Google認定試験で取得できる資格一覧と難易度は?受験費用や取得メリットを解説!

Googleは認定資格を提供しています。すべて無料で受験でき、履歴書にも記載できます。ここではGoogle認定資格の一覧と、日本語で受験できる6種類の認定資格について解説します。Google認定資格に関する学習コースも無料で受講できます。

Google認定試験で取得できる資格一覧と難易度は?受験費用や取得メリットを解説!のイメージ

目次

  1. 1Google認定資格とは?取得可能な資格一覧を紹介!
  2. 日本語でモバイル学習・試験可能なのは6資格
  3. 試験受講料・学習量はすべて無料
  4. 2Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?
  5. Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)で学ぶこと
  6. 受験概要と難易度(合格基準)
  7. 3Google広告認定資格とは?
  8. Google広告認定資格で学ぶこと
  9. 受験概要と難易度(合格基準)
  10. 4Google Marketing platform 認定資格とは?
  11. Google Marketing platform 認定資格で学ぶこと
  12. 受験概要と難易度(合格基準)
  13. 5YouTube 認定資格とは?
  14. YouTube 認定資格で学ぶこと
  15. 受験概要と難易度(合格基準)
  16. 6デジタルワークショップとは?
  17. デジタルワークショップで学ぶこと
  18. 受験概要と難易度(合格基準)
  19. 7Google認定資格を取得してキャリアを積もう!

Google認定資格とは?取得可能な資格一覧を紹介!

就職や転職の際、履歴書に書ける資格を増やしたいと考える方も多いでしょう。Googleでは認定資格いくつか実施しています。どの資格も履歴書に書けるものなので、Google認定資格の一覧から就職先で役立ちそうな資格を選んでください。

日本語でモバイル学習・試験可能なのは6資格

Google認定資格の一覧は以下の通りです。日本語でモバイル学習や試験が受けられるものは赤字で記載しています。2019年5月現在、日本語で受けられるのは6種類のGoogle認定資格です。

 

  • Googleアナリティクス個人認定資格
  • Google広告認定資格
  • Google Marketing platform認定資格
  • YouTube認定資格
  • デジタルワークショップ
  • モバイルサイト認定資格
  • ブランドソリューション
  • Android Enterprise Academy
  • Jamboad Academy
  • Waze Academy

試験受講料・学習量はすべて無料

Googleの認定資格の試験受験料はすべて無料なので、いつでも気軽に受験できます。Googleは2019年4月に、無料でプログラミングやデジタルマーケティングのスキルを教育する「Grow with Google」というサービスを発表しました。このことからも、Googleは無料で教育を受けられるサービスに熱心に取り組んでいることがうかがえます。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは?

Googleアナリティクスのロゴ

Googleアナリティクスは、Googleが提供しているWeb解析ツールです。登録したサイトを訪問した人の行動に関連したデータを計測できるため、Webコンサルティングや企業のWeb担当者などに求められる技能です。そのため、Webに関連した企業に就職したい場合はGoogleアナリティクス個人認定資格を取得しておくと役立ちます。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)で学ぶこと

Googleアナリティクスアカデミーでは、Googleアナリティクスの基本的な使い方やパラメータ設定など、多くのことが学べます。Googleアナリティクス個人認定資格に関連するコースは、初心者向けコースと上級者向けコースです。

またGoogleアナリティクスアカデミーには、Googleアナリティクス360入門コースやGoogleタグマネージャーの基礎コースもあります。気になる方はこちらも受講してみてください。

受験概要と難易度(合格基準)

Googleアナリティクス個人認定資格の受験概要と難易度は以下の通りです。Googleアナリティクスアカデミーで学んだことがしっかり理解できていれば、問題なく合格できます。
 

  • 出題数:70問
  • 制限時間:90分
  • 合格基準:正解率80%以上
  • 資格の有効期限:12か月間

Google広告認定資格とは?

Google広告認定資格のロゴ

Googleが提供しているオンライン広告に関する基礎及び上級レベルの知識を持っていると、Google広告認定資格に合格できます。広報担当者やWebディレクターなどに必要とされる知識です。また、Google広告認定資格を所有していると、所属している代理店がGoogle PartnerバッジまたはPremier Google Partnerバッジを取得できます。

Google Partnerバッジを取得すると、エグゼクティブ向けのビジネストレーニングの受講などの特典があります。

Google広告認定資格で学ぶこと

Google広告認定資格を取得するには、「Google 広告の基礎」と「検索広告」の理解度テストに合格しなくてはなりません。ほかにも「ディスプレイ広告」「モバイル広告」「動画広告」「ショッピング広告」の理解度テストがあります。品質スコアやGoogle広告キャンペーンの管理・測定・最適化など、広告に関するありとあらゆる知識を学べます。

受験概要と難易度(合格基準)

Google広告認定資格の受験概要と難易度は以下の通りです。Google広告基礎と検索広告の合格が必要なので、受験時間が長めです。
 

  • 出題数 Google広告基礎:65問/検索広告:100問
  • 制限時間 Google広告基礎:90分/検索広告:120分
  • 合格基準:いずれも正解率80%以上
  • 資格の有効期限:12か月間

Google Marketing platform 認定資格とは?

