iPhone7の防水機能は完全?耐水との違いや注意点を解説!

iPhone7の防水機能が完全かどうかを検証します。iPhone7には防水機能が搭載されていますが、完全ではありません。iPhone7の防水機能と耐水性能の違いや注意点も合わせてご紹介します。iPhone7の防水機能について理解を深めましょう。

目次

  1. 1iPhone7は完全防水ではなく耐水性能!
  2. 防水と耐水の違いは?
  3. iPhone7の耐水性能はどれくらい?
  4. iPhone7 Plusも同じ耐水性能
  5. 2iPhone7の防水機能はどこまで耐えられる?
  6. iPhone7を水洗いする
  7. iPhone7をトイレで使う
  8. iPhone7をプールで使う
  9. iPhone7を海で使う
  10. 3iPhone7の防水機能における注意点
  11. 防水性能の基準は常温の水
  12. 水の中での画面操作は不可
  13. 濡れた状態での充電は厳禁
  14. 水濡れで故障した場合は保証外
  15. 4iPhone7を水没させたときの対処法は?
  16. iPhone7の電源をオフにする
  17. ケースやカバーを外して水気をふき取る
  18. iPhone7からSIMカードを抜き取る
  19. iPhone7を振ったりドライヤーで乾かすのはNG
  20. 5iPhone7の防水機能は完全ではないので注意!

iPhone7は完全防水ではなく耐水性能!

iPhone7が発売された当初、「防水性能」が搭載されたことが話題となっていましたが、発売後、「耐水性能」であったことが分かりました。「防水性能」と「耐水性能」は文字の見た目が似ており、意味も似ていると思いがちですが、実は出来ることが異なります。

どこまでが「防水性能」で、どこまでがが「耐水性能」かを理解した上でそれぞれの性能に合わせた使い方の注意点を理解しなければ、水によって故障しても保証外となってしまいます。

防水と耐水の違いは?

まず、「防水」と「耐水」の違いについて明確にしておく必要があります。「防水」と「耐水」という言葉をそれぞれ辞書で調べると、「防水」は「水がしみこむのを防ぐこと」とあり、「耐水」は「水がしみ通らないこと」とあります。このように、国語辞書ですら明確に意味が分けられていないため、区別がつかず言葉が入り混じっているとも言えます。

そのため、iPhone7の「防水」と「耐水」を論じる際は、IEC(国際電気標準会議)によって定められた、製品の防水や防塵の保護規格である「IP規格」を確認する必要があります。この規格を確認することで、iPhone7がどこまで水に耐えられるかを確認することができます。

iPhone7の耐水性能はどれくらい?

iPhone7の性能で、耐水に関する項目を読むと、「IP67等級に適合」とあります。ここでのIP67とは、防塵と防水でそれぞれ耐えられる度合いを示しており、「6」が防塵を、「7」が防水をそれぞれ示しています。

防水を表すIP7は、「規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」とあり、iPhone7では「水深1メートルの水に30分間水没しても、水が浸入しない」としています。

iPhone7 Plusも同じ耐水性能

iPhone7と同時期に発売されたiPhone7 Plusでも防水、防塵性能として「IP67等級に適合」としているため、基本的にはiPhone7と同じ耐水性能を備えていると言えます。

iPhone7の防水機能はどこまで耐えられる?

ここでは「iPhone7やiPhone7 Plusの防水機能がどこまで耐えられるのか」を様々なシーンに合わせて検討していきます。「水深1メートルの水に30分間水没しても、水が浸入しない」という耐水性能ではありますが、日常生活では考えにくいシチュエーションのため、日常生活で考えられるシーンでどこまで耐えられるか考えていきます。

iPhone7を水洗いする

まず、iPhone7やiPhone7 Plusの水洗いについて検証していきます。iPhone7は「水深1メートルの水に30分間水没しても、水が浸入しない」ため、水洗い程度であれば問題は無いと言えます。iPhone7やiPhone7 PlusがクリアしているIP7の耐水機能は「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない」をクリアしているため、水洗いすることができます。

iPhone7やiPhone7 Plusの画面は毎日触るため、皮脂の汚れ等が目立ってきてしまいます。そのような時に水洗いをすることができるため、従来のiPhoneに比べてiPhone7やiPhone7 Plusは衛生的であると言えます。また、水洗いと同じで、雨に濡れても壊れることはありません。

iPhone7をトイレで使う

次にiPhone7やiPhone7 Plusをトイレで使う時を考えていきます。通常、トイレでiPhone7を使う場合、耐水性能が必要となる状況はありませんが、万が一トイレにiPhone7やiPhone7 Plusを落としてしまった場合を考えます。

iPhone7やiPhone7 Plusの耐水機能は「水深1メートルの水に30分間水没しても、水が浸入しない」ため、トイレ程度の深さでは故障することはありません。

ただ、トイレにiPhone7やiPhone7 Plusを落とす場合、かなりの高さから落とすことが考えられます。そのため、落とした衝撃によってヒビが入ることが予想され、そこから水がしみ込むことが考えられます。トイレに落としてヒビ等が無ければ水洗いして使うことは可能です。

iPhone7をプールで使う

次にiPhone7やiPhone7 Plusをプールで使う場合を考えます。iPhone7やiPhone7 Plusの耐水機能である「水深1メートルの水に30分間水没しても、水が浸入しない」を考えると、iPhone7やiPhone7 Plusをプールで使う事はおすすめしません。

水洗いやトイレとは異なり、プールは水深1メートル以上であることがほとんどです。そのため、iPhone7やiPhone7 Plusの耐水機能を上回る水の侵入があると考えられます。

また、プールと似た環境として、お風呂での使用が考えられます。半身浴のお供にiPhone7やiPhone7 Plusを使いたい方もいらっしゃると思いますが、お風呂での使用はおすすめしません。お風呂では水以外にも、お風呂の熱や入浴剤等の異なる要素があり、故障の原因となる可能性が高いです。

iPhone7を海で使う

次にiPhone7やiPhone7 Plusをで使う場合を考えます。ここまで挙げてきた水洗いや風呂とは異なり、海は海水であり、塩水である点が注意点となります。

塩水は金属を錆びさせるため、充電端子がすぐに錆びてしまいます。また、海に落とした場合、プールやお風呂とは異なり、1メートル以上の深さに沈んでしまうと考えられます。これらのことから、iPhone7やiPhone7 Plusを海で使うことはおすすめしません。

iPhone7の防水機能における注意点

ここでは、iPhone7の防水機能における注意点についてご紹介します。iPhone7の防水機能がどこまで耐えられるか、注意点を理解することで、万が一iPhone7が故障した際に保証外となってしまうトラブルを避けることができます。

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