2019年05月20日更新
【 iOS12 】Siriショートカットの便利な使い方!アプリで設定・自動化させる方法を解説!
iOS12から新たに追加された機能「Siriのショートカット」の便利な使い方を知っていますか?iPhoneのSiriを更に快適に利用できる「ショートカット」の使い方をマスターすれば、更に快適なiPhoneライフを送ることができます。
目次
- 1「Siriショートカット」とは?iPhone・iPadのiOS12から搭載された機能は?
- ・「ショートカット」アプリを設定すれば「Siriショートカット」を自動化しさらに便利に
- 2「ショートカット」アプリの使い方
- ・「ショートカットアプリ」をインストールしよう
- ・「ショートカットアプリ」でSiriのショートカットを設定する方法
- 3おすすめのショートカットアプリの設定:ライト
- ・「ライト」アプリの呼び出し自動化
- 4おすすめのショートカットアプリの設定:メッセージ
- ・メッセージの起動を自動化
- 5おすすめのショートカットアプリの設定:ヘルスケア
- ・ヘルスケア機能で記録を自動化
- 6Siriショートカットの便利な使い方をマスターして便利にiPhoneを使いこなそう!
「Siriショートカット」とは?iPhone・iPadのiOS12から搭載された機能は?
iPhone・iPadのiOS12か新たに追加された機能「Siriショートカット」ですが、その機能の使い方があまり分からないという人が少なくありません。本記事冒頭の本章では、iOS12に新たに追加された「Siriショートカット」について紹介していきます。「Siriショートカット」をまだ利用したことがない人は、本記事を参考に活用してみてください。
「ショートカット」アプリを設定すれば「Siriショートカット」を自動化しさらに便利に
iOS12から搭載された「Siriショートカット」は、Siriによく使う言葉やフレーズを追加しておくことで、簡単にアプリや動作を記憶させておくことができる機能です。その「Siriショートカット」を更に便利に活用するために開発されたのが、「ショートカット」と呼ばれるアプリです。
「Siriショートカット」でも、数多くの機能を追加して便利に活用することが可能ですが、更に細かくSiriに指示を出すことを可能にするのが「ショートカット」アプリです。
Siriのショートカット設定方法は「設定」>「Siriと検索」と進み「ショートカット候補」項目からショートカットに追加したいアプリをタップして追加するか「すべてのショートカット」を選択してショートカットに追加したアプリをタップしてください。
Siriのショートカット設定方法(標準搭載されているSiriの設定方法)では、上記の手順でSiriのショートカットを追加できますが、次の章から紹介する「ショートカット」アプリを利用することで、更にマクロなSiriの設定が可能となります。
「ショートカット」アプリの使い方
「ショートカット」アプリはiOS12に互換性のある「Siri」のショートカットを編集・追加するためのアプリとなります。iPhone・iPadにiOS12がインストールされていないと利用することができないので注意してください。
「ショートカットアプリ」をインストールしよう
「ショートカット」アプリのインストールは上記リンク先にアクセスしてください。
「ショートカットアプリ」でSiriのショートカットを設定する方法
iPhone・iPadから「ショートカット」アプリでSiriのショートカットを設定する方法、使い方を紹介します。
「ショートカット」アプリを起動し、画面下のメニュータブから「ライブラリ」を選択して「+ショートカットを作成」をタップしてください。画面下部にポップアップメニューが表示されるので、メニューをタップしたまま上方向にスワイプしてメニューを展開してください。
Siriで使いたいアプリを選択し「アクセスを許可」をタップしてください。「ショートカット」アプリの基本的な使い方の流れは以上となります。次の章からはおすすめのショートカットアプリの設定方法と使い方を詳しく解説していきます。
おすすめのショートカットアプリの設定:ライト
本章では「ショートカット」アプリで利用したいおすすめの設定方法「ライト」アプリの追加方法を紹介します。
iPad・iPhoneの「コントロールセンター」からも、ライトアプリを簡単・便利に起動することができますが、「ショートカット」アプリを使って、簡単にSiriから「ライト」アプリを起動・呼び出しすると更に便利に「ライト」アプリを利用できます。
「ライト」アプリの呼び出し自動化
ショートカットアプリを使って「ライト」アプリの呼び出しを自動化する設定方法を紹介します。
ショートカット作成方法
