2019年12月15日更新
iPad mini(第5世代/2019)におすすめのBluetoothキーボード7選!
iPadの文字入力はソフトウェアキーボードの使い勝手が悪く、おすすめできません。特にiPad miniは縦位置でも横位置でもソフトウェアキーボードは不便です。そこで本記事ではiPad mini第5世代で使えるおすすめBluetoothキーボードを紹介します。
目次
- 1iPad mini(第5世代)はキーボード使用がおすすめな理由
- 2iPad miniのキーボードの形状は用途で選ぶのがおすすめ!
- ・持ち運びならカバータイプ
- ・ノートパソコン感覚なら合体タイプ
- ・キーボードとしての利便性を採るなら汎用タイプ
- 3iPad miniにおすすめなBluetoothキーボード
- ・カバータイプのおすすめキーボード
- ・Wireless キーボードケース
- ・合体タイプのおすすめキーボード
- ・汎用タイプのおすすめキーボード
- 4iPad miniのキーボードのおすすめな選び方
- ・キーボードの配列について
- ・接続方法について
- ・サイズについて
- 5iPad mini以外でも使うなら汎用キーボードがおすすめ!
- ・折りたたみキーボードの魅力
- ・Bluetoothキーボードの魅力
- 6iPad miniはキーボードで効率アップがおすすめ!
iPad mini(第5世代)はキーボード使用がおすすめな理由
AppleのiPadは、タッチパネルでさまざまな情報を見るビューアとしては非常に使い勝手がいいのですが、いざ文字入力をするとなるとソフトウェアキーボードではいろいろと不便を感じてしまいます。特に第5世代のiPad miniでは、縦位置ではキーボードが小さすぎ、横位置ではただでさえ広くない画面の半分がキーボードに占拠されてしまい困り物です。
そこでおすすめするのがハードウェアキーボードです。ハードウェアキーボードを使えば、入力が容易になる上に、画面をフルに活用でき、iPad miniでの文字入力効率が大幅にアップします。特にブログや仕事で長い文章や少なくない数値入力を行なう必要があるなら、第5世代のiPad miniと一緒にハードウェアキーボードを利用することを強くおすすめします。
iPad miniのキーボードの形状は用途で選ぶのがおすすめ!
第5世代のiPad miniでキーボードを使うのであれば、使い方に合わせてキーボードの形状を選択する必要があります。iPad mini用のキーボードは以下の3タイプに分けられます。
- カバータイプ
- 合体タイプ
- 汎用タイプ
持ち運びならカバータイプ
カバータイプは、通常のiPad miniのケースにキーボードが付属した、キーボード付きのカバーという感じのタイプです。携帯性が優先され、持ち運びには便利ですが、キーボードの性能は劣り、安定した机などの場所が必要となります。
いつでもキーボードが使えるのがメリットですが、当然のことながら、キーボード付きな分だけカバーオンリーに比べると重く嵩張ります。果たしてそれだけのメリットがあるのかを考えなければなりません。
ノートパソコン感覚なら合体タイプ
合体タイプは、かっちりしたキーボードにiPad miniを嵌め込むタイプです。不安定な場所でもノートPCのように安心して使えますが、重量が増え、携帯性に劣ります。代わりに大抵の場所で安心して文字入力ができますから、どこでも大量に文字入力したいのなら、合体タイプがおすすめです。
キーボードとしての利便性を採るなら汎用タイプ
汎用タイプは、キーボードを独立して使うタイプです。キーボードの性能に優れますが、別途iPad miniを設置する必要があり、利用できる場所も選びます。その代わりキーボードが不要なときは持ち歩かずに済みますし、いざ使うとなると他のタイプのキーボードよりも入力性能に優れ、またiPad mini以外のデバイスでも利用可能です。
キーボードを使うシーンと使わないシーンが明確に分かれるのなら、独立タイプがおすすめです。またiPad miniと一緒に使う独立タイプのキーボードに携帯性を求めるのなら、入力性能は劣りますが折りたためるタイプのキーボードがおすすめです。
