2019年11月09日更新
【iPhone/Android】機内モードでもアラームは鳴る?アラーム音を鳴らさない方法も解説!
iPhoneやAndroidのスマホには機内モードがありますが、機内モードでもアラームが鳴るのか気になります。この記事では機内モードでもアラーム音が鳴るのかどうか、機内モードにしなくてもアラームを鳴らさない方法はあるのか、といったことを見ていきましょう。
目次
- 1機内モードにしたらスマホのアラームは鳴るのか?
- ・機内モードとは?
- ・スマホのアラーム音は機内モードで鳴るのか?
- 2機内モードにしなくてもアラーム音を鳴らさない方法
- ・アラームを切っておく
- ・スマホの電源を切っておく
- ・マナーモードにすれば目覚ましもバイブレーションになる
- 3原因は機内モードじゃない!アラーム音が鳴らない原因とは?
- ・電源が入っていない
- ・音量が小さすぎる
- ・マナーモードになっていた
- ・イヤホンを接続している
- ・アラームのサウンドを切っている
- ・メモリ不足で鳴らない
- ・スマホに不具合が生じている場合
- 4アラームはOK!機内モードを活用したいとき
- ・急速充電したいとき
- ・通信状態が悪いときには一時的にリセットできる
- ・LINEに既読を付けずに読みたいとき
- ・電話やメールに邪魔されずにスマホを使って勉強したいとき
- 5機内モードの時にアラーム以外にスマホでできること
- ・ダウンロードしてある音楽や動画の再生
- ・カメラ機能
- ・通信機能が必要ないアプリの利用
- 6機内モードでもアラームは鳴るので音に注意!
機内モードにしたらスマホのアラームは鳴るのか?
iPhoneやAndroidのスマホを機内モードに設定すると、着信音や通知音が鳴らなくなります。それなら、スマホで設定したアラームは機内モードでは鳴るのかどうか気になります。アラームも時刻を知らせる通知音だと考えれば、機内モードにしたらアラームも鳴らないのではないか、と考える人もいるでしょう。
この記事では、機内モードとはどういったもので、機内モードにしたときのスマホのアラームはなるのかどうか、機内モードにしなくてもアラーム音を鳴らさない方法や、逆に機内モードじゃないのにアラーム音が鳴らない時の対処法について見ていきましょう。
機内モードとは?
iPhoneでもAndroidでもスマホには必ず機内モードという機能がついています。そもそも機内モードとはどういったものなのか解説します。
モバイルデータ通信と音声通話を遮断した状態
スマホの機内モードとは、スマホの外部との電話や通信を全て遮断することで、主に航空機に搭乗するときに利用します。スマホの電話や通信というのは、すべて電波で行われています。航空機というのは、地上の管制塔との交信や、様々な計器類を利用するのに微妙な電波をたくさん使っています。
乗客が一斉に機内でスマホでの通信や電話を利用すると、飛行機内でたくさんの電波の送受信が行われることになり、操縦に何らかの支障をきたす可能性があります。そのために、飛行機に乗るときには、必ず機内モードに設定して、モバイルデータ通信と音声通話を遮断した状態にする必要があります。
飛行機に乗るとき以外にも、電話の着信を受けなくてすむということで、普段から機内モードを活用している人も少なくありません。
Wi-FiやGPSは設定すれば利用可能
尚、機内モードに設定するとWi-FiやGPS、Bluetoothなども一度はオフになります。しかし、個別に設定してオンにすることで、機内モード中でも利用することは可能です。機内モード中にWi-Fiを利用する方法は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
スマホのアラーム音は機内モードで鳴るのか?