「ショートカット」アプリを起動し、画面下部にメニュータブ一覧から「ライブラリ」>「+ショートカットの作成」をタップしてください。検索キーワード入力欄に「ライト」と入力すると「フラッシュライトを設定」というスクリプティングが表示されるので選択してください。
「フラッシュライト」項目の「オン」をタップしてください。Siriの起動方法メニューが表示されます。各起動方法の使い方は下記のリストを参照してください。
オフ | Siriに呼びかけるとフラッシュライトを「オフ」にします。 |
---|---|
オン | Siriに呼びかけるとフラッシュライトを「オン」にします。 |
切り替える | Siriに呼びかけると、指示を出すたびにオン/オフが切り替えます。 |
実行時に尋ねる | Siriに呼びかけると、指示を出すたびにオン/オフ どちらかを選択することができます。 |
上記いずれかの項目を選択したら、画面右上に表示されているアイコンをタップします。(右側画像を参照)
「設定」画面が表示されるので「Siriに追加」をタップしてください。赤いボタンを押すと、Siriに登録したフレーズの音声録音が開始されます。録音が終了したら画右上の「完了」をタップしてください。
「フラッシュライト」の起動をSiriで自動化する手順は以上となります。便利なおすすめの設定方法の1つなので、紹介した手順を参考に「フラッシュライト」の起動自動化を試してみてください。
おすすめのショートカットアプリの設定:メッセージ
続いて紹介するおすすめのショートカットアプリ設定方法は、Siriを使ったメッセージ自動化です。Siriにメッセージアプリの自動化をしておくことで、簡単にメッセージを送信することができます。Siriのショートカット登録をする上でも、おすすめの機能なので、実際に手順解説を読み進めながら設定してみてください。
メッセージの起動を自動化
「ショートカット」アプリを起動し、画面下部にメニュータブ一覧から「ライブラリ」>「+ショートカットの作成」をタップしてください。検索キーワード入力欄に「メッセージ」と入力すると「メッセージを送信」というスクリプティングが表示されるので選択してください。
「宛先」「メッセージ本文」を入力してください。「実行時に表示」をオフにしておくと、Siriから確認表示なしで、アイコンをタップするだけでメッセージ送信ができます。メッセージの誤送信の可能性があるので「実行時に表示」をオンにしておくと良いでしょう。
あとは、前の章で紹介した「Siri」を起動するためのフレーズを録音すれば、簡単にSiriからメッセージを送信することが可能です。頻繁に利用するメッセージがあれば、本章で紹介したSiriのショートカット設定方法を実行してみてください。
おすすめのショートカットアプリの設定:ヘルスケア
続いておすすめのショートカットアプリ設定方法は、「ヘルスケア」アプリの自動化です。「ヘルスケア」アプリをSiriから自動で起動できるようにしておけば、日頃の健康管理のチェックも容易になります。
ヘルスケア機能で記録を自動化
健康管理にかかせないのが、1日の水の摂取量の記録です。iPhone・iPadなどにインストールされている純正アプリを起動して、記録を取ることが可能ですが、Siriに水の摂取量機能を設定しておけば、Siriから簡単に水の摂取量を記録しておくことができます。
水の摂取量を記録する場合は、「ショートカット」アプリを起動して、画面下のメニュータブから「ギャラリー」>「朝の日課」項目から「水の量を記録」を選択し「ショートカットを取得」をタップしてください。
「ギャラリー」には、様々なショートカットが登録されているので、「水の量を記録」以外のお気に入りのショートカットも探してみてください。
「水の量を記録」はそのままの設定では利用しにくいので、設定を変更していきます。「ライブラリ」から「水の量を記録」の「…」をタップしてください。「プロンプト」で水の摂取量を変更してください。
カスタマイズ方法は利用しやすいように設定しておくのがポイントです。よく飲む水の量を設定しておくと良いでしょう。また前にも述べた通り、「水の量を記録」以外にも、様々なヘルスケアショートカットのテンプレートが用意されているので、「ギャラリー」からお気に入りのショートカットを見つけてみてください。
Siriショートカットの便利な使い方をマスターして便利にiPhoneを使いこなそう!
本記事ではiPhone・iPadユーザーにおすすめの、Siriのショートカット設定方法、「ショートカット」アプリの設定方法をご紹介しました。Siriのショートカット機能はカスタマイズすることで、更に便利・快適に利用することが可能となります。本記事を参考に、ショートカットアプリを活用して、Siri機能を利用してみてください。