Kindle本のライブラリからの削除方法！アプリ/クラウド内を簡単に整理する方法も紹介！

Kindleを使い、ライブラリに多くの本を揃えている方も大勢います。ライブラリに書籍が充実していくのは楽しいものです。

しかし、スマホやタブレットに本を揃えるという事は、その分だけ容量を圧迫していきます。そのため、容量が足らなくなったり、動作が遅くなるなどの症状が出ることもあります。

それではと、本を片っ端から削除しようとしても、思い通りに削除できなかったりした経験がユーザーにはあることでしょう。Kindleには削除についてちょっとした約束があります。その仕組みを確認してみましょう。

よく聞く話が、Kindleで削除したはずの書籍が何時までも残っている。改めて削除しようとしても、削除メニューが出てこない、という話です。

これは、Kindleアプリでは削除というのは本のデータの削除であって、本の存在の削除ではないという事です。だから、本の中身というデータは消えているのですが、所有する本の存在（＝表紙）はアプリに残っているのです。

Kindleアプリでこの対応の対象となるのは、購入した本と無料本です。試し読み用のサンプル本については、表紙ごと削除されます。

Kindleライブラリから削除して、表紙すら見たくない、と言う場合はそのデータも削除できます。その方法は、Amazonサイトにアクセスし、「コンテンツと端末の管理」画面から書籍自体を削除するやり方です。

ただし、この方法で削除すると、完全にライブラリから削除することになります。そのため、削除した本は再ダウンロードができなくなります。

つまり、Kindleで購入した書籍については再度購入をする必要があります。また、無料本とサンプル本についても、同様に削除されますから、再度取得する必要性があります。

ですから削除については慎重に実施してください。

試し読み等でダウンロードしたサンプル本については、これはKindleアプリから完全に削除できます。削除しても再度入手することは可能ですから、問題ありません。

サンプル本でメニューを表示させると「永久に削除」のコマンドが出ますので、こちらを選択すれば、スマホのアプリから完全に削除できます。

iPhoneのKindleアプリからは上述の通り、サンプル本は完全削除できますが、購入した書籍と無料本は削除できません。削除するにはAmazonサイトにアクセスし、直接データを削除する必要があります。

iOSのブラウザを使い、まずAmazonにアクセスをします。Amazonアプリからトップページにアクセスしても同様の操作ができます。

まずAmazonにログインし、トップページを表示します。左上に「三」の様なマークが表示されています。このマークをタップするとメニューが表示されます。

この画面で、「こんにちは、○○…」と表示されている下にある「アカウント」をタップします。そうすると、再度確認のためのログイン画面になりますので、改めてパスワードを入力してください（そのまま「アカウントサービス」に移行する場合もあります）。

「アカウントサービス」の項目の中に「支払い＆住所」枠に13項目程度のメニューが表示されていますが、その中の「コンテンツと端末の管理」をタップします（下から3番目くらいの、下の方です）。

そうすると、Kindleのライブラリに登録されている本が全て表示されます（仮に、本が表示されない時は、上段の「コンテンツ」が選択されているか確認してください）。

本の削除は一覧表示された本の左横にあるチェックボックス脇の「…」のアイコンをチェックし、本の情報を表示させると、その下に「配信」「削除」「最後に読んだページを消去」のうち、「削除」のメニューをタップしてください。

確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップすると全データが削除されます。

また、書籍の削除を一括して行う事も出来ます。本の一覧が表示された状態で、書籍名の左側のチェックボックスをタップしてチェックを入れ、最後に画面下にある「削除」と書かれたゴミ箱のアイコンをタップします。

この時も確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップして削除を確定してください。

Android端末においても、Kindleアプリでは同じくサンプル本の削除はできますが、購入本･無料本は完全削除できません。しかし、ブラウザを利用すれば完全削除はできます。

Android搭載のブラウザを使い、まずAmazonにアクセスをします。

Amazonにログインし、トップページを表示します。左上の「三」の様なマークをタップするとメニューが表示されます。

この画面で、「こんにちは、○○…」と表示されている下にある「アカウント」をタップします。そうすると、再度確認のためのログイン画面になりますので、改めてパスワードを入力してください（そのまま「アカウントサービス」に移行する場合もあります）。

「アカウントサービス」の項目の中に「支払い＆住所」枠に複数のメニューが表示されていますが、その中の「コンテンツと端末の管理」をタップします。そうすると、Kindleのライブラリに登録されている本が全て表示されます。

本の削除は一覧表示された本の左横にあるチェックボックス脇の「…」のアイコンをチェックし、本の情報を表示させると、その下に「配信」「削除」「最後に読んだページを消去」のうち、「削除」のメニューをタップしてください。

確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップすると全データが削除されます。また、書籍の削除を一括して行う事も出来ます。本の一覧が表示された状態で、書籍名の左側のチェックボックスをタップしてチェックを入れ、最後に画面下にある「削除」と書かれたゴミ箱のアイコンをタップします。

この時も確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップして削除を確定してください。

パソコン版のKindle用のソフトはWindowsとMacにそれぞれソフトが提供されています。こちらについても、サンプル本以外の完全削除にはブラウザを利用して、Amazonサイトからコンテンツの管理画面を呼び出して削除することとなります。

Amazonのトップページにアクセスし、ログインします。右上の「アカウント＆リスト」をクリックすると、画面が切り替わりメニュー画面となります。

画面の左側にある「デジタルコンテンツとデバイス」ブロックにある「コンテンツと端末の管理」をクリックします（場合によっては、ここでログイン画面に切り替わる場合もあります）。

そうすると、Kindleのライブラリに登録されている本が全て表示されます（本が表示されない時は、上段の「コンテンツ」が選択されているか確認してください）。

本の削除は一覧表示された本の左横にあるチェックボックス脇の「…」のアイコンをチェックし、本の情報を表示させると、その下に「配信」「削除」「ダウンロードしてUSB経由で転送」「最後に読んだページを消去」「今すぐ読む」「コレクションに追加」のうち、「削除」のメニューをタップしてください。

確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップすると全データが削除されます。

また、書籍の削除を一括して行う事も出来ます。本の一覧が表示された状態で、書籍名の左側のチェックボックスをタップしてチェックを入れ、最後に一覧の上にある「配信」「削除」「コレクションに追加」の中から「削除」を選択します

この時も確認の画面が表示されますので、「はい、完全に削除します」をタップして削除を確定してください。

Kindleでは、ライブラリの本の削除はAmazonの管理画面から整理するしかありません。ただし、削除をすると完全に消去されてしまいますので、購入した本の履歴も消滅します。そのため、再度読みたければ改めて購入する必要があります。

また、無料本についても同様に完全に消えてしまうので、改めて入手する必要がありますが、無料本は時期的に無料公開されている場合もあるため、削除すると無料で入手できなくなる可能性があります。

そのため、Kindle用の購入本はもとより、無料本についても削除には十分注意しましょう。