そこで重要なのが、スマホのアラームは機内モードにしている時でもなるのかどうかということです。スマホのアラームは機内モード中でも鳴るのかどうか、iPhoneの場合とAndroidの場合、それぞれについてみていきましょう。
iPhoneの場合
まずはiPhoneのアラームは機内モードでも音が鳴るかどうか見ていきましょう。機内モードで着信音や通知音が鳴らなくなるのは、外部との電話やモバイルデータ通信の電波が遮断されるためです。電話やLINEやSMS、メールなどの通信が電波を遮断されることでできなくなってしまうことで、電話の着信音やLINEやメールの通知音が鳴らなくなります。
一方でiPhoneで目覚ましなどに使うアラームの場合には、外部との通信とは一切関係ない機能としてiPhoneの中に組み込まれています。確かに時計の時刻合わせをするのに通信機能は使っていますが、iPhoneではいったん正確な時刻を合わせてしまえば、後は外部との通信機能がなくてもしばらくの間は正確な時刻を刻めるようになっています。
そのために、機内モードにしていてもセットした時間にアラーム音を鳴らす事は可能です。iPhoneのアラームは機内モードに関係なく鳴らすことができます。
Androidの場合
それではAndroidスマホの場合には機内モードにしているときはアラームを鳴らすことができるのか見ていきましょう。Androidスマホでも、時計の時刻を正確に合わせるために通信機能を利用しています。
しかし、iPhoneと同じようにAndroidスマホでもいったん正確な時刻に合わせれば、通信が遮断されてもAndroidの内部のプログラムである程度の期間は正確な時間を刻めるようになっています。アラーム自体はAndroidスマホでも通信機能とは関係なく利用できます。Androidでも機内モードにしていてもアラームを鳴らす事はできます。
機内モードにしなくてもアラーム音を鳴らさない方法
iPhoneでもAndroidでもスマホのアラーム音は機内モードにすることでは鳴らさないようにすることはできません。アラーム音を鳴らしたくないときに、鳴らないようにする方法はどのような方法があるのか見ていきましょう。
アラームを切っておく
アラームを鳴らしたくないのであれば、アラームをオフにすることでセットした時間になっても鳴らないように設定することができます。
iPhoneでもAndroidでも、時計アプリのアラームの一覧の中に、アラームのオンオフを切り替えられるボタンがあります。こちらのボタンをオフにすることで、アラームが鳴らないようにセットすることができます。
スマホの電源を切っておく
スマホのアラームを鳴らしたくない場合には、スマホの電源を切っておくという方法もあります。iPhoneでもAndroidでも、電源ボタンを長押しすることでスマホの電源を落とすことができます。電源を切ってしまえば、スマホ自体を利用できなくなりますが、アラームをセットした時間になっても鳴ることはありません。
ただし、Androidスマホの場合には、電源落としてもアラームをセットしている時間になったら通知が表示されることがあります。その場合には、電源を入れた後でアラームが鳴ることがあります。
マナーモードにすれば目覚ましもバイブレーションになる
アラームの音だけならないようにしたい場合には、マナーモードにするという方法もあります。マナーモードにすれば、アラームや目覚ましも音が鳴らずにバイブレーションになります。
例えば大部屋で寝ていて、自分だけ早く起きなければいけない場合などには、音を鳴らす場合に比べると、マナーモードでアラームを鳴らした方が、他の人に迷惑をかけずに目覚ましを使うことができます。iPhoneでマナーモードに設定する方法は、iPhoneの左側にあるサイレントスイッチをオンにするとマナーモードにできます。
Androidでマナーモードを設定する方法は、音量ボタンで音量を下げて音を消すとマナーモードに設定されます。
原因は機内モードじゃない!アラーム音が鳴らない原因とは?
機内モードにしている時に、スマホでセットした目覚ましが時間に鳴らなかったと言うことで、アラーム音が鳴らない原因が機内モードなのではないかと勘違いしている人もいるようです。しかし、スマホのアラーム音と機内モードは関係ないものなので、アラーム音が鳴らない原因は機内モードではありません。
こちらでは、目覚ましをセットしたはずなのにアラーム音が鳴らない場合の原因について見ていきましょう。
電源が入っていない
スマホでセットした目覚ましが鳴らない原因には、スマホの電源を切っている可能性が考えられます。電源が入っていなければ、アラームは鳴りません。また、バッテリー切れなどの理由で電源が落ちてしまったときにも、目覚ましが鳴らないことがあります。セットした時間にアラームが鳴らないときには、スマホの電源を確認してみましょう。
音量が小さすぎる
アラーム音は鳴っているのだけれども、音量が小さすぎて聞こえずに、鳴らなかったと勘違いしてしまうこともあります。目覚ましをセットするときには、アラームの音量の設定にも気をつけましょう。iPhoneの場合にはiPhoneの設定から「サウンドと触覚」の「着信音と通知音」にある、音量調節のスライダを調整することでアラーム音量を調整できます。
Androidの場合には、スマホのサイドにある音量ボタンでアラームの音量を調整できます。
マナーモードになっていた
