、自分のiPhone・iPadの名前が、知らない人のデバイスに表示されてしまいます。

みなさんがiPhone・iPadを公共の場で利用している時に、「Wi-Fi設定」「Bluetooth設定」画面に「〇〇のiPad」「〇〇のiPhone」と表示されているのを見たことがあるでしょう。

駅や電車内など複数の人間がいる場所ではあまり気になりせんが、知らない人と二人きりになった場合、iPhone・iPadを持っている少数人が部屋にいる場合、あなたの名前が他人に流出していることになるのです。こういったことから、iPhone・iPadの名前（デバイス名）は自分の名前から、違ったデバイス名に変更しておくことをおすすめします。

iPadのデバイス名の変更方法は大きく分けて2つの方法があります。

• 【iPadの名前（デバイス名）を変更する方法1】iPad単体でデバイス名を変える・変更する
• 【iPadの名前（デバイス名）を変更する方法2】iTunesと接続してデバイス名を変える・変更する

本章では、iPad単体でiPadの名前（デバイス名）を変更する方法を紹介します。iPad単体でデバイス名を変更する方が、手順も少なく簡単でおすすめの変更方法です。

iPadのデバイス名・場前を変える方法を画像付きで紹介していきます。解説を読み進めながら、実際にiPadを操作してiPadの名前（デバイス名）を変更してみましょう。iPadの「設定」を起動し、メニュー一覧から「一般」をタップして選択してください。続いて「情報」をタップすると、iPadの情報画面が表示されます。

画面に表示されたメニュー一覧から「名前」をタップすると、iPadの名前（デバイス名）を変更することができます。フルネームなどのiPad名ではなく、他人に個人を特定されないようなデバイス名（名前）に変更すると良いでしょう。

続いて本章ではiPadの名前（デバイス名）をiTunesから変更する方法を紹介していきます。iPadとiTunesを接続して、バックアップを頻繁に取る人におすすめのデバイス名変更方法ととなります。

まずは、iTunesがインストールされているパソコンに、iPadをライトニングケーブルで接続してください。iPadの画面に「このコンピューターを信頼しますか？」というメッセージが表示されることがあるので「信頼する」をタップします。また、iPad側でパスコードの入力が必要な場合があるので、必要に応じてパスコードでロックを解除してください。

iTunesを起動してください。iPadの画面左上にある「iPad」アイコンをタップして、iPadデバイス画面を開きます。上の画面がiTunes上で表示され、画面左上にiPadのデバイス名が表示されます。iPadのデバイス名を変える場合は、デバイス名をダブルクリックしてください。iPad名を編集したら「Enter」を押せば変更完了です。

フルネームなどのiPad名（デバイス名）ではなく、他人に個人を特定されないようなデバイス名（名前）に変更すると良いでしょう。

iTunesを使ったiPadのデバイス名を変える方法と手順解説は以上となります。この方法はiPadだけに限らず、iPhoneでも同じです。iPhoneでも同じように自分のフルネームをデバイス名に設定している人は、本記事の方法と手順をよく読んで、変更しておくことをおすすめします。

前の章では、iPhone・iPadのデバイス名を変える方法を紹介してきました。これで、iPhone・iPadのデバイス名から個人情報が漏洩するという危険性は低下します。しかし、引き続き注意しなければならない点があるので紹介します。

iPhone・iPadに搭載されているい「AirDrop」機能と、「インターネット共有」を常に有効にしておくと、簡単にあなたのiPhone・iPadに知らない人が侵入してくれる恐れがあります。両機能の危険性と、設定をオフにする方法を詳しく紹介していくので、しっかりと確認しておきましょう。

「AirDrop」は、近くにあるiPhone・iPad・MacパソコンなどのAppleデバイスと、Bluetooth接続を使って、書類・データ・音楽・写真・動画など、さまざまなデータを共有できる機能です。「AirDrop」を常に有効にしておくと、知らない人から不快でデータが送られてきたり、デバイス名がわかってしまったりと、危険性が高まります。

「AirDrop」は利用しない時は、Bluetoothオフにしておくことが重要です。Bluetooth接続は「コントロールセンター」を起動してオン・オフを切り替えられます。しかし、Bluetooth接続をオフにしてしまうと、BluetoothイヤホンなどすべてのBluetoothデバイスが利用できなくなってしまいます。

そういった時は、「AirDrop」の設定でデータの送受信が出来る人を限定しておくと良いでしょう。

iPadの「設定」＞「AirDrop」の順にタップして進むと、「AirDrop」の送受信者を設定できます「すべての人」に設定されている場合は、「受信しない」または「連絡先のみ」に設定しておきましょう。「連絡先のみ」に設定することで、連絡先に登録されていないiPhone・iPadユーザーは、あなたのAirDropにアクセスできないように設定されます。

iPhone・iPadのデザリング機能を利用している人は、「インターネット共有」にも注意しましょう。「インターネット共有」をオンにしている状態だと、近くにいるスマホユーザーがWi-Fi接続する時に、あなたのデバイス名検知してしまいます。デザリング機能を利用しない時、不要な時はこまめに「インターネット共有」をオフにしておきましょう。

iPhone・iPadでインターネット共有をオフにする方法は、iPhone・iPadで「設定」を起動し「インターネット共有」をタップして選択してください。「インターネット共有」画面の斎場に表示されている「インターネット共有」項目のトグルをオフに切り替えれば、インターネット共有機能はオフに切り替わります。

iPhone・iPadで「インターネット共有」機能を無効にする方法、および、「AirDrop」の送受信者を限定にする手順解説は以上となります。

本記事では、iPhone・iPadのデバイス名がもたらす危険と、その変更方法について紹介しました。iPhone・iPadは非常に便利なデバイスですが、背景にはこのような個人情報の漏洩という危険性を伴っています。本記事で紹介した方法や対処法を元に、iPhone・iPadに設定されている、本名のデバイス名を変えることを検討してください。