iPhoneを使った楽天Edyの支払い方法を解説します。また、iPhone対応パソリの利用法やチャージ方法についてもレビューします。通常の楽天Edyはおサイフケータイ対応端末でしか利用できませんが、専用デバイスを利用すればiPhoneでも使えます。
楽天Edy(エディ)は、「楽天カード(クレジットカード)」や「楽天ポイントカード」で利用できる、楽天がサービス提供する電子決済マネーです。利用すると買い物200円(税込)ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まり、利用できる店舗も増えているので今人気の電子決済マネーの1つです。
楽天Edy(エディ)はモバイル端末でも利用できますが、基本的にはおサイフケータイ対応機種の端末で利用できます。そのため、楽天Edy(エディ)をスマホで利用する場合は、Androidスマホでのみ利用できるというのが基本的な考え方です。
つまり、通常のやり方では、iPhoneで楽天Edy(エディ)は使えません。理由は、iPhoneではおサイフケータイの機能を利用できないからです。しかし、iPhoneでも、特定の他デバイスを併用することで楽天Edy(エディ)を使用できるようになります(主な方法として2つの方法があります。詳細は後述します)。
今回は、iPhoneで特定の他デバイスを併用して、楽天Edy(エディ)を利用する方法を解説します。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用できるようにする方法として、まず紹介する方法が、「パソリ」というデバイスを利用する方法です。「パソリ」とはSONYが提供している外付けICカードリーダーで、iPhone対応パソリとして「RC-S390」という機種が用意されています。現在(2019年8月時点)楽天で4,743円 (税込)で販売されています。
「RC-S390」は楽天の公式サイトで紹介されている機種で、このiPhone対応パソリとiPhoneをBluetoothでつないでアプリで制御することで、楽天Edy機能を搭載したカードとiPhoneが連携できるようになります。
iPhoneで、iPhone対応パソリを使って楽天Edy(エディ)を利用する場合に用意するものは、iPhone・iPhone対応パソリ・楽天Edy(エディ)の機能を搭載したカードです。
楽天Edy(エディ)の機能を搭載したカードは、「楽天カード(クレジットカード)」や「楽天ポイントカード」になります。
「楽天カード(クレジットカード)」は発行・年会費が無料で、「楽天ポイントカード」は基本料金が324円(税込み)です。
iPhoneで、iPhone対応パソリを使って楽天Edy(エディ)を利用するにあたって、事前準備として、iPhoneとiPhone対応パソリをBluetoothで接続する必要があります。
iPhoneとiPhone対応パソリをBluetoothで接続するには、パソリ用Edyアプリのインストールが必要です。パソリ用EdyアプリはAppストアから無料でインストールできます。
パソリ用Edyアプリをインストールしたら、アプリを立上げ、「パソリの初期設定」の画面で「次へ進む」をタップします。
Bluetooth接続のポップアップが表示されるので、指示にしたがってペアリングすれば、iPhoneとiPhone対応パソリを接続できます。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用できるようにする方法として紹介するもう1つ方法が、iPhoneにおサイフケータイジャケットを組み合わせるという方法です。
おサイフケータイジャケットとは、iPhoneに接続することで、iPhoneでもおサイフケータイの機能を利用できるようにするデバイスで、docomoが提供しているデバイスです。「ジャケット」というネーミングからも分かる通り、スマホカバーのようにiPhoneに一体化するかたちで装着します。
おおまかな利用手順は、前述の「パソリ」を利用する場合と似ています。アプリを使ってiPhoneとおサイフケータイジャケットをBluetoothで接続し、管理画面で利用するサービスとして楽天Edy(エディ)を指定します。
iPhoneとおサイフケータイジャケットを接続するアプリは、「おサイフリンクアプリ」と言い、Appストアから無料でインストールできます。
次に、iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うメリットについて解説します。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用する際の、一番のメリットは買い物をするごとに楽天スーパーポイントが貯まることです。
楽天Edy(エディ)を利用すると買い物200円(税込)ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まり、1ポイント1円分として、各種サービス利用や楽天Edy加盟店の支払いに使用できます。
楽天Edy(エディ)機能つき楽天カードを利用する場合は、Apple Payに登録できることも、メリットの1つです。Apple Payに登録した楽天カードの利用に関しても、楽天スーパーポイントが付くので、さらに楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。
楽天カードをApple Payに登録する方法は、通常のクレジットカードの場合と同じ方法のWalletアプリを利用してApple Payに登録するやり方と、楽天カードアプリを使ってApple Payに登録するやり方があります。
どちらのApple Payに登録するやり方でも、Apple Payに登録する内容に相違はありませんが、楽天カードアプリを使ったApple Pay登録方法の方が若干手間が省けるようです。
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