2019年08月01日更新
iPhoneの楽天Edy(おサイフケータイ)での支払い方法!パソリやチャージ方法についても解説!
iPhoneを使った楽天Edyの支払い方法を解説します。また、iPhone対応パソリの利用法やチャージ方法についてもレビューします。通常の楽天Edyはおサイフケータイ対応端末でしか利用できませんが、専用デバイスを利用すればiPhoneでも使えます。
目次
- 1iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うには?
- ・パソリを組み合わせる
- ・おサイフケータイジャケットを組み合わせる
- 2iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うメリット
- ・楽天スーパーポイントが貯まる
- ・楽天カードをApple Payに登録することができる
- ・利用履歴の詳細も確認可能!
- 3iPhoneで楽天Edy(エディ)を使う際のチャージ方法は?
- ・Edyチャージャーで現金チャージする
- ・クレジットカードでチャージする
- ・楽天IDからチャージする
- 4iPhoneで楽天Edy(エディ)支払いする方法は?
- ・読み取り機におサイフケータイをタッチするだけ!
- 5iPhoneで楽天Edy(エディ)を使う際の注意点
- ・一度のチャージ上限は25000円まで
- ・楽天Edyアプリとおサイフリンクアプリは機能の違いがある
- 6iPhoneで楽天Edyを使って便利にお買い物しよう!
iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うには?
楽天Edy(エディ)は、「楽天カード(クレジットカード)」や「楽天ポイントカード」で利用できる、楽天がサービス提供する電子決済マネーです。利用すると買い物200円(税込)ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まり、利用できる店舗も増えているので今人気の電子決済マネーの1つです。
楽天Edy(エディ)はモバイル端末でも利用できますが、基本的にはおサイフケータイ対応機種の端末で利用できます。そのため、楽天Edy(エディ)をスマホで利用する場合は、Androidスマホでのみ利用できるというのが基本的な考え方です。
つまり、通常のやり方では、iPhoneで楽天Edy(エディ)は使えません。理由は、iPhoneではおサイフケータイの機能を利用できないからです。しかし、iPhoneでも、特定の他デバイスを併用することで楽天Edy(エディ)を使用できるようになります(主な方法として2つの方法があります。詳細は後述します)。
今回は、iPhoneで特定の他デバイスを併用して、楽天Edy(エディ)を利用する方法を解説します。
パソリを組み合わせる
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用できるようにする方法として、まず紹介する方法が、「パソリ」というデバイスを利用する方法です。「パソリ」とはSONYが提供している外付けICカードリーダーで、iPhone対応パソリとして「RC-S390」という機種が用意されています。現在(2019年8月時点)楽天で4,743円 (税込)で販売されています。
「RC-S390」は楽天の公式サイトで紹介されている機種で、このiPhone対応パソリとiPhoneをBluetoothでつないでアプリで制御することで、楽天Edy機能を搭載したカードとiPhoneが連携できるようになります。
パソリで楽天Edyを利用するにあたって用意するもの
iPhoneで、iPhone対応パソリを使って楽天Edy(エディ)を利用する場合に用意するものは、iPhone・iPhone対応パソリ・楽天Edy(エディ)の機能を搭載したカードです。
楽天Edy(エディ)の機能を搭載したカードは、「楽天カード(クレジットカード)」や「楽天ポイントカード」になります。
「楽天カード(クレジットカード)」は発行・年会費が無料で、「楽天ポイントカード」は基本料金が324円(税込み)です。
パソリ用Edyアプリをダウンロード
iPhoneで、iPhone対応パソリを使って楽天Edy(エディ)を利用するにあたって、事前準備として、iPhoneとiPhone対応パソリをBluetoothで接続する必要があります。
iPhoneとiPhone対応パソリをBluetoothで接続するには、パソリ用Edyアプリのインストールが必要です。パソリ用EdyアプリはAppストアから無料でインストールできます。
パソリ用Edyアプリをインストールしたら、アプリを立上げ、「パソリの初期設定」の画面で「次へ進む」をタップします。
Bluetooth接続のポップアップが表示されるので、指示にしたがってペアリングすれば、iPhoneとiPhone対応パソリを接続できます。
おサイフケータイジャケットを組み合わせる
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用できるようにする方法として紹介するもう1つ方法が、iPhoneにおサイフケータイジャケットを組み合わせるという方法です。
