ラクマなどフリマサイトやオークションサイトで偽物を購入してしまった場合、するべき対処法、悪質な出品者とのやり取りで注意したい部分、ラクマで偽物を買わないための対策など、インターネットショッピングで偽物を買わないための方法を紹介しています。
現在ではヤフオクを始めとしたWebオークションサイトも活発に利用されていますが、メルカリを始めとしたフリーマーケット式サイトも流行しています。その一つであるラクマは、楽天が提供しているフリーマーケット式サイトです。元はフリルと呼ばれる女性向けのフリーマーケットサイトと競合していましたが、現在では合併しています。
iOSやandroidでのアプリの配信も行っており、手軽に出品し、購入できるサービスの一つです。その反面、こういったサービスを利用する場合、人と人とのやり取りが必要となっており、たいていの場合は運営を通さずに解決させることがルールになっていますが、ラクマで偽物を出品することは規約違反にあたります。
ラクマで使わなくなったものを出品した場合、それが偽物と気付かずに出品していた場合でもラクマの規約違反になり、法律的にも違法行為となります。そういった場合、法的措置を取られる場合も十分あります。現在では海外などで商品を購入し、フリマアプリなどを使って販売している業者も多く存在しています。
ラクマを使って購入したブランド商品が偽物だった場合、冷静に判断がつかない場合も存在しています。どういった対処法が有効なのか。この記事ではラクマに限らずインターネットを使って購入した商品などを巡ったトラブルの対策や対処法などを説明します。
ラクマで購入したブランド品が実際に手元に届き、確認したところ偽物だった場合、相手に届いたという連絡をする受け取り通知と、相手とのやり取りの結果を表す評価を絶対に行わないでください。
荷物が届いたという受領通知を行うと運営事務局がやり取りに入れなくなり、評価をしてしまうとその時点でお互い納得し、取引を終えた。ということになってしまいます。そのため、ブランド品の偽物や、購入した商品と違うものが届いた場合はトラブル対策として受け取り通知と評価を行わないことが大切です。
ラクマで購入したブランド品が偽物とわかった場合、受け取り通知と評価をしないことが大切ということを説明しましたが、そのあとに行うべき対処法は、ブランド品が偽物だったため、出品者側に連絡し、返品と返金の申し立てをすることが大切です。ブランド品が偽物であり、そのブランド品が偽物であることの根拠を告げ、相手に返金を申し立てましょう。
この時点で、ブランド品を売った側が偽物だと知らずに売っていたとしても、返品、返金に応じざる負えないノークレームノーリターンが無効の状態になります。
ラクマでブランド品の偽物を購入してしまった場合、上記の対処法を試した場合、相手側が連絡を受け付けない出品者も存在しています。そういった場合、ラクマの運営事務局に連絡を入れましょう。ラクマの事務局に連絡を入れる際は現在の状況を説明し、運営事務局を通じて相手側に連絡をするように促すことがトラブルを解決するために必要です。
ラクマで偽物のブランド品を購入した際にトラブル解決のため、受け取り通知と評価をしないこと、相手側に返金、返品を求める連絡をする必要があります。そして届いた偽物のブランド品などを相手側に送り返し、運営事務局に商品のキャンセル申請をしましょう。
キャンセル申請の際は、なぜ返品をし、キャンセル申請にいたることになったのか、を明確に運営事務局に伝えることが大切です。
上記のトラブル解決へ向けた対処法を実行し、ラクマの運営事務局に連絡が入ると7週間ほどで無事にキャンセルが成立します。その場合ラクマに登録してあるメールアドレスにキャンセルが完了した旨を連絡してくれます。
場合によってはキャンセルまでの時間がかかる場合もある場合もありますが、キャンセル申請が無事に通った場合、購入時に支払った金額は購入者に返金されます。
ラクマで偽物のブランド品を購入してしまった、という例は多数存在しています。その理由はラクマはほかのフリーマーケット式サイトやオークションサイトと違い、出品する際の手数料が無料になっています。その分様々な商品を安く買えるというメリットもあります。しかし、その分偽物のブランド品などが増えてしまっている現状です。
悪質な出品者の場合、証拠はあるのか、そちらの勘違いだ、など高圧的な態度に出る場合があります。実際にラクマで購入してしまった偽物のブランド品をリサイクルショップなどで査定してもらい、偽物と言われても認めずにいる出品者が居たりと、開き直る悪質な出品者もいます。
警察に被害届を出す、といった場合もあり、トラブルが長引いてしまう場合があります。そういった場合、証拠を出せ、と言われる確率はとても高いため、鑑定などを行ってもらった際は、偽物と判別された証拠を相手に提示できるようにしておきましょう。
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