Windows10のダウングレード方法!Windows7/8.1にバージョンを戻すには?

Windows7や8.1からWindows10にアップグレードしても、ダウングレードして元に戻す方法があります。Windows10のバージョンをダウングレードさせて元に戻す方法について、Microsoftが期間などについてこの記事では詳しく解説します。

目次

  1. 1Windows10をダウングレードすることが可能
  2. 2Windows10をWindows7/8.1にダウングレードするメリットとデメリット
  3. メリットとは
  4. デメリットとは?
  5. 3Windows10からダウングレードできる条件とは?
  6. アップグレードして10日以内なら戻すことができる
  7. Microsoftが認めたダウングレード権はProのみ
  8. 4Windows10の設定からダウングレードする方法
  9. アップグレードして10日以内のPCのみ
  10. ダウングレードする方法
  11. 5Windows10をインストールメディアを使ってダウングレードする方法
  12. 事前準備
  13. ダウングレードする方法
  14. 6Windows10のダウングレードはサポート期限に要注意!

Windows10をダウングレードすることが可能

Windows7のサポート期間も1年を切りました。Windows7やWindows8.1からWindows Update経由でのWindows10へのアップグレード期間は終わってしまいましたが、現在でもWindows10へ無償でアップグレードすることは可能です。

しかし、Windows7やWindows8.1で使っているPCはWindows10として新しく発売されるPCと比べてスペックが低いものが多いためなのか、Windows10へアップグレードしたことで、PCがフリーズしやすくなった、うまく使えなくなった、という声も頻発しているのが実情です。

Windows10へアップグレードしたPCをWindows7や8.1へダウングレードすることがMicrosoft公式の方法でできます。この記事ではWindows10へアップグレードしたWindows7や8.1だったPCをダウングレードする方法について詳しく見ていきましょう。

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Windows10をWindows7/8.1にダウングレードするメリットとデメリット

Windows10のPCをWindows7やWindows8.1にダウングレードすることにはメリットとデメリットがあります。Windows10にアップグレードしたPCをダウングレードする前に、まずはWindows10をダウングレードすることのメリットとデメリットをよく考えてから決断しましょう。

メリットとは

Windows10をダウングレードするメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

使い慣れたPC環境

Windows10をダウングレードするメリットというのは、使い慣れたPC環境にすることができる、という点があります。Windows10とWindows7ではスタートメニューが大きく違い、使い始めた時に多くの人が戸惑ってしまいます。

タブレットなどのタッチパネルを利用することを前提で作られているWindows10では、タッチパネルに対応していないWindows7だったPCでは使い勝手があまり良くない、という問題もあります。

Windows10から使いなれたWindows7やWindows8.1へダウングレードすることで、使い慣れた環境を維持できるというメリットがあります。

PC修理店にはダウングレードしたいという相談が殺到

サポート期限が迫っているにもかかわらず、PCの修理店にはWindows10へアップグレードしたPCをWindows7へダウングレードしたいという相談が殺到しているとのことです。

ダウングレードしたいという理由は、Windows7よりも使いにくいという声の他に、仕事で使っている会社のPCを勝手にアップグレードしたら怒られてしまった、という人もいるようです

社内で管理しているPCはネットワークの設定やプリンタなどの周辺機器の設定などもあることから、一斉にアップグレードする必要があります。そんな中で1人だけ勝手にアップグレードしてしまうのはまずいことでしょう。

修理店にダウングレードの方法を相談しなくても、ダウングレードは自分でできるのでぜひやってみましょう。

デメリットとは?

Windows10をダウングレードすることにはデメリットもあります。どんなデメリットがあるのでしょうか。

Windows7はサポート終了間近

PCをネットワークにつないで使っていると、どうしてもウイルスやマルウエアといった悪意のあるプログラムの侵入の危険性があります。セキュリティソフトは当然PCに入れていることでしょうが、セキュリティソフトと合わせて必要なものが、MicrosoftによるOSのセキュリティ更新プログラムです。

Microsoftでは定期的にWindows Updateによってセキュリティ更新プログラムを配布していますが、Windows10のMicrosoftによるサポートが2020年1月14日に終了することが決まっています。その後は法人向けのPCでは有償での更新プログラムの提供が続きますが、個人用のPCではMicrosoftによるサポートが一切なくなってしまいます。

それに伴って、セキュリティソフトなどのMicrosoft以外のWindows7向けのソフトのサポートも終了します。サポート終了後にWindows7を使い続けることは、セキュリティ上の危険にさらされ続けてしまいます

Windows10の最新バージョンの機能が使えない

Windows10にはWindows7や8.1にはない新しいバージョンの機能がいろいろと搭載されています。例えば高速起動やOneDriveの標準搭載、IEに変わる新バージョンのブラウザのMicrosoft Edgeなどです。Windows10からダウングレードすることでこれらの最新バージョンの機能が使えなくなる、というのはデメリットといえるでしょう

Windows10からダウングレードできる条件とは?

Windows10からWindows7や8.1にアップグレードしたPCのすべてを、元のOSにWindows10から戻すことができるわけではありません。Windows10から戻すことができるPCには次のような条件があります。

アップグレードして10日以内なら戻すことができる

Windows10からダウングレードして、Windows7や8.1に戻すことは、アップグレードしてから10日以内ならすべてのPCでできます。試しにWindows10にアップグレードしてみてから、使い勝手が悪ければダウングレードして、元のOSに戻す人もいます。

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K.C
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