2019年06月27日更新
iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)で音が入らない・途切れる対処法!
iPhoneの画面を録画したいのに音声が出ず、途中で途切れてしまい、ゲーム録画や内部音声の録画の音が聞けずに楽しめない、という経験はありますか。今回はiPhoneの画面録画の音声が出ず、途切れる問題の対処法を解説します。
目次
画面録画機能で音声が入らない!iPhoneの機能を確認しよう
iPhoneユーザーが待望していたとある機能があります。それは「画面録画」機能です。これまでのiPhone iOS端末ではミラーリング機能などを使わなければ、動画の録画が行えませんでした。しかしiOS11のアップデート以降、他のアプリを使用せずにiPhoneのみで画面録画、動画編集、さらにゲームアプリの撮影ができるようになりました。
しかし、「画面録画」機能を利用してせっかく撮影した録画の音声が出ず、音が途切れるという問題が発生しています。
iPhoneの画面録画(スクリーンレコード)機能とは?
iPhoneの新しいiOSであるiOS11には数多くの新機能が搭載されていますが、その中でも「画面録画」機能、つまりスクリーンレコードは多くのiPhoneユーザーの支持を勝ち得ています。
この新機能は、画面上の操作を録画できるため、ゲームのプレイ動画の撮影、スマホの操作方法の録画、アプリなどのレビュー動画などの撮影、さらには音声入りメモの作成など、幅広く活用できるありがたい機能です。このスクリーンレコード機能によって、iPhoneはさらに進化したと言えるかもしれません。
iPhoneの画面録画機能で録画できないサイトもある
iPhone iOS11の新機能スクリーンレコードは、非常に便利であるものの、見境えなく何でも画面録画できるわけではありません。動画配信アプリなどには、著作権保護されたコンテンツを含むものがありますので、スクリーンレコードを試みても、画面が静止状態になり録画はできません。
それで著作権保護が必要なアプリは原則としてスクリーンレコード対象外と見る必要があります。
画面録画機能で内部音声が入らないときの対処法
iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の問題の対処法をこれから説明します。最初は「画面録画」機能(スクリーンレコード)で内部音声が入らないときの対処法です。確認事項が幾つかありますので、それらチェック項目をこれから説明します。
設定を再度確認しよう
iPhone iOS11の新機能である「画像録画」を使用し、内部音声を録画するには、もちろん自分のiPhoneが正しく設定されているかを確認する必要があります。その設定の確認方法をこれから説明します。iPhoneの「設定」画面から「コントロ-ルセンター」を選択し、続いて「コントロールをカスタマイズ」を選択します。
「画面収録」左の「+」をクリックして、コントロールを追加します。追加すると同じ画面の上にある「含める」の中に「画面収録」が移ります。
マナーモードになっていないか確認
iPhone iOS11の新機能である「画像録画」機能(スクリーンレコード)を使用し、iPhone本体から録画された内部音声が出ない原因には、マナーモードがあります。「マナーモード」をオンした状態でスクリーンレコードをしても、当然音量はゼロの状態での録画となり、iPhone本体から内部音声が出ることはありません。
iPhoneの「マナーモード」の設定と設定解除は、iPhone本体の左サイド上にある「着信/サイレントスイッチ」を切り替えることで行えます。切り替えると、iPhoneのトップ画面に表示されます。
録音したいアプリの音量を確認
iPhone iOS11の新機能である「画像録画」機能(スクリーンレコード)を使用し、iPhone本体から録画された内部音声が出ない原因には、アプリそのものの音量設定があります。全てのアプリの音量設定は同じではなく、それぞれ異なるため、効果音やBGMの音量は当然アプリによって変わります。
ですから、使用しているアプリの音量設定がオフになっていれば、iPhoneの音量設定に関わりなく、スクリーンレコードで録画をすると内部音声は出ません。
画面録画機能で外部音声が入らないときの対処法
iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の2番目の問題は、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で外部音声が入らないことです。内部音声がiPhoneのアプリ内で流れている音楽や音であるのに対し、外部音声とは、iPhone本体の外で流れる音楽や、自分自身の肉声、また周りの環境音などのことです。
「画面録画」機能(スクリーンレコード)でこの外部音声が入らない時の対処法をこれから説明します。
設定を再度確認しよう
「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画をし、外部音声が入らない時は、設定を再確認する必要があります。iPhoneの「設定」画面にある「カスタマイズ」で、「録画収録」がコントロールに含まれていることをまず確認します。その後、「設定」、「一般」、「アクセシビリティー」、「AssistiveTouch」をオンにします。
iPhoneトップ画面に表示される「AssistiveTouch」ボタンをタッチし表示させ、その後「コントロールセンター」をタッチします。表示されるアイコンの中から二重丸の「録画収録」アイコンを長押しします。
「録画収録」画面に「マイクオーディオ」アイコンが表示されています。「マイクオーディオ」がオフになっていますので、それをオンにします。これで外部音声が録画されます。
画面録画機能で音声が途切れるときの対処法
iPhone iOS11の新機能である「画面録画」機能(スクリーンレコード)の抱える音声出力の別の問題は、録画した音声が途切れてしまうことです。この問題の対処法をこれから説明します。
アプリやサイト側で制限がかかっていないか確認
「録音したいアプリの音量を確認」でも説明しましたが、全てのアプリの音量設定は同じではないので、アプリやサイトによっては「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画してもうまく音声を拾えず、途切れることがあります。
また「iPhoneの画面録画機能で録画できないサイトもある」で説明しましたが、動画配信アプリなどには、著作権保護されたコンテンツを含むものがあり、不正複製を防止するため「コピーガード」機能を発動している場合があります。そうしたアプリを「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画しても、上手に音声を拾えず、途切れることがあります。
先に録音したいアプリを起動する
画面録画機能で音声が途切れるときに確認したい2つ目のことは、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画したいアプリをまず起動させ、その後iPhoneの「画面録画」機能(スクリーンレコード)を起動させることです。使用しているネットワークやサーバーの状態は常に同じであるわけではないので、確実に録画するため、同時起動を避けるのが得策です。
低電力モードを確認
iPhoneには地球環境を考慮し「低電力モード」機能が装備されています。少ない電力で起動させる有用な機能であるものの、この機能をオンにしたまま「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画すると、iPhone iOSの中心的な処理装置であるCPUのパフォーマンスが落ち、上手に音声が拾えないことがあります。
「低電力モード」をオフにし、CPUの高パフォーマンスの元で、「画面録画」機能(スクリーンレコード)で録画しましょう。
録画中に避けるべきこと
画面録画機能で音声が途切れる問題に対処する上で、避けるべき事があります。それは「画面録画」機能(スクリーンレコード)でアプリを録画中に、他のアプリの起動や切り替えを決してしないことです。iPhoneに搭載されているiOS11は、これまでにない機能と高パフォーマンスを可能にしました。
しかし、Windows10やMacなどのOSと比べれば、はるかに小さく、それゆえ可能なパフォーマンスにも限界があります。Windows10やMacのように、1度に多くのアプリを起動させると、CPUに大きな負担がかかり、低パフォーマンスの原因となります。ですから、「画面録画」機能(スクリーンレコード)でアプリを録画中には、他のアプリを起動させないのが最善です。
画面録画機能での録画・録音は正しく使おう
iPhone iOS11が提供する、音を「スクリーンショット」する「画像録画」機能は画期的なもので、これまで以上に私たちの活動域を大きく広げてくれます。音が出ないという問題に対処し、「画像録画」機能をさらに活用しながら、自分だけの作品を作りましょう。