音楽の購入やiPhoneのバックアップ、iOS機器の管理など、iTunesはなくてはならないツールです。そんなiTunesをアップデートできないことがあります。今回はWindows10でiTunesをアップデートできない対処法を解説します。
現在、日本におけるスマホ普及率は85%を超え、フィーチャーフォン(ガラケー)の7倍と言われています。そんなスマホの普及に大きく貢献しているのがiPhoneです。そしてiPhoneとパソコンを繋げるソフトウェアがiTunesです。
iTunesは、音楽映像の視聴、iOS機器の管理、iTunes Storeでの音楽や映画の購入と今ではなくてならないiPhoneの大切な「相棒」となっています。そんなiPhoneの「相棒」であるiTunesをインストール先のWindows10でアップデートできない、という問題が生じています。
考えられる原因はいくつかあります。この記事では考えられるそれらの原因とその対処法を一緒に考えます。最初に考えるのはPC側の問題です。
PC側に問題があると言っても、Windows10のOSそのものに問題があるということでも、パソコンが故障していると言うことでもありません。問題なのは最新のWindows10にしっかりとアップデートされていないことです。
Windows10に限らず、すべてのソフトウェアやプログラムをアップデートする理由は、最新の機能を追加したり、旧バージョンの不具合や脆弱性を改善したり、さらには対応する他のアプリやソフトの機能を利用できるようにするためのプログラムを追加したりすることです。アップデートをすることにより、最大限の性能を引き出せます。
Wiindows10のアップデートの方法を説明します。Windows10「スタートメニュー」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」へと進みます。更新プログラムがあれば「ダウンロード」を選択しアップデートします。
iTunesをWindows10でアップデートできない別の理由は、iTunesに問題があると言うことです。しかしこれはiTunesのソフトそのものに問題があるという意味ではありません。iTunesのアップデートの方法に問題があるということです。あるいは既にインストールされているiTunesを前回アップデートした際に何らかの不具合が生じた可能性もあります。
iTunesを自動更新に設定しているなら、アップデートプログラムがリリースされると、自動的にアップデートが行われますが、この自動更新でアップデートが出来ない場合は、手動更新を試せます。しかしその際に注意すべきことがあります。それはAppleの公式ページからiTunesのアップデートを行うことです。
Appleの公式ページからiTunesの手動アップデートを行うべき理由は、他のサイトから自動更新を試みると、不具合が生じ、アップデートできない場合があるからです。さらにAppleの公式ページからであれば、iTunesをアンインストールする必要はなく、自動的にアップデートされたiTunesがダウンロードされます。
Appleの公式ページからiTunesのアップデートを手動で行う方法を説明します。手順は簡単です。Appleの公式ページを開き、検索窓に「iTunes」と入力します。「iTunes」の画面になったら「ダウンロード」をクリックします。その後「Windows用のiTunes」を選択しダウンロードとインストールを行います。
iTunesの手動更新は、Appleの公式ページからだけでなく、Microsoft Storeからもダウンロードできます。手順を説明します。Windows10「スタートメニュー」→「Apple Store」へと進みます。「Apple Sore」画面上の検索ボックスに「iTunes」と入力します。「iTunes」アプリが立ち上がりますので「入手」をクリックします。
この記事ですでに言及しましたが、iTunesに問題があることには、iTunesのアップデートの方法に問題があることに加え、既にインストールされているiTunesを前回アップデートした際に何らかの不具合が生じた可能性もあります。
この問題を解決するには、既にインストールされているiTunesをいったんアンインストールし、再インストールをする必要があります。再インストールされるiTunesは、最新のアップデート版です。
ではiTunesをアンインストールする手順を説明します。まず「コントロールパネル」を開き、「プログラム」を選択し、その後「プログラムと機能」を選択します。表示される項目の中から以下のプログラムを順にアンインストールします。
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