本記事ではMacの記号や特殊記号の入力方法を紹介します。Macで記号や特殊記号を入力する時は、「ショートカットコマンド」や「キーボードビューアー」というツールを活用します。記号や特殊記号の便利な入力方法を覚えておけば、いざという時に非常に便利です。
Macパソコンを使ってタイピングしている時に、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこにあるか分からずに困っている方は少なくありません。そんな方のために、本記事ではMacで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などを簡単に入力できるコマンド、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこにあるのか確認する方法や入力方法を紹介します。
普段プライベートでMacを利用している方にとっては、あまり記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を使う機会はありませんが、いざという時のために覚えておくと非常に便利です。またMacを使ってライター系の仕事をしている人にとって、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力する方法を覚えておくことは必須です。
記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などは「command」「option(alt)」「shift」を押しながら、対応するキーを入力することで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を表示・入力できます。本記事の「Macのキーボードショートカットで記号や特殊文字を入力する方法」の章で、詳しいショートカットコマンドを紹介しているので、そちらを参照してください。
ショートカットコマンドを一度覚えてしまえば、タイピングスピードを圧倒的に上げられますが、すべてのコマンドを覚えるのは難しいという方もいます。そういった方は次の章で紹介するキーボードビューアーを利用してみてください。
Macの「キーボードビューアー」を利用すれば、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこのキーに対応しているか簡単に確認でき、マウスで選択するだけで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力できます。普段から記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などを利用しない方は「キーボードビューアー」を使えば、ショートカットコマンドを覚える必要がないので、最も便利な方法であると言えます。
次の章ではMacの「キーボードビューアー」や記号や特殊絵文字、ギリシャ文字に対応するショートカットコマンドを紹介する前の確認事項を紹介します。
最初にMacにインストールされている入力ソースを確認する必要があります。Macの「環境設定」から「入力ソース」の確認をしたら、「キーボードビューアー」をメニューバーに設定します。そうすることで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字の入力が非常に簡単となります。
本記事では、本章で紹介する入力ソース設定を完了した状態で記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力する方法を解説するので、本章の手順を読んでから、次の章へ進んでください。
Macにインストール標準搭載れている入力ソースと「Google日本語入力」などの外部ツールなどを利用しているユーザーがいますが、Macで利用できる入力ソースであれば「キーボードビューアー」やショートカットコードを利用して特殊マークや記号を利用できます。
入力ソースの確認と設定方法は、画面左上の「Apple」アイコンをクリックして「システム環境設定」をクリックしてください。続いて「システム環境設定」のメニュー一覧から「キーボード」>「入力ソース」と進みます。
「入力ソース」画面にある左側のリストから、いつも利用している入力ソースを選択して、画面下部にある「メニューバーに入力メニューを表示」にチェックを入れてください。これでMacの画面上部にあるツールバーから、簡単に「キーボードビューアー」や特殊記号の入力が簡単にできます。
続いてMacのショートカットコマンドで、簡単に特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字などを入力する方法を紹介します。Macのショートカットコマンドを覚えておけば、簡単かつスピーディーに特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できます。
ですが、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字の種類が多いので、それに対応するショートカットコマンドをすべて覚えて入力しなければなりません。そのためショートカットコマンドは必要なものだけを覚えておくと良いでしょう。
次の章で紹介する「キーボードビューアー」を利用すれば、手順は増えますが、ショートカットコマンドを覚えなくても、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できますので、そちらの手順も併せて覚えておくと便利です。
Macのキーボードには、それぞれアルファベットや数字が配置されていますが、「コマンドキー」「オプションキー」「シフトキー」を押しながらキーボードを押すと、それぞれに登録されている、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できます。
つまり「コマンドキー」「オプションキー」「シフトキー」それぞれに異なる隠しコードが入力されているということです。本章では、下記の文字種類の入力方法を解説するので、必要なコマンドを確認してください。
ショートカットキー | 対応ギリシャ文字 |
---|---|
「Option」+「W」 | Σ (シグマ) |
「Option」+「J」 | ∆(デルタ) |
「Option」+「M」 | µ (ミュー) |
「Option」+「P」 | π(パイ) |
「Option」+「Shift」+「P」 | ∏ (パイ) |
「Option」+「Z」 | Ω (オメガ) |
上記のショートカットコードを入力する以外にも、入力プログラムをギリシャ語に変更することでギリシャ文字入力できます。ですが入力プログラムをギリシャ語に標準設定しても、常時使用する必要がない人には便利ではありません、そのためショートカットコード覚えておくと非常に便利です。
ショートカットキー | 対応記号・特殊文字記号 |
---|---|
「Option」+「[」 | ‘ |
「Shift」+「Option」+「[」 | ’ |
「Option」+「@」 | “ |
「Shift」+「Option」+「@」 | ” |
「Option」+「]」 | « |
「Shift」+「Option」+「]」 | » |
「Shift」+「Option」+「0」 | ‚ |
「Shift」+「Option」+「W」 | „ |
「Shift」+「Option」+「3」 | < |
「Shift」+「Option」+「4」 | > |
上記ショートカットキーはすべて日本語キーボードようです。USキーボードでは、ショートカットと対応記号やマークが異なる場合があるので注意してください。
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