スマホバッテリーの寿命と交換費用!電池を劣化させず長持ちさせるには?

スマホの電池の減りが早くなったら、バッテリーの交換が必要な時期かもしれません。ここでは、スマホのバッテリーはいつ、どこで、いくらくらいで交換できるのかについて説明しています。また、バッテリーをなるべく長持ちさせるための方法も併せてご紹介します。

目次

  1. 1スマホバッテリーの寿命は?
  2. スマホの電池パックが劣化する原因
  3. 2スマホバッテリーを交換する方法
  4. キャリアでの交換方法
  5. 修理ショップで交換する
  6. スマホのバッテリーは自分で交換できる?
  7. 3スマホバッテリーの交換費用は?
  8. iPhoneの場合
  9. Androidの場合
  10. 4スマホバッテリーを長持ちさせる方法
  11. スマホバッテリーが劣化する原因を避ける
  12. スマホの設定を変更する
  13. 5スマホバッテリーを交換しよう!

スマホバッテリーの寿命は?

長時間持ち歩くことが多いスマホですが、バッテリーの持ちが悪いと外出時に充電切れを起こしてしまい、連絡が取れない、必要な情報を検索できない、と困ることが多いくなります。生活必需品となったスマホであるからこそバッテリーの寿命を把握しておき、いつでも快適に使えるようにしておくことが重要です。

一般的にスマホバッテリーの寿命は2年と言われています。スマホで使用されているリチウムイオンバッテリーは小型のバッテリーですが、電気出力が高いことが特徴です。一方で、500回の充電で劣化が進み、最大容量の50~70%にまで減ってしまうため、バッテリーの寿命が2年と設定されています。
 

多くの通信会社は2年契約のため、2年ごとに機種変更していればバッテリーの寿命を迎えることは少ないです。しかし、普段のスマホの使い方によってはバッテリーの劣化が激しくなり、寿命である2年より前に電池の持ちが悪くなります。

スマホの電池パックが劣化する原因

スマホバッテリーの劣化が激しくなり、寿命が短くなる原因として、バッテリーに大きな負荷がかかっていることが挙げられます。バッテリーに負荷がかかっている状態とは、端末内に熱がこもっている状態を指します。下記のような充電をしていると、熱がこもりやすくバッテリーの寿命が短くなります。

・フル充電になっているにもかかわらず充電を続けている
・充電中に動画を見たり、アプリを開いたりしている
・充電の頻度が多い(あまり電池が減っていない状態で充電を繰り返す)
・充電するときにスマホケースをつけたままにしている

スマホバッテリーを交換する方法

2年以上、同一スマホを使用したい場合は寿命を迎えたスマホバッテリーを交換する必要があります。継続して使用しても安全上は問題ありませんが、容量が少なくなっているため長時間の使用は難しくなります。そのため、交換することをおすすめします。

スマホバッテリーの交換はスマホを購入した通信会社(キャリア)または家電量販店等の修理ショップで行ってもらえます。

キャリアでの交換方法

キャリアでスマホバッテリーの交換をお願いする場合、契約時に各キャリアの保証パック等に加入していれば、無償でバッテリーをもらえることがあります。キャリアによって条件は異なりますが、場合によっては寿命を迎える前に交換してもらえるため、電池の持ちが悪くなったと感じた時点で交換することも可能となります。

ここでは、大手キャリア4社の対応についてご紹介します。

docomo

docomoスマホのバッテリーを交換したいときには、「電池パック安心サポート」が適用される場合があります。このサポートは以下の2つの条件を満たしていれば、ポイントを使用して電池パックを交換できるというものです。

・同一FOMA、「Xi」(クロッシイ)機種を1年以上、使用していること
・2014年以降の冬モデルの電池パックを交換したい場合は、「ケータイ補償サービス」に加入していること

1年以上、同一機種を使用していれば適用されるため、バッテリーが寿命を迎える前に交換できます。また、スマホの使用量が多い人は予備としてバッテリーを持っておくと、いざというときに交換できるため、同一機種を1年使ったときには、もらうようにしておきましょう

au

auのスマホバッテリーを交換したい場合、「安心ケータイサポート」に加入していれば無償でバッテリーをもらえる可能性があります。このサポートの中には、「電池パック無料サービス」が含まれており、同一機種を1年以上使用で1個、3年以上使用すればさらにもう1個電池パックをもらえます。

そのため、機種変更を検討するつもりがない、なるべく同一機種を長く使いたい、という場合にはこのサービスはおすすめです。しかし、残念ながら「安心ケータイサポート」は2013年9月で新規加入の受付を終了しているため、2013年9月以降のauスマホユーザーは対象となりません。

SoftBank

ソフトバンクのスマホバッテリーを交換したい場合、「電池パック無料サービス」を活用することによって無償で電池パック1個をもらえる可能性があります。電池パックをもらうためには、以下の条件を満たしている必要があります。

・同一機種を1年以上、使用していること
・「あんしん保障パック」、「あんしん保障パックプラス」、「スーパー安心パック」のいずれかに1年以上加入していること

ソフトバンクも同一機種を1年以上、使用していればバッテリーを無償でもらえるため、バッテリーが寿命を迎える前にもらっておくと安心です。

Y!mobile

格安スマホで知られているY!mobileですが、ソフトバンクと同様の条件を満たせば、無償で電池を1個もらえます。その条件とは以下の2つになります。

・同一機種を1年以上、使用していること
・「故障安心パックプラス」、「故障安心パック」、「故障安心パック-S」のいずれかに1年以上加入していること

Y!mobileは通信費がほかのキャリアと比べて安いにもかかわらず、故障安心パックに加入していればソフトバンクと同様にバッテリーをもらえるため、同一機種を安く長く使用できます。

修理ショップで交換する

大手キャリアでスマホを契約している場合、キャリアの保証パックを使用してバッテリー交換することが可能です。一方で、最近では格安SIMを利用している人も増え、大手キャリアのような保障パックに加入していないパターンも多くなりました。また、大手キャリアで契約していても保障パックを必要ないと判断し、加入していないパターンもあります。

キャリアでのバッテリー交換ができない場合は修理ショップに行ってみましょう最近では、電気街や家電量販店だけでなく、駅ビルの中にも修理ショップが入っていることがあるため、バッテリー交換をしたいときにすぐに立ち寄れます。

また、キャリアでバッテリー交換をお願いするときは、スマホを1回メーカーに送らなくてはならない場合がありますが、修理ショップではその場でバッテリー交換を行なってくれることが多いため、すぐにスマホを使用できるようになります。

スマホのバッテリーは自分で交換できる?

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
柚月

人気の記事

新着まとめ