Zoomを使ったオンライン授業を行う学校が、増えています。生徒がZoomでのオンライン授業を受ける場合は、どのようなことを事前に確認すればいいのでしょうか。この記事では、オンライン授業を受けるための設定方法等を、パソコンとスマホそれぞれ解説します。
新型コロナウイルスの影響により、外出自粛が続く中で、学校の授業がZoomを使ったオンライン授業に切り替わっているところも、少なくありません。
学校側からいきなり、Zoomを自宅で使えるようにしておくようにと言われても、準備することや設定方法が分からない方もいることでしょう。
この記事では、Zoomをオンライン授業に参加する前の確認事項と、パソコンやスマホの設定方法を詳しく解説します。まずは事前に自宅で確認しておくべきことを、お伝えいたします。
自宅からパソコンやスマホでZoomに接続する場合は、何らかのインターネット回線を用意しなければいけません。自宅から接続するときのインターネット回線の容量を、確認しておきましょう。
光回線やケーブルテレビなどの大容量回線を使っているのなら、Zoomのオンライン授業に特に問題はありません。1か月あたりの通信容量が決まっている、スマホのモバイルデータ通信やWi-Fiルーターだけを利用している場合は、Zoomの授業を数日間受けただけで上限に達してしまう可能性があります。
お使いのインターネット回線で、十分な通信容量が確保できているか確認しておきましょう。
自宅に引いている大容量回線に、自分で用意したWi-Fiルーターを接続して、自宅の中をWi-Fi環境にしている場合は、Wi-Fiにパスワードを設定しているか確認しておきましょう。
Wi-Fiにパスワードを設定していないと、外部の人が勝手に接続して使い放題出来てしまいます。万が一犯罪行為が行われた場合に、ネット回線の設置者が、責任を問われる恐れもあります。回線にタダ乗りされないために、パスワードの設定が有効です。パスワードの設定方法は、お使いのWi-Fiルーターのマニュアルで確認してみましょう。
学校の授業だけではなく、保護者の仕事もテレワークになっているご家庭も多いです。家族の中で、複数の人が一斉にZoomなどのビデオ通信アプリを使用し、テレワークを始めた場合に、通信状況が不安定にならないか確認しておきましょう。
Zoomに限らず、SkypeでもTeamsでも、ビデオ会議は一度にかなりのデータ通信量が必要です。家族がみんな一度に接続してしまうと、回線がパンクしてしまう可能性があります。
ZoomやSkypeなどの主要なテレワークで利用されるアプリのデータ通信容量はどのくらいなのか、以下の記事でまとめています。ご家庭の通信環境が十分かどうか、確認するために参考にしてください。
パソコンやスマホからZoomでのオンライン授業に参加するために、まずはパソコンもしくはスマホを用意した上で、Zoomのセッティングを行う必要があります。
事前にセッティングしておかないと、Zoomの授業が始まってから、Zoomが起動しない、起動してもマイクやビデオがうまく使えない、といったトラブルが起きてしまいます。
ここから、オンライン授業を受けるためのZoomの事前準備を詳しく解説します。
パソコンからZoomでのオンライン授業を受ける場合は、パソコンにあらかじめZoomの専用アプリをダウンロード・インストールしておきましょう。パソコンにZoomアプリをインストールする方法は、以下の記事で、詳しく解説しています。
パソコンの設定によって、Zoomのアプリをインストールできない可能性があります。その場合は、ブラウザから参加しましょう。ブラウザから参加するために、Zoomアカウントの登録等の準備が必要です。Zoomにパソコンのブラウザから参加する方法は、以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。
スマホからZoomでオンライン授業を受ける場合も、あらかじめスマホにZoomのアプリをインストールしておきましょう。Zoomアプリは、iPhoneでもAndroidでも利用できます。スマホ版Zoomの使い方は、こちらの記事で詳しく解説しているため参考にしてください。
パソコンやスマホにZoomアプリがインストールできたら、スピーカーやマイクのテストも行いましょう。特にパソコン版のZoomでは、パソコンにマイクや Web カメラがついていないことに気がつかずに、授業が始まってから慌てる人がいるようです。
Zoomで授業を受ける前にテストをしておけば、慌てることもなく安心して授業に臨めます。Zoomでスピーカーやマイクのテストを行う方法は、以下の記事で詳しく解説しているため参考にしてください。
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