Office Lensの使い方!文書をスキャンしてPDFで保存する方法![iPhone/Android]

Office Lensとは文書や撮影した画像をスキャンして、自動でトリミングや拡張、補正を行い、テキストデータなどに保存できるサービスです。当記事ではOffice Lensの使い方や文書をスキャンしてPDFで保存する方法などを解説します。

目次

  1. 1Office Lensとは
  2. カメラで撮った文書などをデータ化
  3. ゆがみを自動補正する
  4. 文字データとして保存が可能
  5. OCR機能で画像内テキストの検索も可能
  6. 2Office Lensの基本的な使い方
  7. iPhone/Androidアプリをダウンロード
  8. スキャンしたい対象を撮影
  9. PDFでの保存方法
  10. 取り込まれたファイルの保存先
  11. 3Office Lensの撮影済みファイルの補正・編集
  12. ファイルをトリミング・補正する方法
  13. Wordアプリで編集する方法
  14. 複数ページのPDF化はできない
  15. 4Office Lensの保存したファイルの確認
  16. 保存ファイルの確認方法
  17. 保存してないファイルの確認方法
  18. パソコンからの確認も可能
  19. 5Office Lensで仕事を効率化しよう!

Office Lensとは

「Office Lens」とはMicrosoftがリリースしている、写真内のテキストをデータできるアプリです。書類やホワイトボードなどの文章を撮影すると、自動でトリムや拡張を行い、読み取り可能なデータとして保存します。撮影した写真内の文字をOCR機能(光学文字認識機能)で認識し、文字データ化できます。また、Microsoft One Driveと連携してパソコンから撮影した写真や文字データを確認、編集できます。

カメラで撮った文書などをデータ化

iPhone/Android、PCのカメラでスキャン・撮影した文書やレストランのメニューなどをテキストデータ化して保存できます。カメラでスキャンした写真内のテキストをOCR(光学文字認識)機能でデータ化します。保存形式はPDF、Word形式などがあり、データ化した写真はトリミングや編集をして保存できます。OneDriveなどのクラウドストレージに保存して複数の端末で共有することも可能です。

ゆがみを自動補正する

スキャン・撮影時に歪みを自動補正する機能があります。自動補正とはiPhone/Androidなどの端末やカメラ付PCでスキャン・撮影時の向きなどを補正して、正面から撮影したかのような状態にすることを意味します。補正形式選択で写真を選択すると、トリミング前の状態で編集できます。補正状態をトリミング後の状態で選択する場合は[ドキュメント]、[ホワイトボード]、[名刺]の中から選択しましょう。

文字データとして保存が可能

撮影・スキャンした写真は文字データとして保存できます。Wordで保存した場合は画像と共に、読み込まれたテキストが表示されています。読み込まれたテキストが意図しないものである場合は、できるだけ丁寧に再スキャン・再撮影しましょう。保存可能な形式は画像ファイル、PDF、Word(OCR文書)、PowerPointがあり。Android/iPhone内のギャラリー、OneNoteやOneDriveに保存できます。

OCR機能で画像内テキストの検索も可能

OCR(光学文字認識)機能とは活字のイメージをスキャン・認識してテキストデータに変換する機能です。OCR機能でスキャン・認識した画像内テキストデータをWord(OCR文書)やPDF形式に保存することで、読み込んだテキストをコピー&ペーストしてブラウザ検索するなどの使い方ができます。

Office Lensの保存形式の中からWord(OCR文書)やPDF形式を選択しましょう。Word形式で保存した場合は、画像と共にテキストが入力された状態で保存されます。

画像内検索とはスキャン・撮影した画像をOCR機能で認識したテキストで検索することを指します。

  • 1.Wordアプリを起動して、[開く]タブ→[OneDriveなどのファイル保存先]→[ドキュメント]→[Office Lens]の順にフォルダーを開き、「Office Lens」で保存したWordファイルやPDFファイルを開きます。

「Office Lens」で保存した[.docx]ファイルです。画像と読み込んだテキストが挿入されています。

  • 2.①検索範囲を指定して、②検索します。コピー&ペーストでブラウザを利用しても検索できます。

スマート検索とはテキストを再入力することなく検索できる機能です。少し長いテキストを検索する際などに便利です。Wordではスマート検索を選択すると、検索結果がWord内に現れます。また、コピー&ペーストでGoogle ChromeやSafariブラウザなどで検索する方法などの使い方ができます。

  • 1.PCの場合はエクスプローラーを開き、Word形式やPDF形式で保存したファイルをOneDriveなどから選択し、①[プログラムから開く(H)]→②[画像内検索ができるブラウザやアプリケーション]の順に選択します。(画像はOne Driveに保存した画像を選択しました。)

  • 2.①[Ctrl+All]や[左クリック長押し]で読み込んだテキストを選択します。②選択したテキストをコピー&ペーストなどで「検索バー」に入力して検索。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
矢田太郎
最近はデジ絵にはまってます。

人気の記事

新着まとめ