テレワークでZoomを利用する方が増加していますが、Zoomのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では、ビデオ会議で使えるZoomの機能や、Skypeと比較した場合にどのような点が優れているのか解説します。
テレワークを導入する企業が増える中で、ビデオ会議システムはどのアプリを採用したらいいのか悩んでいる担当者の方も多いことでしょう。この記事では、ビデオ会議システムとして特に人気が高いZoomのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
多くの企業や学校で導入されているZoomには、選ばれるだけの理由があります。まずはZoomのメリットについて解説します。
Zoomの最大のメリットとは、無料でもビデオ会議システムとして十分に使える機能があるという点です。無料では3デバイス以上のミーティングは40分までという時間制限があったり、クラウド録画が出来なかったりといった制限はあります。
しかし、画面共有機能でのホワイトボードや分科会や面談に便利なブレイクアウトルームなど、テレワークに便利な機能は、有料版と同じように無料版でも使えます。無料版でも十分だという点は、Zoomの大きなメリットと言えます。
Zoomのメリットには、有料版も格安で利用できるというでもあります。有料版でも、プロ版なら月2,000円から利用できます。企業で利用するための、ビジネス版や企業版も1アカウント当たり月額2,700円で利用できます。
この月額料金で、プロ版なら最大100名まで、ビジネス版なら最大300名までのビデオ会議が出来るという点は、大きなメリットと言えるでしょう。
Zoomの有料版の料金が適用されるのは、ホストだけです。参加者は料金プランとは一切関係ありません。無料版を使っているホストに、有料版を契約している参加者が参加していても、使えるZoomの機能は無料版の機能だけです。
ホストが有料版を契約していれば、Zoomの全ての機能を利用できます。100人の参加者を集めるミーティングでも、たった月額2,000円で、Zoomを最大限活用できるのです。
Zoomは端末の種類を選ばずに、PCからでもスマホからでも、タブレットからでも利用できるという点もメリットです。PCアプリが利用できない場合には、ブラウザからも参加できます。
スマホやタブレットからでも、オンライン会議に参加するだけではなくて、会議を主催することもできます。PCが使えない外出先からでも、スマホやタブレットを使えば会議に参加も主催もできるという点は、Zoomのメリットと言えます。
Zoomのメリットは、オンライン会議に出席する参加者が、とても簡単に参加できるという点があります。
Skypeなどの他のオンライン会議システムの多くが、アプリを利用するのに専用アカウントを取得しなければいけません。しかし、Zoomであれば、会議に参加するだけなら、Zoomのアカウントは必要ありません。
オンライン会議を主催するのであれば、Zoomアカウントは必要です。しかし、会議に参加するだけであれば、特にアカウントを取得しなくても気軽に参加できるという点は、Zoomの大きなメリットと言えます。
また、参加者がZoomのオンライン会議に参加する方法もとても簡単だと話題になっています。ホストがZoom会議に招待する参加者に送る招待状には、参加用のURLが記載されています。参加者はそのURLをクリックするだけで、簡単にオンラインミーティングに参加できます。
PCやスマホにアプリが入っていない場合には、参加する前にアプリのダウンロードとインストールも、参加用URLのクリックからできます。PCやスマホにあまり詳しくない人でも、簡単に会議に参加できるツールとして、Zoomの人気は急上昇しています。
自宅からテレワークで仕事をする場合、背景に映る部屋が汚かったり、自宅なのに身支度を整えるのが面倒くさいという声もあります。Zoomであれば、背景に画像を表示するバーチャル背景や、顔にファンデーションを塗っているように見せられる美白モードを利用できます。
自宅からの参加でも、慌てて環境を整えなくても、気軽に出勤できる機能が満載という点は、他のアプリにはないメリットです。
以上のようなメリットがある一方で、Zoomにも当然デメリットもあります。どのようなデメリットがあるのか解説します。
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