【Mac】無料ウイルス対策10個とおすすめのセキュリティソフト3選を紹介!

Macのウイルス感染防止に必要なMacの設定方法や、おすすめのセキュリティソフトを紹介します。Macのウイルス対策は今や必須となっており、Windowsよりも安全という神話はありません。本記事を参考にMacのウイルス対策をマスターしましょう。

目次

  1. 1【Macのウイルス対策】ウイルスの被害例
  2. Macにもウイルスが蔓延している
  3. Macのウイルス被害例とは?
  4. 2【Macのウイルス対策】Macを購入後に必要な10個の対策設定
  5. MacのOSは常にアップデートする
  6. ブラウザを最新版にアップデートする
  7. Javaを最新版にアップデートする
  8. Flash Playerを最新版にアップデートする
  9. JavaScriptを無効に設定する
  10. ファイアウォールを設定して不正アクセスを防止する
  11. 不正ファイルを拡張子で見抜く
  12. Mac起動時のパスワードを設定する
  13. FileValut2を有効化してデータを暗号化する
  14. Wi-Fi設定で【WEP】は設定しない
  15. 盗難・紛失にMacに自分の連絡先を表示する
  16. 3Macのおすすめウイルス対策ソフト比較表
  17. 4Macのウイルス対策おすすめソフト【ノートン】
  18. ノートンの特徴
  19. 5Macのウイルス対策おすすめソフト【マカフィー】
  20. マカフィーの特徴
  21. 6Macのウイルス対策おすすめソフト【カスペルスキー】
  22. カスペルスキーの特徴
  23. 7Macにもウイルスする対策は必要!セキュリティソフトで安全なMacライフをおくろう!

【Macのウイルス対策】ウイルスの被害例

Macパソコンを利用していてもウイルス対策は非常に重要です。本記事冒頭の本章では、過去に発生したウイルスの被害例と、そのウイルスの種類について紹介します。

Macにもウイルスが蔓延している

実際、MacパソコンはWindowsよりもウイルス感染の実例が比較的少なく、安全なOSです。ですが、Macもウイルス感染する可能性はあり、これまでにもウイルス感染の報告が多数あります。

そもそもパソコンのウイルスはどのOSでも根絶することは不可能で、パソコンのシステムがある以上、永遠につきまとう問題です。ウイルス対策を実行する前に、ウイルスの種類やこれまでのウイルス感染の被害例を覚えておくことで、適切な対処が可能です。次の章では、過去に発生したMacのウイルス感染の被害例を紹介します。

Macのウイルス被害例とは?

これまでMacパソコンで発生した主なウイルス感染の種類は下記のリストを参照にしてください。

マルウェア FruitFly Flashback KeRanger
スパイウェア トロイの木馬 ワーム  

上記のウイルスはMacにも感染する可能性のあるウイルスの種類です。それぞれのウイルスには特徴があり、様々な危険性を持っています。上記のウイルスの特徴を紹介します。

FruitFly

FruireFlyはアメリカやカナダのパソコンユーザーが感染した【マルウェア】と呼ばれる種類のウイルスです。このウイルスは驚くべきことに、5年から10年間セキュリティソフトでも検知されず、2017年にアメリカのセキュリティ会社【Malwarebytes】により発見されました。

Macのウェブカメラを通じでユーザーを監視できるウイルスで、これまでに数百台のMacパソコンが感染されていると、セキュリティソフト会社が公表しています。

FruitFly2と呼ばれる亜種も存在します。FruitFly2に感染しているパソコンのマウスを動かしたりキーボードを動かしたりすることが可能で、FruitFlyよりも悪質なウイルスです。FruitFlyやFruitFly2のウイルス感染経路は特定されていませんでしたが、2018年にFruitFlyを開発したとされる男がアメリカで逮捕され、被害の全貌の把握が進められています。

