起動できていたMacBookが急に起動しない・電源がつかない場合の対処法を紹介します。MacBookが急に起動しない場合は、複数の原因が考えられます。適切な対処法を実行しなければ、MacBookのデータ消失の危険があるので注意しましょう。
MacBook・MacBook Airが起動しない・電源が入らない・立ち上がらないなどの症状が発生した場合の対処法一覧は下記の通りです。
それぞれの対処法を個別に詳しく解説していきます。この対処法はリストの上から順番に実行してみてください。
MacBookが起動しない場合の対処法「PRAM/NVRAMクリア」の手順を紹介します。PRAM/NVRAMクリアを行うことで、MacBookの起動時に異常のいくつかを修復してくれる効果があります。
MacBookの電源をONにしてすぐに「command + option + P + R」を同時に押し続け、20秒ほどで離してください。「PRAM/NVRAMクリア」を実行しても、MacBookが起動しない・電源がつかない・OSが立ち上がらない場合は次の章の対処法に進んでください。
MacBookのIntelチップにはSMCコントローラーが搭載されています。SMCコントローラーとは「電源ボタン」を押したときの反応や、内蔵バッテリーの管理、Macパソコンの熱管理など、ローレベル機能を管理するシステムです。SMCコントローラーに異常が発生すると、MacBookの動作が遅くなる・電源がつかない・立ち上がらない等の問題が発生します。
MSコントローラーのリセット方法は、下記の3つのMacBookモデルによって異なるので、自分のMacが該当するリセット方法を確認してください。
2017年12月以前に発売されたMacBook・MacBook Airで、バッテリーが取り外せない場合は、下記のApple公式ヘルプページの手順を参照してください。
2017年12月以前に発売されたMacBook・MacBook Airで、バッテリーが取り外し可能な場合は下記のApple公式ヘルプページの手順を参照してください。
2018年以降に発売されたMacBookの場合は、下記のApple公式ヘルプページの手順を参照してください。
「SMCリセット」を実行しても、MacBookが起動しない・電源がつかない・OSが立ち上がらない場合は次の章の対処法に進んでください。
Macには「セーフモード」と呼ばれる、必要最低限のファイルだけを起動してMacを利用できるモードがあります。Windowsパソコンにも同じ様な機能がありますが、Macの「セーフモード」は「First Aid」と呼ばれる機能も同時に起動します。
つまり「セーフモード」で起動することで、不要なアプリやファイルを開かず軽量化した状態でパソコンを起動し、「First Aid」機能が自動でMacパソコンの問題のあるアプリやファイルを修繕してくれます。
「セーフモード」の起動方法は、「shift」を押したままMacの電源をオンにするだけです。セーフモードで起動後、再度通常モードでMacを起動して、Macが固まるかどうか再度確認してみてください。
「セーフモード」で起動できているか確認する方法は下記の手順を実行してください。
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