交通系カードとして、また決済方法として便利なモバイルSuicaですが、今はiPhoneでもSuicaが使えます。今回はiPhone版Suicaの使い方のまとめとして、登録方法やチャージ方法、改札で反応しない時の対処法やメリット・デメリットなどをご紹介します。
2006年にドコモとauのandroid対応機種でサービスが始まったモバイルSuicaですが、新幹線グリーン券購入などの交通系サービスや、店舗での決済など幅広いサービスを利用でき、androidユーザーに絶大な人気を誇っています。iPhoneでは、2016年10月25日に待望のApple Payにてサービスが始まりました。
それ以降、今やiPhoneユーザーにも人気を確立していますが、iPhone版モバイルSuicaが利用できるiPhone端末はどの端末なのでしょうか。
iPhoneのFelica(非接触型ICカード機能)が搭載された「Apple Pay」が利用できる端末、つまりiPhone7以上はSuica対応です。Appleサポートによると、対応端末は以下になります。
しかし、iPhone6以下の端末は、Felicaを搭載しておらずApple Payに対応していないため、Suica未対応です。iPhone6以下の端末でSuicaを使う裏技で、「パソリ(RC-S390)」という非接触型ICリーダーと「Suicaチャージ」アプリを使えば、Bluetooth接続でSuicaに入金し利用できます。ただし、決済にはJR東日本のビューカードが必要です。
iPhone5以前の端末でパソリも使えず、ビューカードも用意できない場合は、iPhone7以上の端末に買い替えるしかありません。また、Series2以上のApple WatchがあればSuica対応のため、Apple Watch(Series2以上)でSuicaを使いましょう。
使い方のスタートとして、iPhoneにSuicaを登録し利用するまでの手順はどのようにするのでしょうか。ここでは、iPhoneのSuica登録方法をご紹介します。これからiPhoneでのSuica利用を検討されている方は、参考にしてください。
iPhoneでモバイルSuicaを利用するには、Apple PayのFelica機能を使います。Apple PayにSuicaを認識させるために、まずiPhone用Suicaアプリを入手します。
App Storeで「Suica」を検索するか、上記リンクからiPhone用Suicaをインストールしましょう。
iPhoneでモバイルSuicaを利用開始するには、プラスチックカード型のSuicaカードの【登録】か、アプリからSuicaを【新規発行】する2通りの方法があります。また、SuicaカードをSuicaアプリに【登録】した後は、そのSuicaカードは利用できないため注意が必要です。
インストールしたSuicaアプリを起動し、右上「⊕」か右下「⊕Suica発行」をタップします。
Suica発行の画面が開きます。既にカード型Suicaを使っており【登録】の場合は、「カード取り込み」タブから登録します。【新規発行】の場合は「アプリから発行」タブから3パターンのSuicaを発行できます。
「ようこそ」という画面が開いたら、下の「会員登録」をタップします。
「モバイルSuica会員規約」「モバイルSuicaによる鉄道利用に関する特約」に同意を求めるメッセージがポップアップしたら、「同意する」をタップします。
1 / 8
続きを読む