FruitFlyというウイルス問題が表面化されたことで、Macの安全神話は崩れたため大きな話題を呼んだウイルスです。

マルウェア

FruitFlyで出てきた【マルウェア】という用語ですが、これはMalicious(悪意を持った)Softwareの略称です。マルウェアは、パソコンのウイルス、トロイの木馬、ワームなどパソコンやユーザーに悪影響を及ぼすソフトウェア全般を指す用語です。

ウイルスセキュリティソフトを開発するMcAfeeによると、2017年には7.5億もの新たなマルウェアが開発されているとのことです。マルウェアの感染経路はさまざまで、インターネットサイトやメール、アプリなど様々なシステムから侵入される恐れがあります。

またMacパソコンだけでなく、Windowsやスマートフォン、タブレットにも感染が広がっています。ニュースなどでよく見る国家間や企業間のサイバー攻撃もマルウェアによるものです。マルウェアはダークウェブと呼ばれる闇サイトで取引されており、根絶することは極めて困難な状況です。

Flashback

Flashbackは2012年に流行したMacのウイルスです。セキュリティソフトをインストールしただけでは、感染を防ぐことができず、セキュリティソフト上での詳細な設定をしなければならない厄介なウイルスです。感染したパソコンは、Twitter経由でパソコン操作を可能にし、Twitter上でも多数のツイートが投稿され炎上した過去があります。

Flashbackに感染すると、Macに標準インストールされているSafariやSkypeなどのネットワークを利用するアプリがクラッシュし、インターネットやメールから不正にIDやパスワードが盗まれる恐れがあります。FlashbackはMacで対処をしておけば、比較的感染を防ぎやすいので、本記事をよく呼んで対処法を実行してください。

KeRanger

KeRangerは2016年、macOS X専用のBitTorrentのTransmissionインストーラーに感染されたランサムウエアです。KeRangerはMacで発見された完全なランサムウェアとして有名なウイルスで、TransmissionというインストーラーはAppleで公認のインストーラーでした。その網をくぐってウイルス感染したことで大きな話題となりました。

KeRangerに感染しウイルスプログラムが実行されると、3日間パソコンの中で息を潜めます。その後パソコンのシステムに侵入し、パソコン内に保存されているドキュメントファイルや画像ファイルを暗号化して開けないように操作されます。

暗号化を解除したい場合は、特定のビットコインアドレスにビットコインを送金するよう指示が表示されます。パソコン内のファイルを人質に取るような形のウイルスとして非常に話題になったウイルスの1つです。

スパイウェア

スパイウェアはこれまで紹介してきたウイルスとは違い、独自で感染活動せず、名前の通りパソコン内に身を潜めてパソコンでデータの監視を行うソフトウェアです。スパイウェアは外部との連携が可能で、他人のパソコンの情報を盗みるとり個人情報を不正に利用する悪質ユーザーに転送されます。

このスパイウェアの感染経路は、主にユーティリティソフトウェアと呼ばれるMacの効率化ソフトなどのインストーラーと一緒に紛れ込んで感染されます。またはWeb上のスクリプトからも感染します。

スパイウェアのほとんどがウイルス対策ソフトで検出可能です。本記事で紹介するセキュリティソフトを活用して、スパイウェアの感染を不正でいくことが大切です。

トロイの木馬

トロイの木馬は【.exe】ファイルなど実行ファイルに潜んでいるタイプのウイルスです。一度実行すると、ユーザーの許可なく次々と悪質なウイルスファイルが起動され、ユーザーにばれないように秘密裏にパソコンもウイルス被害を拡大します。

トロイの木馬にも様々なタイプが存在します。下記のリストを参照してください。

バックドア型 パスワード窃盗型 クリッカー型
ダウンローダ型 ドロッパー型 プロキシ型

このようにトロイの木馬でもタイプが異なりますが、いずれもその悪質性は高くユーザーの安全を脅かすものばかりです。トロイの木馬も本記事で紹介するおすすめのウイルス対策用のセキュリティソフトで対処することができます。

ワーム

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この記事のライター
KFJ
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