スマホでセットした目覚ましが鳴らない場合には、マナーモードになっている可能性があります。マナーモードになっていると、目覚ましをかけても音が鳴らずにバイブレーションで通知されます。スマホがマナーモードになっていないかどうか確認してみましょう。
イヤホンを接続している
イヤホンが接続している場合には、スマホから発せられる音はすべてイヤホンの方へ流れてしまい、外には全く聞こえなくなります。目覚ましを掛けても、アラーム音はイヤホンで鳴るようになるので聞こえません。
イヤホンジャックにイヤホンが接続していなくても、Bluetooth接続でベアリングを設定してあれば、気がつかないうちに接続していることもあります。Bluetoothでペアリングしているイヤホンやヘッドホンがある場合には、そちらと接続していないか確認してみましょう。
iPhoneでもAndroidでも、スマホの設定からBluetoothの設定を確認すると、イヤホンと接続しているかどうかを確認できます。
アラームのサウンドを切っている
iPhoneでもAndroidでもアラームを設定する時に、鳴らす音の種類を選択できます。この時に、アラームを「なし」に設定することもできます。アラームを「なし」に設定してしまうと、目覚ましを設定した時間になると、画面に通知は表示されますが音は鳴りません。
メモリ不足で鳴らない
一度にバックグラウンドでたくさんのアプリを動かしている場合には、メモリが不足してアラームが鳴らないこともあります。スマホの設定から実行中のアプリを確認して、必要がないものは停止したほうがいいでしょう。
スマホに不具合が生じている場合
スマホに不具合が生じていて、スマホの音自体が鳴らなくなっている場合もあります。音量をオフにしていなかったり、マナーモードにはしていなかったりするのに、Youtubeの動画や音楽の再生もできない場合には、スマホのスピーカーが壊れている可能性があります。Appleケアやスマホキャリアのサポートなどに相談して対応しましょう。
アラームはOK!機内モードを活用したいとき
機内モードで電話は鳴らなくてもアラームが鳴りますが、アラーム以外にも機内モードが活用できる方法があります。こちらでは、機内モードを飛行機の中以外で活用する方法を見ていきましょう。
急速充電したいとき
充電するときに、機内モードにしておくと、機内モードにせずに充電した時よりも早く充電できます。というのは、通常の状態ならスマホは常に電話やモバイルデータ通信の電波を探し続けているので、何もしなくてもバッテリーを消費している状態になります。
しかし、機内モードの時は電波を探す必要はなくなるので、その分だけバッテリーの消費が抑えられます。充電するときには、その分だけ早く充電ができるようになります。
通信状態が悪いときには一時的にリセットできる
通信状態が悪いときには、機内モードにして一旦電話や通信を遮断することで、通信状態がリセットされて改善されることがあります。スマホの電源を落としてもいいのですが、電源を落とすと再起動するのに少し時間がかかります。機内モードであればアイコンをタップするだけで済むので電源を切るよりも簡単にできます。
LINEに既読を付けずに読みたいとき
LINEを受信したときに、機内モードにしてから読むと既読を付けずに読むことができます。LINEに既読が付く機能は、インターネットに接続している状態で利用できる機能です。
機内モードにして、ネットに閲読しない状態でも、受信したときにダウンロードしたメッセージや写真は見ることができます。しかし、既読はつけずに未読のままで読むことができます。
電話やメールに邪魔されずにスマホを使って勉強したいとき
スマホには色々と便利な勉強アプリがありますが、スマホを使って勉強していると、電話や通知で手が止まってしまうことがあります。そんな時には、機内モードにしておけば電話やメール、LINEなどの通知に邪魔されずに集中して勉強出来るようになります。
機内モードの時にアラーム以外にスマホでできること
機内モードのときにはアラームは利用できますが、アラーム以外にスマホで出来る事にはどんなことがあるのか見ておきましょう。
ダウンロードしてある音楽や動画の再生
機内モードにする前にスマホにダウンロードした音楽や動画を再生することができます。飛行機で長時間のフライトをする予定がある人は、時間をつぶすための映画や音楽をあらかじめスマホにダウンロードしておけば、機内モードにしておいても楽しむことができます。
カメラ機能
iPhoneでもAndroidでもスマホのカメラ機能はインターネットとは関係なく利用することができます。機内モードでも、写真もビデオも撮影はできるので、他の人に迷惑にならない範囲内での記念撮影に利用できます。
通信機能が必要ないアプリの利用
スマホアプリの中には、常にインターネットに接続してないと利用できないものもありますが、ネット接続が必要ないアプリもいろいろとあります。ネットに常時接続する必要がなく、ダウンロードしてあるプログラムだけで動作できるアプリなら、機内モードでも利用できます。
機内モードでもアラームは鳴るので音に注意!
この記事では、機内モードでもアラームが使えるのかどうかという点について見てきました。機内モードでは着信音や通知音がならなくなるので、アラームも使えなくなると思っている人も多いようですが、そういう事はありません。機内モードでもアラームは鳴るので、今まで鳴らないと思っていた人は注意しましょう。