2020年03月14日更新
カレンダーアプリとiCloudを同期して他人と共有する方法を紹介
iPhoneには、カレンダーアプリがあります。iPhoneのカレンダーは、iCloudと同期することで他の人と共有できます。この記事では、iPhoneのカレンダーアプリをiCloudと同期し共有する方法や、便利な機能を詳しく解説します。
目次
iPhoneのカレンダーアプリをiCloudと同期する方法
iPhoneやiPadには、カレンダーアプリがあります。iPhoneのカレンダーアプリは、iCloudに同期させることで、他の人と共有できます。この記事では、iPhoneやiPadのカレンダーアプリをiCloudに同期させて、他の人とカレンダーを共有する方法、カレンダーアプリの便利な機能を解説します。
iPhoneのカレンダーを同期させる方法
まずは、iPhoneのカレンダーをiCloudに同期する方法を解説します。iPhoneのカレンダーをiCloudへ同期させる操作は、iPhoneの設定アプリからiCloudの設定を開いて行います。
- iPhoneの「設定」を開いて、一番上の「Apple ID」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- iCloudと同期するiPhoneのコンテンツを、選択できる
- カレンダーをオンにすると、iCloudにカレンダーアプリを同期する
iCloudに同期したカレンダーをPCで確認する方法
iCloudに同期したiPhoneのカレンダーを、PCで確認する方法も解説します。PCでiPhoneのカレンダーを確認する方法は、
- PCでiCloudを開く
- iPhoneと同じApple IDでログイン
- カレンダーを開く
iPhoneと同じApple社から販売されているMacなら、iCloudがプリインストールされています。そのままiPhoneと同じApple IDでログインすれば、カレンダーを確認できます。
Windowsの場合は、ブラウザでiCloudを開いても構いませんし、Windows用のiCloudアプリを利用しても大丈夫です。iCloudを開いたら、iPhoneと同じApple IDでログインします。
iCloudにログインすると、カレンダーがあります。iCloudからカレンダーを開きます。
iPhoneのカレンダーで設定した予定が、PCのiCloudでも確認できます。
Windows PCがiCloudと同期できないときには?
正しいApple IDを入力しているのに、Windows PCがiCloudに同期できず、カレンダーが確認できない場合があります。この原因は、Apple IDに二段階認証を設定しているためです。セキュリティを強化するために必須の二段階認証ですが、WindowsなどのApple製品ではないデバイスを利用する場合は、対処が面倒になります。
Apple IDに二段階認証を設定すると、WindowsではApp用パスワードが必要になります。こちらのApple ID管理サイトでApple IDを入力することで、App用パスワードを発行できます。
iCloudのカレンダーを他の人と共有する使い方
iCloudに同期したカレンダーは、他の人と共有できます。iCloudのカレンダーを共有する方法をご紹介します。
iPhoneのカレンダーアプリから操作
カレンダーを共有したい場合は、iPhoneのカレンダーアプリで操作をします。その手順を解説します。
カレンダーの種類を選択
カレンダーを「家族用のカレンダー」「職場用のカレンダー」「趣味のためのカレンダー」と必要に応じて分けて作成している方も多くいます。カレンダーの種類ごとに共有したい相手は変わるため、カレンダーごとに共有する方法を解説します。
- iPhoneのカレンダーアプリを開き、アプリの下にある「カレンダー」をタップ
- カレンダーアプリに作成している、カレンダーの種類が表示される
- 「iCloud」の中から共有したいカレンダーを選び、右側の「i」マークをタップ
- 「共有相手」の「個人を追加」をタップ
- 「個人を追加」の画面で「宛先」の横の「+」をタップ
連絡先から共有したい人を追加
iPhoneに保存されている連絡先が開きます。連絡先に登録されている人の中で、カレンダーを共有したい人を選びます。カレンダーを共有したい相手は1人だけでも構いませんが、複数の人を同時に追加できます。
- カレンダーを共有したい相手を追加できたら「完了」をタップ
共有したい相手が参加してくれたらOK!
カレンダーを共有するために連絡先から、選んだ相手に招待状が送られます。その相手が、招待状からそのカレンダーに「参加する」のリンクを押して参加することで、カレンダーを共有できます。
イベントだけでも共有できる!