iPad miniにおすすめなBluetoothキーボード
iPadシリーズには、Smart Connecterでハードウェア接続するSmart KeyboardとSmart Keyboard Folioがありますが、残念ながら第5世代iPad miniには対応していません。そのため、第5世代iPad miniでハードウェアキーボードを利用するには、Bluetoothキーボードを利用するのが基本となります。
また、多くのキーボードは海外で海外向けに開発されているため、US仕様のキーボードがほとんどで、日本語JISキーボードは数えるほどしかありません。加えて日本語JISキーボードを製造・販売するのは、よく知られたブランドがほとんどです。そのため日本語JISキーボードはUS仕様のキーボードより高額になりがちです。
ただし、かな入力派だと日本語JISキーボードでないと打ち辛いですが、ローマ字入力派であればUSキーボードでも通常の文字を入力する限りには問題ないため、必ずしも日本語JISキーボードにこだわる必要ありません。もっともUSキーボードと日本語JISキーボードでは()「」@といった記号の位置が違うため、その辺りで使い辛さを感じるかもしれません。
カバータイプのおすすめキーボード
それではまずは、第5世代iPad miniで利用できる、カバータイプのおすすめBluetoothキーボード付きケースを3点お教えします。
Wireless キーボードケース
スダンド機能付きでiPad miniのスリープ機能にも対応したカバーでもある、Bluetoothキーボードです。iPad mini第5世代にフル対応しているので、カメラ位置も問題ありません。キーボードの配列がUS配列なので、日本語と英語の切り替えをCapsキーで行わなければなりません。また、キーボードの分だけ重い上に、説明書が英文なのにも注意が必要です。
キーボードの手前に余裕があるので、ハンドレストとしても使えるのが意外に便利です。
ペンホルダー付きキーボードケース
こちらもスタンド機能付きですが、その上Apple Pencil用のペンホルダー付きなのが魅力な、Bluetoothキーボード付きのカバーです。面白いのが、キーボードをケースから取り外せることで、設置の自由度が高いメリットがあります。こちらもキーボードの配列がUS配列ですし、日本語の説明書はついてきません。
とはいえ、第5世代iPad miniと一緒に持ち運びづらく、すぐになくしそうになるApple Pencilをキーボード付きで持ち運べるのは大きなメリットです。キーボードを取り外せるので、Apple Pencilを利用するのも便利です。キーボードとApple Pencilを併用する人にはおすすめの、第5世代iPad mini用キーボード付きカバーです。
着脱式キーボード搭載カバー
こちらもスタンド機能付き、Apple Pencil用のペンホルダー付きな、Bluetoothキーボード付きのカバーです。このケースも、キーボードをケースから取り外せますし、キーボードの配列がUS配列なものの日本語の説明書がついてきます。さらにiPad miniを縦位置でも利用できるので、使い道が広がります。
キーボードとApple Pencilをどこでも使いたい人におすすめの、第5世代iPad mini用キーボード付きカバーです。
合体タイプのおすすめキーボード
続いては、第5世代iPad miniで利用できる、合体タイプのおすすめBluetoothキーボードを2点お教えします。
Arteck:フォリオケースカバー
こちらはキーボード付きカバータイプとは異なり、キーボードにiPad miniの差し込み口が付いていて、そこに第5世代iPad miniを差し込む合体タイプのBluetoothキーボードです。iPad miniの背面はまったく保護されませんので、見た目は小さなMacBookのようにも見えます。キーボードはカッチリとした作りですので、少々不安定な場所でも利用可能です。
キーボードの配列がUS配列である点と打鍵音が大きめなことさえ気にならなければ、外でのタイプ作業が多いiPad miniユーザーには最適の合体タイプキーボードです。
