iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)で音が入らない・途切れる対処法!

iPhoneの画面を録画したいのに音声が出ず、途中で途切れてしまい、ゲーム録画や内部音声の録画の音が聞けずに楽しめない、という経験はありますか。今回はiPhoneの画面録画の音声が出ず、途切れる問題の対処法を解説します。

iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)で音が入らない・途切れる対処法!のイメージ

目次

  1. 1画面録画機能で音声が入らない!iPhoneの機能を確認しよう
  2. iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)機能とは?
  3. iPhoneの画面録画機能で録画できないサイトもある
  4. 2画面録画機能で内部音声が入らないときの対処法
  5. 設定を再度確認しよう
  6. マナーモードになっていないか確認
  7. 録音したいアプリの音量を確認
  8. 3画面録画機能で外部音声が入らないときの対処法
  9. 設定を再度確認しよう
  10. 4画面録画機能で音声が途切れるときの対処法
  11. アプリやサイト側で制限がかかっていないか確認
  12. 先に録音したいアプリを起動する
  13. 5低電力モードを確認
  14. 録画中に避けるべきこと
  15. 6画面録画機能での録画・録音は正しく使おう

画面録画機能で音声が入らない!iPhoneの機能を確認しよう

iPhoneユーザーが待望していたとある機能があります。それは「画面録画」機能です。これまでのiPhone iOS端末ではミラーリング機能などを使わなければ、動画の録画が行えませんでした。しかしiOS11のアップデート以降、他のアプリを使用せずにiPhoneのみで画面録画、動画編集、さらにゲームアプリの撮影ができるようになりました

しかし、「画面録画」機能を利用してせっかく撮影した録画の音声が出ず、音が途切れるという問題が発生しています。

iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)機能とは?

iPhoneの新しいiOSであるiOS11には数多くの新機能が搭載されていますが、その中でも「画面録画」機能、つまりスクリーンレコードは多くのiPhoneユーザーの支持を勝ち得ています

この新機能は、画面上の操作を録画できるため、ゲームのプレイ動画の撮影スマホの操作方法の録画アプリなどのレビュー動画などの撮影、さらには音声入りメモの作成など、幅広く活用できるありがたい機能です。このスクリーンレコード機能によって、iPhoneはさらに進化したと言えるかもしれません

iPhoneの画面録画機能で録画できないサイトもある

iPhone iOS11の新機能スクリーンレコードは、非常に便利であるものの、見境えなく何でも画面録画できるわけではありません。動画配信アプリなどには、著作権保護されたコンテンツを含むものがありますので、スクリーンレコードを試みても、画面が静止状態になり録画はできません。

それで著作権保護が必要なアプリは原則としてスクリーンレコード対象外と見る必要があります

著作権の画像
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画面録画機能で内部音声が入らないときの対処法

iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の問題の対処法をこれから説明します。最初は「画面録画」機能(スクリーンレコード)で内部音声が入らないときの対処法です。確認事項が幾つかありますので、それらチェック項目をこれから説明します

チェック項目

設定を再度確認しよう

iPhone iOS11の新機能である「画像録画」を使用し、内部音声を録画するには、もちろん自分のiPhoneが正しく設定されているかを確認する必要があります。その設定の確認方法をこれから説明します。iPhoneの「設定」画面から「コントロ-ルセンター」を選択し、続いて「コントロールをカスタマイズ」を選択します。

iPhoneの設定画面

「画面収録」左の「+」をクリックして、コントロールを追加します。追加すると同じ画面の上にある「含める」の中に「画面収録」が移ります

iPhoneの設定画面

マナーモードになっていないか確認

iPhone iOS11の新機能である「画像録画」機能(スクリーンレコード)を使用し、iPhone本体から録画された内部音声が出ない原因には、マナーモードがあります。「マナーモード」をオンした状態でスクリーンレコードをしても、当然音量はゼロの状態での録画となり、iPhone本体から内部音声が出ることはありません。

iPhoneの「マナーモード」の設定と設定解除は、iPhone本体の左サイド上にある「着信/サイレントスイッチ」を切り替えることで行えます。切り替えると、iPhoneのトップ画面に表示されます。

