今まではMicrosoft OfficeのWordやExcelを利用する際に、お金がかかりました。しかし、Windows10では無料でOfficeを利用できるようになりました。この記事では、無料でWindows10で使えるOfficeとはどのようなものか、解説します。
今まではMicrosoft OfficeのWordやExcelを使う際は、高額なOfficeを購入するしかありませんでした。そのため、格安か無料で利用できる、互換性のある廉価版Officeを使う方が増えています。
しかし、Windows10ではMicrosoft純正のOfficeを、無料で利用できます。この記事では、無料で利用できるMicrosoft Officeとはどのようなもので、どんな使い方をするのか解説します。
Microsoft OfficeのWordやExcelは、もともと無料で利用できるモバイル用アプリがありました。iPhoneやAndroidのスマホなら、モバイル用のWordやExcelが、以前から無料で利用できたのです。Windows10で無料で利用できるようになったMicrosoft Officeとは、このモバイル用の無料アプリを、PCでも利用できるようにしたものです。
モバイル用に無料で配信していたMicrosoft純正のOfficeを、PCでも利用できるようになったことで、Windows10でも無料でWordやExcelを利用できるようになりました。年間1万円以上支払ってOffice360を購入しなくてもいいのです。
無料で利用できるモバイル向けのMicrosoft Officeは、もともとはスマホやタブレット向けに開発されたものです。そのため、タッチ操作に適した形になっています。Windows10でタッチパネルを利用している方や、Windowsタブレットを利用している方に、特におすすめのOfficeソフトです。
ただし、無料版のMicrosoft Officeで利用できるのは、基本機能だけです。有料版のOfficeと比べると、マクロ機能などに大きな制限があります。ちょっとした文書や表やグラフ作成には便利ですが、本格的にマクロを組むような作業には向かないため、注意しましょう。
Windows10で無料のOfficeを使う方法を、解説します。
無料のMicrosoft OfficeであるOffice Mobileはアプリを、Windows10にダウンロード・インストールすることで利用できます。
上記のリンク先に、Windows10、iPhone、Androidそれぞれの、Office Mobileのダウンロードページへのリンクがあります。そちらからダウンロードページを開きましょう。Office MobileはWord Mobile、Excel Mobile、PowerPoint Mobile、それぞれ入手できます。
ダウンロードページを開いたら、「入手」をクリックします。Microsoftストアが開き、インストールが始まります。Microsoftアカウントへのログインを求められる場合もあります。
Officemobileの3つのアプリの気になる機能を解説します。
Office MobileのWordでは、手書きでの入力やペンを使っての作業ができるようになりました。マウスでの作業では難しかったことが、タッチ入力や手書き入力対応で簡単にできるようになっています。
Office MobileのExcelでは、統計データなどを地域ごとにまとめる場合があります。地域ごとにまとめたデータは、3Dマップグラフとして、地図上に3Dグラフで表示できるようになりました。
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