Enlight Pixaloop(Photoloop)は、一枚の写真から動画を作成できるアプリです。SNS用の面白い動画を作りたい時に重宝します。Enlight Pixaloop(Photoloop)アプリの使い方や編集時の注意点などをまとめました。
Enlight Pixaloop(ピクサループ)は、高性能画像編集アプリに定評のあるLightricks社が2018年9月にリリースした写真編集アプリです。
当初は「Enlight Photoloop」というアプリ名でしたが、現在では「Enlight Pixaloop」に改名されています。(本記事では両方の名称を表記します。)
Enlight Pixaloop(Photoloop)アプリの最大の特徴は、写真の一部分にアニメーション効果を加えることで簡単に動画として仕上げることができる編集機能にあります。
カメラワークを駆使した立体的表現。川の水面や空の雲が流れていくようなリアルな風景アニメーション。高性能AI(人工知能)が動画編集をサポートしてくれるため、SNSウケするユニークな動画をたった一枚の写真から生み出すことが可能です。
しかも基本使用料無料で利用できるとあって、世界中のクリエイターから高評価を得ています。
無料アプリとは思えないほどの高度な編集機能と多彩な使い方に対応しているフォトアニメーションアプリ・Enlight Pixaloop(Photoloop)。はたしてこのアプリは、どのデバイスで使用できるのでしょうか?
Enlight Pixaloop(Photoloop)アプリの対応状況について解説していきます。
2018年9月にリリースされた当初、Enlight Pixaloop(Photoloop)にはiOS版アプリしかありませんでした。したがってEnlight Pixaloop(Photoloop)を使用するためには、iPhoneまたはiPadが必要でした。
しかし2019年6月に、待望のAndroid版Enlight Pixaloop(Photoloop)アプリがGoogle Playストアにてリリース。現在では、iPhone・Android、どちらのスマホでもEnlight Pixaloop(Photoloop)アプリを利用することが可能です。
ただし、iOS 11.0以降、Android 7.1以上の環境が必要であることに注意してください。
ちなみにGoogle Playストアでは、Enlight Pixaloop(Photoloop)以外にもAndroidスマホで利用できる様々なフォトアニメーションアプリが配信されています。
中でも「Movepic」はEnlight Pixaloop(Photoloop)に勝るとも劣らない高度な編集機能を備えており、初心者でも簡単に写真を動画に変換することが可能です。興味のある方は、こちらの無料アプリもチェックしてみてください。
Enlight Pixaloop(Photoloop)には多彩な編集機能が搭載されているため、何気ない写真でも簡単にダイナミックな動画に変換する使い方が可能です。
ここでは、Enlight Pixaloop(Photoloop)の基本的な編集機能について解説していきます。
パス機能とは、Enlight Pixaloop(Photoloop)に読み込んだ画像を動かす「道筋(path)」を設定する編集機能のことです。
「動画化」→「パス」を選択し、Enlight Pixaloop(Photoloop)の編集画面をドラッグして上下にパスを引くと、写真が上下に動くフォトアニメーション動画になります。
イカリ機能とは、写真の一部分に支点(Anchor)を打ち込んでパス機能の影響範囲を設定する編集機能のことです。
「動画化」→「イカリ」を選択して編集画面上をタップすれば、その箇所にイカリを打ち込めます。単にパスを設定しただけだと写真全体がスクロールしてしまいますが、イカリ機能を併用することで写真の一部だけを動かす使い方が可能となります。
固定機能とは、写真を動画化した際に一切動かしたくない部分を設定する編集機能のことです。
「動画化」→「固定」を選択して編集画面上をドラッグすれば、その範囲を固定できます。空や水面などをアニメーション化する場合、人間や地面などは固定機能で静止(Freeze)させておきましょう。
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