マナーモードの通知画面

録音したいアプリの音量を確認

iPhone iOS11の新機能である「画像録画」機能(スクリーンレコード)を使用し、iPhone本体から録画された内部音声が出ない原因には、アプリそのものの音量設定があります。全てのアプリの音量設定は同じではなく、それぞれ異なるため、効果音やBGMの音量は当然アプリによって変わります。

ですから、使用しているアプリの音量設定がオフになっていれば、iPhoneの音量設定に関わりなく、スクリーンレコードで録画をすると内部音声は出ません

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画面録画機能で外部音声が入らないときの対処法

iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の2番目の問題は、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で外部音声が入らないことです。内部音声がiPhoneのアプリ内で流れている音楽や音であるのに対し、外部音声とは、iPhone本体の外で流れる音楽や、自分自身の肉声、また周りの環境音などのことです

「画面録画」機能(スクリーンレコード)でこの外部音声が入らない時の対処法をこれから説明します。

設定を再度確認しよう

「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画をし、外部音声が入らない時は、設定を再確認する必要があります。iPhoneの「設定」画面にある「カスタマイズ」で、「録画収録」がコントロールに含まれていることをまず確認します。その後、「設定」、「一般」、「アクセシビリティー」、「AssistiveTouch」をオンにします

iPhoneトップ画面に表示される「AssistiveTouch」ボタンをタッチし表示させ、その後「コントロールセンター」をタッチします。表示されるアイコンの中から二重丸の「録画収録」アイコンを長押しします

iPhoneの「AssistiveTouch」画面

「録画収録」画面に「マイクオーディオ」アイコンが表示されています。「マイクオーディオ」がオフになっていますので、それをオンにします。これで外部音声が録画されます。

録画収録画面
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画面録画機能で音声が途切れるときの対処法

iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の別の問題は、録画した音声が途切れてしまうことです。この問題の対処法をこれから説明します。

アプリやサイト側で制限がかかっていないか確認

「録音したいアプリの音量を確認」でも説明しましたが、全てのアプリの音量設定は同じではないので、アプリやサイトによっては「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画してもうまく音声を拾えず、途切れることがあります。

また「iPhoneの画面録画機能で録画できないサイトもある」で説明しましたが、動画配信アプリなどには、著作権保護されたコンテンツを含むものがあり、不正複製を防止するため「コピーガード」機能を発動している場合があります。そうしたアプリを「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画しても、上手に音声を拾えず、途切れることがあります。

先に録音したいアプリを起動する

画面録画機能で音声が途切れるときに確認したい2つ目のことは、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画したいアプリをまず起動させ、その後iPhoneの「画面録画」機能(スクリーンレコード)を起動させることです。使用しているネットワークやサーバーの状態は常に同じであるわけではないので、確実に録画するため、同時起動を避けるのが得策です

低電力モードを確認

iPhoneの設定画面

iPhoneには地球環境を考慮し「低電力モード」機能が装備されています。少ない電力で起動させる有用な機能であるものの、この機能をオンにしたまま「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画すると、iPhone iOSの中心的な処理装置であるCPUのパフォーマンスが落ち、上手に音声が拾えないことがあります

「低電力モード」をオフにし、CPUの高パフォーマンスの元で、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画しましょう。

録画中に避けるべきこと

画面録画機能で音声が途切れる問題に対処する上で、避けるべき事があります。それは「画面録画」機能(スクリーンレコード)でアプリを録画中に、他のアプリの起動や切り替えを決してしないことです。iPhoneに搭載されているiOS11は、これまでにない機能と高パフォーマンスを可能にしました。

しかし、Windows10やMacなどのOSと比べれば、はるかに小さく、それゆえ可能なパフォーマンスにも限界があります。Windows10やMacのように、1度に多くのアプリを起動させると、CPUに大きな負担がかかり、低パフォーマンスの原因となります。ですから、「画面録画」機能(スクリーンレコード)でアプリを録画中には、他のアプリを起動させないのが最善です

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画面録画機能での録画・録音は正しく使おう

iPhone iOS11が提供する、音を「スクリーンショット」する「画像録画」機能は画期的なもので、これまで以上に私たちの活動域を大きく広げてくれます。音が出ないという問題に対処し、「画像録画」機能をさらに活用しながら、自分だけの作品を作りましょう

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この記事のライター
伊藤清貴
現在南米のサッカー大国アルゼンチンに、妻と愛犬のミニチュア ピンシャー「チキ」と暮らしています。これまで20年間で...