LINEで複数端末に同じアカウントでログインする方法!タブレットで解決?

複数のスマホで同じアカウントを利用できる多くのアプリとは異なり、LINEは複数のスマホを共有できません。しかし、スマホ以外の端末とであれば同時にログインしてトークを共有できるのです。今回はLINEで複数端末からログインして、内容を同期させる方法をお伝えします。

目次

  1. 11つのLINEアカウントを2台以上の複数端末で同時ログインできる?
  2. LINEアカウントの原則
  3. PC・iPadだとスマホと同期・共有ができる?
  4. 複数端末でひとつのアカウントを使用するメリット
  5. 2スマホと複数端末を同期させるために
  6. ログイン許可をオンに設定しよう
  7. 3PC版LINE(WindowsもしくはMac)で複数端末を同期させる方法
  8. PC版アプリをダウンロードしよう
  9. 同時ログインするには
  10. PC版LINEの注意点
  11. 4Chrome版(ブラウザ版)LINEで複数端末を同期させる方法
  12. Google Chromeの拡張機能に「LINE」を追加しよう
  13. 同時ログインするには
  14. Chrome版(ブラウザ版)LINEの注意点
  15. 5iPad版LINEで複数端末を同期させる方法
  16. iPad版アプリをダウンロードしよう
  17. 同時ログインするには
  18. 6「LINEにログインがありました」の通知はチェックしよう
  19. スマホ以外の端末と同期後はLINEからメッセージが来る
  20. 心当たりがない場合はログアウトさせよう
  21. 「LINEにログインできませんでした」通知が届く場合
  22. 7複数の端末でLINEを管理しよう!
  23. LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

1つのLINEアカウントを2台以上の複数端末で同時ログインできる?

LINEの利用はスマホ本体にしっかりと紐づけられており、2台以上のスマホを持っていても同じアカウントは利用できません。2台目にLINEをインストールすると、1台目にインストールされていたLINEアプリは初期化されてしまいます

セキュリティ面からは非常に正しいアプローチなのですが、1ユーザーとしては少々不便なシステムであり、実際、機種変更のときなどにちょっとした悲劇が引き起こされています。

しかしスマホ以外のPC・iPad(タブレット全般ではありません)といった端末であれば、複数端末上で同期して同時ログインが可能なのです。

ここから細かい説明をお伝えしますが、そんなことはいいからやり方だけを知りたい方は目次から「PC版LINE(WindowsもしくはMac)で複数端末を同期させる方法」「iPad版LINEで複数端末を同期させる方法」へとお急ぎください

LINEアカウントの原則

改めてLINEアカウントの原則を確認すると、以下のようになります。
 

  • SMSを利用できる”電話番号”1つにつき1つのLINEアカウントを作成できる
  • 同一のLINEアカウントを2台以上の端末で同期させることはできない
  • 複数のLINEアカウントを1台の端末で使い分けられない

ただし、これはあくまでも原則です。2019年2月現在では電話番号以外のFacebookアカウントでもLINEアカウントは作成できますし、後ほどお伝えする方法であれば1台の端末(ただしPCに限る)上で複数のLINEアカウントを使い分けることも可能です。

とはいえ、LINEにおいてこの3原則はかなり忠実に守られています。

最悪の場合、初期化される

たとえば2台目のスマホを購入して、そちらでLINEを使用するためにLINEアプリをインストールしてログインしてしまうと1台目のLINEのデータは初期化されてしまいます。あらかじめバックアップを取ってあれば、1台目のデータを2台目に引き継ぐことができますが、バックアップがなければこれまでのLINE上でのやり取りはすべて消え失せてしまいます。

新学期やクリスマス前後に、機種変更をして2台目へのLINEの引き継ぎに失敗した人たちの悲鳴がネット上にあふれるのはこのためです。そんな悲劇を味わわないためにも下のリンク先の記事を参考にバックアップを怠らないことをおすすめします

さて、それはさておき以下の文章では、そんな初期化の危険性のない、複数端末での同一のLINEアカウントによる同時ログインを説明します

LINEのトーク履歴が消えた!過去のトーク復元方法は?【Android/iPhone】
あなたが便利に使っているLINEのトーク機能ですが、その履歴が消えたとしたらと思うとぞっとす...

PC・iPadだとスマホと同期・共有ができる?

このようにスマホでの運用には厳しい制限のかかるLINEですが、冒頭でもお伝えしたように、スマホ以外のPC・iPadといった端末であれば、複数端末上で同期して同時ログインが可能です。

PC版LINE(WindowsもしくはMac)

WindowsとMacには専用のLINEアプリが用意されています。こちらを使うことで、スマホと同期させてのLINEへのログインが可能です。

Chrome版(ブラウザ版)LINE

PC上であれば、Google ChromeのLINE用の拡張機能を利用しての同時ログインも可能です。アプリ版と同時に立ち上げることも可能なので、PCアプリ版LINEとGoogle Chrome版LINEを同時に立ち上げれば、1台のPC上から複数のLINEアカウントを使い分けることもできます

iPad版LINE

iPad版LINEは、まさにiPhone版LINEをそのままiPadに最適化したような使い勝手で、画面が大きい分スマホ用LINEよりも使いやすいほどです。もちろん、スマホのLINEと同一アカウントでトークなどの中身を共有できます。

Androidタブレットは使用できないので注意!

残念ながらAndroidタブレットではスマホとLINEの同一アカウントを共有することはできません。これはiOSではiPhoneとiPadがスマホとタブレットで明確に区別されているのに対し、Androidではメーカーの自由度が高くスマホとタブレットの境界が明確ではないためです。

そのためタブレットにLINEアプリをインストールしても、LINEからはスマホのアプリとしか認識されず、そこでログインした場合は2台目のスマホに乗り換えたと判断されてスマホの元のLINEアプリのデータは初期化されてしまいます

「iPadならできる」と「タブレットならできる」とを決して混同しないでください

複数端末でひとつのアカウントを使用するメリット

複数端末で同一のLINEアカウントを共有する一番のメリットは、スマホが手許になくてもLINEを続けられるということに尽きます。スマホを紛失してしまったときは当然のことながら、会社などに置き忘れたり、修理に出したりしている間でもLINEでのやり取りを続けることができます

また、フリック入力よりもキーボード入力のほうが速いのであれば、当然PC版のほうがLINEのやり取りが迅速かつ楽になります。また、画像や動画のアップロードもドラッグ&ドロップで済みます。もともと画像編集・動画編集は画面が広く処理能力も高いPCやiPadのほうが便利ですから、編集後即アップロードできるメリットも大きいといえます。

スマホと複数端末を同期させるために

LINEを複数端末上で利用するには、まずスマホ上のLINEアプリでほかの端末からのログインに許可を与える必要があります。

ログイン許可をオンに設定しよう

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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