一体型ワイヤレスキーボードカバー
同じ合体タイプでも、こちらは完全にiPad miniをケースに嵌め込むタイプです。しかしカバータイプとは異なり、カバーの折り畳みでiPad miniの画面の傾きを作るのではなく、ヒンジによって調節できます。こちらもキーボードはカッチリとした作りですので、小さなMacBookのように少々不安定な場所でも利用可能です。
最大135度までしか開かないので、膝の上や低いテーブルでのタイプにはやや不便ですが、iPad miniよりキーボードの方が軽いので、これ以上開くようにすると後ろに倒れてしまうことから仕方のないところです。キーボードの配列がUS配列ではありますが、こちらも外でのタイプ作業が多いiPad miniユーザーにおすすめの合体タイプキーボードです。
汎用タイプのおすすめキーボード
最後に、第5世代iPad miniで利用できる、汎用タイプのおすすめBluetoothキーボードを2点お教えします。
Apple Magic Keyboard
第5世代のiPad miniで使える、単体として一番おすすめできるBluetoothキーボードは、Apple純正のMagic Keyboardです。本来はMac用のBluetoothキーボードですが、iPadやiPhoneでも使えます。なによりも嬉しいのは日本語JISキーボードが選べることで、日本語入力と英文入力が簡単に切り替えられる上に、各種記号の入力に迷うこともありません。
また、キーボードが大きいので、ケース付きや合体タイプのように窮屈な指使いを強いられずに済みます。加えてiPad miniを単純にビューアとして利用する際には、嵩張るキーボードが邪魔にならずに済むのもメリットです。iPad miniでの文字入力の効率を追い求めるのであれば、Apple Magic Keyboardに勝るBluetoothキーボードはありません。
しかし、iPad miniとは別に大きく嵩張るキーボードを持ち歩かなければならないのは不便ですし、入力中のiPad miniのために(カバーで補えもしますが)別途スタンドが必要です。さらに税込で1万円を超える価格は大きなネックです。iPad miniでの文字入力の頻度がすこぶる多いか、他のApple製品でも兼用する人にしかおすすめしにくいキーボードです。
iClever 折りたたみ式 キーボードレザーカバー
独立したBluetoothキーボードに携帯性を求めるのであれば、折りたたみ式をおすすめします。折りたたみ式のため、実際に利用する際にはかなり大きめのキーボードになり、ケース付きや合体タイプのキーボードに比べて打ち易さが段違いです。加えてキーボードが左右に分かれているため、ブラインドタッチが打ち易いという隠れたメリットもあります。
特にこのキーボードはスタンド付きで、しかも18か月保証まで付いています。また、Bluetoothは3台の端末で切り換えられるので、1台のキーボードでiPad miniだけではなくスマホとも共有可能です。日本語JIS仕様ではなくUS配列なのが残念ですが、独立したキーボードを気軽に持ち歩きたいのであれば、このキーボードが第一候補となります。
iPad miniのキーボードのおすすめな選び方
ここまで第5世代iPad miniにおすすめのキーボードを紹介しましたが、あらためてキーボードの各仕様について説明します。
キーボードの配列について
キーボードの配列は、アルファベットのQWRTY配列部分については、どのキーボードでもほぼ変わりはありません。しかし、記号部分になると日本語JIS配列とUS配列ではいくつか異なってきます。特に不便を感じることになるのがメールアドレスで使う「@」と、「」()の括弧類の位置です。
パソコンで日本語JISキーボードを使っていると、iPad miniのときだけUS配列を使うというのは少々不便です。できればiPad miniでも日本語JIS配列を利用したいところですが、残念ながら第5世代のiPad mini用のケース兼用のカバータイプや合体タイプキーボードのほとんどすべてがUS配列です。
日本語配列(JIS)ならApple純正がおすすめ!
