タイムラインは、LINEの友だちに広く近況を伝えるのに便利な機能ですが、LINEの機能の中ではちょっぴりわかりづらい機能でもあります。今回は、タイムラインの公開設定を使って非公開・非表示をコントロールし、タイムラインを自在に操る方法をお教えします。
LINEは、元がチャットツールだったとは思えないほど、トークを初めとした多くの便利な機能が備わっていますが、そのお陰で基本的な機能も見逃されがちです。そんな基本的な機能の一つにタイムライン機能が挙げられます。
基本が1対1の交流であるトークとは異なり、LINEのタイムラインとはFacebookのフィード(タイムライン)によく似た、個人や対象を絞って伝えるのではなく、友だち全般やアクセスできる人たち全員に広く近況などを伝えられ、そして自分も知ることができる機能です。
Facebookのフィード同様、タイムラインを見るだけで友だちの近況をチェックでき、また投稿にコメントなどを返すことができます。また、タイムラインへの投稿は公開範囲を全体、友だちのみ、限られた友だちで作ったグループのみ、自分のみと選べる上に”友だちの公開設定”でも調整できるので、見せたい人にだけ見せることができます。
LINEにおいてタイムライン機能と混同しがちなのがホーム機能です。
単純に言えば、LINEのユーザー一人ひとりの近況を記しているのがホームで、LINEの友だちのホームの投稿をまとめて時系列順に表示しているのがタイムラインです。LINEにタイムラインがなかったとしたら、友だち一人ひとりのホームを順番に見て回らなければならないところですが、タイムラインのお陰でこれらをひとまとめで見ることができるのです。
LINEのタイムラインには、文字や写真だけではなく、動画やスタンプ、コミックメーカーを使ったマンガの一コマ、LINE MUSICの曲なども送れますし、Instagramのストーリーズのように時間を区切っての公開も可能です。
とはいえ、こちらも多機能すぎて見通しが悪く、ユーザーに知られていない機能もあるのが現状です。
LINEアプリは、2018年8月のアップデートで、ホーム画面とタイムラインが一体化され、それに伴って投稿の仕方も変更されました。
なお、この際に変更されたプロフィール画面の背景画像の情報や作成方法については以下のリンク先の記事を参照してください。
2018年8月以前のLINEアプリでは、タイムライン画面の上部にある「最近どうしてる?」とグレーで表示されている記入欄を選択することで、投好内容の入力画面に移行しました。
もし今でもこの形でタイムラインの新規投稿を入力するバージョンをお使いでしたら、早急にアップデートすることをおすすめします。
2018年8月のアップデート以降では、以前とは異なりLINEのイメージカラーの緑の円の中に、白抜きで鉛筆が描かれたアイコンが、タイムラインやホーム画面の右下に配置されるようになりました。この鉛筆アイコンが2019年1月現在での新規投稿ボタンです。
鉛筆アイコンをタップすると、下から”投稿“、“カメラ“、“リレー“、”コミックメーカー”のボタンが表示されます。
このうち”カメラ”を選択すれば、写真・動画・GIFを選べます。
“コミックメーカー”を選ぶと、LINEマンガの人気作の一コマに好きなセリフを入れてタイムラインへ投稿できます。
前述の鉛筆アイコンをタップして、さらに“投稿”ボタンを選択すると、LINEのタイムラインへの新規投稿画面に切り替わりますので、そこでテキストやその他のコンテンツを入力していきます。
投稿に使うテキスト以外のコンテンツは、画面中央やや下にあるメニューバーで選択できます。
一番左の”写真”ボタンからはあなたの端末内の写真のライブラリから画像・動画を追加できます。
“カメラ”ボタンでは撮影ができますし、”スタンプ”ボタンではスタンプが追加できます。
また、右端の「…」アイコンの“その他のメニュー”ボタンからは、“コミックメーカー”、”GIF”、“スライドショー“、LINE MUSICの”音楽”が追加できます。
加えて、”タイマー”では、投稿のLINEアプリ上での公開期限を、1時間、6時間、24時間の中から選択して、時限公開させることが可能です。
さらに、”位置情報”を使うことで、どこで投稿したかの位置情報を追加できます。
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