Google Marketing Platformのロゴ

Google Marketing Platformとは、ディスプレイ&ビデオ360や検索広告360などのプラットフォームサービスを用いて、重要なタスクやワークフローを行うことです。Google Marketing Platform認定資格を取得すると、所属している代理店がGoogle Partnerバッジを取得できます。

Google Marketing platform 認定資格で学ぶこと

Google Marketing  Platformとは4つの認定資格試験の総称です。詳しくはGoogleの公式サイトをご覧ください。ここでは4種類の認定資格の一覧と、関連する職種を挙げておきます。
 

  • ディスプレイ&ビデオ360:代理店トレーダー、プログラマティックメディアマネージャー
  • 検索広告360:有料検索ディレクター、有料検索アナリストなど
  • キャンペーンマネージャー:入稿担当者、アナリスト
  • Creative:プロジェクトマネージャー、デザイナーやアニメーター

受験概要と難易度(合格基準)

Google Marketing  Platformの合格基準は明示されていません。4種類の認定資格のうち、自分に役立ちそうなものを取得してください。もちろんすべての試験に挑戦しても構いません。
 

  • 出題数 ディスプレイ&ビデオ360及びキャンペーンマネージャー:60問/検索広告360及びCreative:50問
  • 制限時間:いずれも60分
  • 資格の有効期限:12か月間

YouTube 認定資格とは?

YouTubeのロゴ

YouTube認定資格とは、YouTubeに関する知識が十分であることを証明する資格です。個人向けだけでなく企業向けの認定資格も用意されています。またこの資格を取得したからと言って、その人の投稿動画の品質がYouTubeに保証されていたり、一定の成果が保証されていたりするわけではないので注意してください。

YouTube 認定資格で学ぶこと

YouTube認定資格では、YouTubeでのビジネスに合わせて「コンテンツの所有権」「アセットの収益化」「チャンネルの成長」という3種類の認定資格が用意されています。具体的には収益の機会を最大化する方法やYouTubeでの著作権などがあります。

YouTuberはもちろん、YouTubeを活用したプロモーションを行っている企業のマーケティング担当者などにも有用な認定資格です。

受験概要と難易度(合格基準)

YouTube認定資格はそれほど難しくありません。YouTubeに動画を投稿する方は、収益化が目的でなくともコンテンツの所有権に関しては勉強しておくと役立ちます。
 

  • 出題数:いずれも50問
  • 制限時間:いずれも120分
  • 合格基準:いずれも正解率75%以上

デジタルワークショップとは?

デジタルワークショップの公式ページ

デジタルワークショップとは、インターネットを活用したマーケティング全般を広く浅く学べる、初心者向けの講座です。なんとなくインターネットビジネスを学びたいと考えている方におすすめです。ただしGoogleが提供しているので、多くのコースではGoogleサービスを用いています。

デジタルワークショップで学ぶこと

デジタルワークショップで学べるコース一覧は以下の通りです。無料でこれだけの講座を受けられるのは、Googleの企業体力があってこそです。
 

  • デジタルマーケティングの基礎
  • ビジネスをオンラインで展開
  • オンラインで自身のビジネスを見つけてもらう
  • オンライン広告でビジネスを宣伝
  • ビジネスを他国に拡大
  • モバイルを通じてユーザーとつながる
  • コンテンツを通してビジネスを宣伝
  • 顧客のニーズとオンラインでの顧客の行動を把握
  • セルフプロモーションで自信をつける
  • キャリアアップに役立つスキル
  • プログラミングの基礎
  • 仕事の生産性の向上
  • 機械学習の基礎
  • オンラインビジネスのセキュリティの向上
  • デジタルウェルビーイングの基礎

受験概要と難易度(合格基準)

初心者向けの講座なので、試験の難易度もそれほど高くありません。ただコースが多い分範囲は広いのでできるだけ多くのコースを受けてください。週1日1時間でもいいので、コツコツと自分のペースで学んでいけば、合格できます。
 

  • 出題数:50問
  • 制限時間:120分
  • 合格基準:正解率75%以上

Google認定資格を取得してキャリアを積もう!

Googleは10種類の認定資格を提供しています。すべて無料なので、気軽にGoogle認定資格に挑戦してみてください。ここで紹介した、日本語で受験できるGoogle認定試験の一覧とそれぞれの概要を参考に、自分にあった認定資格やコースを選んでください。

早ければ2~3日で取得できるGoogle認定資格もあるので、忙しい就活生でもすぐに履歴書に書ける資格を取得できます。中高生でも受験できるため、Google認定資格を取得して早めにキャリアを積んでおくと、今後役立ちます。

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この記事のライター
古橋侑