カナダやアメリカの若者の間で大人気なMessengerアプリが「kik」です。「kik」は日本人でも使えるようになっているので、今後、日本でも流行する可能性があります。この記事では「kik」の使い方やLINEとの違いについて詳しく解説します。
kikというMessengerアプリが日本でも人気が出てきそうです。kikとはいったいどんな意味のアプリで、どんな使い方があるのか、日本で人気のMessengerアプリのLINEにはないどのような機能があるのか、ということについて詳しく見ていきましょう。
kikはカナダの州立大学であるウォータールー大学の学生たちによって2009年に立ち上げられた会社、Kik Interactiveによって開発されて、2010年に公開されたMessengerアプリです。Twitterで取り上げられたことから、瞬く間に人気を博し、公開後たったの15日間で登録者数100人を突破しました。
kikは日本でいうところのLINEのようなMessengerアプリで、送信や受信にお金がかかるSMSを利用するくらいならkikをつかいたいという人たちがカナダだけではなく世界中に広がっています。
カナダ発のアプリなので、カナダでkikの人気が高いのは当たり前ですが、アメリカでも若者の間で人気が高いアプリです。kikは現在はユーザー数が2億人を超えているといわれていますが、登録者の3分の1は16歳から24歳の若者で、アメリカとカナダの若者が多いといわれています。
アメリカでは他にも人気のMessengerアプリがありますが、それでも毎日アメリカやカナダでは数万人から数十万人の新規登録者がいるといわれています。
kikという言葉の意味が気になっている人がいるようですが、調べてみてもkikの由来はわかりませんでした。会社の名前がkikなので、最初に会社を立ち上げたグループが何らかの思いや意味を込めて付けたのだとは推測されますが、それも公表はされていないようなので、アプリ名の意味は分かりません。
kikは日本語化もされているので、日本人でも使うことができます。日本人の間ではLINEが絶対的な地位を占めているので、kikが今後どれほど普及するのかわかりませんが、カナダやアメリカの人とコミュニケーションをとりたいときには、kikを使ったほうが便利かもしれません。
kikはLINEと同じように、トークルームでチャットができるアプリですが、LINEにはない機能があります。逆にLINEで使える機能がkikでは使えないこともありますが、kikの方が圧倒的にいろいろなことができると、流行に敏感な若者たちの間では話題になっています。
アメリカやカナダの若者たちに大人気のkikの特徴についてみていきましょう。
日本で普及しているSNSアプリの多くは電話番号認証をしなければ使い始めることができません。しかし、kikは電話番号認証が必要ないので、登録が簡単にできます。また、APPを電話帳に同期させる必要がないので、APPから電話帳の情報が流出する危険性がありません。
LINEにはないkikの大きな特徴には、kik専用のブラウザ「kik card」が使えるという点です。Messengerアプリにブラウザが搭載されているので、チャット以外にもいろいろなことがブラウザ上で行えます。
kik cardを使うと、チャット以外の機能をいろいろと拡張して使えるようになります。例えばオンラインゲームとか、お絵かきとかをkikのアプリの中で楽しむことができます。
機能を拡張するためには、kikの中でプラグインをインストールする必要がありますが、それだけでいろいろな機能がMessengerアプリで使えるようになるというのはkikの楽しいところです。
kikにはLINEのような音声通話の機能は付いていません。しかし、ビデオ通話はできます。相手の顔を見ながら通話ができるビデオ通話はできるので、音声通話の必要がないともいえるかもしれません。音声通話はできないけれども、ビデオ通話ができるというのは、kikの特徴になります。
1 / 3
続きを読む