そんな状況ですから、安心しておすすめできる日本語JIS配列のキーボードとなるとApple純正のMagic Keyboardぐらいしかないのが現状です。ほかのBluetoothの日本語JISキーボードのほとんどは、Mac用ではなくWindows用ですから、iPadOSで使うキーボードショートカットのコマンドキーがAltキーやWindowsキーに充てられて少々使いづらいのです。
ただし、先にも触れたように価格が価格ですので、コマンドキーの配置にさえ目をつぶれば、Windows用の日本語JISキーボードを利用するのも十分可能です。
接続方法について
第5世代iPad miniとキーボードの接続方法には、Bluetooth接続と有線接続のふたつの方法があります。10インチ以上のほかのiPadシリーズなら、Smart Connecterによるハードウェア接続が可能ですが、残念ながらiPad miniにはSmart Connecterが用意されていません。
Bluetoothの場合
Bluetooth接続は、iPad miniとキーボードとを物理的に繋ぐ必要がないため、ケーブルが不要ですっきりした状態で利用できます。またiPad miniのLightning端子が空いた状態で使えるので、iPad miniを充電しながらキーボード入力できるメリットもあります。
反面、最初の接続時に設定作業が必要な上に、キーボード入力を始める際にハンドシェイクの一手間が必要ですし、稀にキー入力の取りこぼしが発生します。また、月に1、2度とはいえ、キーボード側にも充電の手間がかかるデメリットも存在します。
有線接続の場合
キーボードによってはLightningケーブルでiPad miniに接続できるものあります。また、USB接続のキーボードであれば変換ケーブルを使ってiPad miniに繋ぐことも可能です。有線接続の場合は、iPad miniからのケーブルの取り回しが面倒なものの、キーボードへの充電が不要な上にキーの反応が素早く、文字の取りこぼしもないというメリットがあります。
異なるデバイスと共用する際にも、Bluetooth接続のように設定しなおす必要がないのもメリットのひとつで、文字入力の効率に徹底的にこだわるなら、有線接続は悪くない選択です。
サイズについて
ケース付きのカバータイプや合体タイプのキーボードを購入する際に気をつけなければいけないのは、iPad mini用のものかどうかということです。iPadやiPad Air用のものを買ってしまうとサイズ違いで利用できない羽目に陥ってしまいます。リアルショップであれば間違う可能性は少ないのですが、ネットショップだとつい見落としてしまうこともあります。
間違いなくiPad mini用のサイズのケース付きや合体タイプのキーボードであることを確認して、購入するようにしてください。
iPad mini以外でも使うなら汎用キーボードがおすすめ!
iPad miniだけではなく、スマホなどでも利用することがあるのでしたら、「iPad miniにおすすめなBluetoothキーボード」の章で触れた汎用タイプのキーボードも忘れてはいけません。
折りたたみキーボードの魅力
折りたたみキーボードは携帯性に優れているので、iPad miniと一体化できない汎用タイプのキーボードであっても、気軽にiPad miniと一緒に持ち歩けるメリットがあります。さらに、見た目よりもキーピッチが広く、キー入力がし易いことも少なくありません。反面、その分キーストロークが浅く、入力量が増えるとやや疲れ易く感じることもあります。
Bluetoothキーボードの魅力
汎用タイプで、なおかつBluetoothのキーボードなら、iPad mini以外のデバイスでも自由に接続できるメリットがあります。家のPCと共有すれば、家のPCと同じ感覚で外でもiPad miniでキーボード入力できます。すべてのデバイスのキーボードを共有してしまえば、キー配列に悩むこともなく非常に便利です。
iPad miniはキーボードで効率アップがおすすめ!
iPad miniは、そのサイズから携帯性に優れたタブレットですが、それ故にある程度以上の文字入力には向いていないという弱点があります。しかし、キーボードを同時に利用すればそうした弱点は消え失せ、どこでも大量の文字入力が可能なスペシャルデバイスに生まれ変わります。
iPad mini用のカバータイプ、合体タイプのキーボードはiPad用のものに比べると少ないので、なかなか選びにくい上に、人によってはキーピッチが小さくて打ち辛いということもあります。汎用タイプのBluetooth接続キーボードも選択肢に入れて、自分にとって最適なiPad mini用のキーボードを見つけるよう、お願いします。