AndroidからiPhoneに乗り換えを考えている人は、データ移行アプリ「Move to iOS」を利用すればデータ移行が可能です。「Move to iOS」の使い方と注意点を解説するので、iPhoneへ乗り換えを検討している人は参考にしてください。
iPhone 11シリーズが発売されたことが記憶に新しい昨今ですが、AndroidからiPhoneに乗り換え・機種変更する際に気にかかるのがデータ移行です。Appleが公式に提供している、データ移行アプリ「Move to iOS」を利用すれば、AndroidスマホからiPhoneにデータ移行・転送することが可能です。
Apple公式のデータ移行アプリ「Move to iOS」は、iPhoneやiPadの初期設定時に利用できるアプリとなります。すでにiPhone・iPadへ乗り換えしてしまっている人は、一度デバイスを初期化、初期設定(アクティベーション)画面から設定する必要があります。
データ移行アプリ「Move to iOS」を使ってAndroidからiPhone・iPadに移行・転送できるデータ種類は下記の通りです。
転送できるデータその1 | Googleアカウント情報 |
転送できるデータその2 | ブックマーク |
転送できるデータその3 | メッセージ |
転送できるデータその4 | 連絡先 |
転送できるデータその5 | カレンダー |
転送できるデータその6 | 写真・ビデオ |
上記以外のアプリなどのは、OSシステムが異なるためデータ移行・データ転送できないので注意しましょう。
データ移行アプリ「Move to iOS」を利用するデメリットは、すべてのデータファイルやアプリファイルは移行することができないという点です。元々AppleデバイスとAndroidデバイスではOSと呼ばれる「オペレーションシステム」が異なるので致し方ない部分でもあります。
またその他のデメリットとして、下記の項目を確認しておきましょう。
デメリット1 | iOS Ver 9・iPhone 5・iPad第4世代・Android4.0以降のみ利用可 |
デメリット2 | Wi-Fi接続でデータ移行するので接続が解除される場合がある |
デメリット3 | うまく移行データコードが表示されない場合がある |
デメリット4 | 転送が中断される場合がある |
上記デメリットを踏まえた上で、AndroidデバイスからiPhone・iPadに乗り換えするか検討する材料として活用してください。
「Move to iOS」 注意点その1 |
Android・Appleデバイスが手元になければいけない |
「Move to iOS」 注意点その2 |
Appleデバイスは初期設定前の 状態になっている必要あり |
「Move to iOS」 注意点その3 |
すでに初期設定完了済みの Appleデバイスはリセット(初期化)が必要 |
「Move to iOS」 注意点その4 |
Appleデバイス側で必要に応じで バックアップの必要がある |
「Move to iOS」 注意点その5 |
Android・iPhone・iPad両端末が 同じWi-Fi接続している必要あり |
上記データ移行アプリ「Move to iOS」の注意点を確認しておきましょう。特にiPhone・iPadの初期化が完了している状態であれば、一度初期化(リセット)する必要があるので、必ずバックアップを取っておくことを忘れないでください。また、手元にAppleデバイスとAndroidデバイス両方が必要だということも覚えておきましょう。
続いて本章では、データ移行アプリ「Move to iOS」の使い方を紹介していきます。データ移行アプリ「Move to iOS」を利用する注意点を前の章で解説しましたが、しっかりと注意点を踏まえて上でデータ移行アプリ「Move to iOS」を利用してください。
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