このカレンダーの共有方法は、カレンダー全体の共有だけではなく、イベントごとに招待できます。
- カレンダーの中の1つのイベントだけ共有したい場合は、カレンダーからイベントを選んでタップ
- カレンダーの詳細が教示されたら「編集」をタップ
- 「予定出席者」をタップ
iPhoneのiCloudカレンダーで覚えておきたい便利な機能
iCloudに同期できるカレンダーは、予定の同期や共有の他にも様々な便利な機能があります。こちらでは、カレンダーの便利な機能をご紹介します。
予定の色分け
iPhoneでカレンダーの予定を入力、編集すると、「カラー」を選べます。予定ごとに色分けすることで、よりカレンダーを見やすくできます。
家族のカレンダーでも職場のカレンダーでも、カレンダーに入力する予定は、様々な種類があります。「家族の誕生日」「学校行事」など、予定の種類によって色分けすることで、どのような予定が入っているのか一目でわかりやすくなります。
表示・非表示の設定
iPhoneのカレンダーでは、複数のカレンダーを表示できます。仕事中はプライベートなカレンダーは必要ない、プライベート中は仕事の予定は見たくない場合は、カレンダーごとに表示と非表示を切り替えられます。
カレンダーアプリを開いたら、下の「カレンダー」をタップします。「iCloud」に表示されているカレンダーの種類の中から、表示したくないもののチェックを外すと、そのカレンダーが非表示になります。
繰り返し登録ができる
毎日8時には家を出る、毎週火曜日の9時から会議があるといったように、定期的に繰り返す予定がカレンダーにある場合は、カレンダーに繰り返し登録すると便利です。カレンダーに繰り返し登録した場合は、イベントの編集画面で「繰り返し」をタップします。
毎日なのか、毎週なのか、毎月なのか、選択することで繰り返し登録できます。
「カスタム」を選択すると、カレンダーの繰り返しの頻度や曜日などをカスタムできます。
移動時間も登録できる
iCloudのカレンダーに登録した予定やイベントの編集画面を開くと、移動時間を登録できます。
「移動時間」をタップすると、移動するのにどの程度の時間がかかるのか登録できます。
移動時間を登録すると、カレンダーに反映されます。
電車の乗り換え情報も登録可能に!
乗換案内のアプリを利用していれば、経路検索の結果をカレンダーに反映できます。乗換案内アプリで検索した電車やバスの情報を登録すると、カレンダーに登録できます。ぜひ乗り換え案内アプリを利用してる方は、カレンダーに電車の時刻表を登録してみましょう。
趣味のカレンダーを作れる
プロ野球やJリーグの観戦、映画を映画館で見るのが好きな方のために、趣味のカレンダーを作る機能もあります。映画情報やスポーツの日程を、iPhoneのカレンダーに登録できる機能のあるサイトにログインして、スケジュールをiPhoneにダウンロードします。
そのスポーツや映画の日程がカレンダーに反映されるため、ぜひ趣味を持っている方は活用してみましょう。
Googleカレンダーとの同期も可能に!
カレンダーアプリといえば、Googleカレンダーを使っている方も少なくありません。GoogleカレンダーならAndroidスマホとも共有しやすく、PCでも同期や共有が簡単にできるメリットがあります。
iPhoneのカレンダーアプリは、Googleカレンダーとも同期できます。iPhoneにGoogleカレンダーを入れなくても、Googleカレンダーとの同期を設定しておけば、他の方の共有も可能です。
Googleカレンダーと同期する方法は、
- iPhoneの「設定」から「パスワードとアカウント」と進み、「アカウントを追加」からGmailアドレスを登録
- 前のページに戻り、Gmailを開いて「カレンダー」をオンにする
- iPhoneのカレンダーとGoogleカレンダーが同期できる
iCloudのカレンダーを同期して共有すればとても便利!
この記事では、iPhoneやiPadのカレンダーアプリをiCloudに同期して共有する方法を解説しました。カレンダーアプリをiCloudに同期できれば、PCやタブレットなど他のデバイスでも確認が簡単にできて便利です。
プロジェクトやイベント情報の管理も、共有できると捗ります。ぜひiCloudへカレンダーを同期して、活用してみましょう。