おサイフケータイジャケットとは、iPhoneに接続することで、iPhoneでもおサイフケータイの機能を利用できるようにするデバイスで、docomoが提供しているデバイスです。「ジャケット」というネーミングからも分かる通り、スマホカバーのようにiPhoneに一体化するかたちで装着します。
おおまかな利用手順は、前述の「パソリ」を利用する場合と似ています。アプリを使ってiPhoneとおサイフケータイジャケットをBluetoothで接続し、管理画面で利用するサービスとして楽天Edy(エディ)を指定します。
iPhoneとおサイフケータイジャケットを接続するアプリは、「おサイフリンクアプリ」と言い、Appストアから無料でインストールできます。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うメリット
次に、iPhoneで楽天Edy(エディ)を使うメリットについて解説します。
楽天スーパーポイントが貯まる
iPhoneで楽天Edy(エディ)を利用する際の、一番のメリットは買い物をするごとに楽天スーパーポイントが貯まることです。
楽天Edy(エディ)を利用すると買い物200円(税込)ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まり、1ポイント1円分として、各種サービス利用や楽天Edy加盟店の支払いに使用できます。
楽天カードをApple Payに登録することができる
楽天Edy(エディ)機能つき楽天カードを利用する場合は、Apple Payに登録できることも、メリットの1つです。Apple Payに登録した楽天カードの利用に関しても、楽天スーパーポイントが付くので、さらに楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。
楽天カードをApple Payに登録する方法は、通常のクレジットカードの場合と同じ方法のWalletアプリを利用してApple Payに登録するやり方と、楽天カードアプリを使ってApple Payに登録するやり方があります。
どちらのApple Payに登録するやり方でも、Apple Payに登録する内容に相違はありませんが、楽天カードアプリを使ったApple Pay登録方法の方が若干手間が省けるようです。
以下、楽天カードアプリを使ったApple Pay登録方法の手順を簡単に解説します。楽天カードアプリを使ってApple Pay登録を行うには、事前に「楽天e-NAVI(楽天カード専用のオンラインサービス)」に楽天カードの情報を登録しておく必要があります。
「楽天e-NAVI」で登録を済ませた後、Appストアから「楽天カードアプリ」をインストールして、立ち上げます。
画面下方のメニューバーにある「その他」アイコンをタップし、切り替わった画面上の「Apple Payをはじめる」→「Apple Payを設定」をタップします。
「楽天e-NAVI」に登録しているメールアドレス宛にワンタイムパスワードが送信されるので、確認してワンタイムパスワードを画面に入力し、続けて楽天カードのセキュリティーコード(カード裏面に記載)を入力します。
次にWalletアプリの画面に移行し、楽天カードの情報が表示されるので、内容を確認して画面左上方の「次へ」をタップし、Apple Payの規約内容を確認して「同意します」をタップすれば、楽天カードアプリを使ったApple Pay登録設定は完了です。
利用履歴の詳細も確認可能!
iPhone対応パソリを利用して、楽天Edy(エディ)を使用する場合は、専用アプリの画面でいつでも利用履歴の詳細を閲覧できます。ただし、確認できる履歴は最大4か月分となっています。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を使う際のチャージ方法は?
次に、iPhoneで楽天Edy(エディ)を使用する際の、チャージ方法について解説します。
Edyチャージャーで現金チャージする
まず、一番手っ取り早い、チャージ方法として紹介するのは、現金チャージです。楽天Edy加盟店の店頭で、口頭で現金でチャージした旨を伝え、店員の指示に従ってチャージします。
楽天Edy加盟店によっては、「Edyチャージャー」という現金入金機が用意されている場合もあるので利用しましょう。
クレジットカードでチャージする
次に紹介するチャージ方法は、クレジットカードによるチャージです。
iPhone対応パソリを利用する場合でも、おサイフケータイジャケットを利用する場合でも、専用アプリの画面から、クレジットカードによるチャージが可能です。
以下、クレジットカードによるチャージの手順を、iPhone対応パソリを利用する場合を例に説明します。
まず、事前準備として、iPhone・iPhone対応パソリ・楽天カードを用意し、Bluetooth通信を行えるように近い位置に安置します。
専用アプリを立上げ、場面上の「チャージ」をタップします。
次に「クレジットカード」をタップします。
次の画面で名前・生年月日に加えてクレジットカード情報を入力し、クレジットカードの登録を済ませると、その後チャージが可能になります。
チャージするならクレジットカードがお得
楽天Edy(エディ)にチャージする方法として最もおすすめな方法はクレジットカードによるチャージです。その理由は、クレジットカードによるチャージには楽天スーパーポイントがつきます。楽天Edy加盟店の店頭で現金をチャージする場合は楽天スーパーポイントつきません。
ただし、チャージで楽天スーパーポイントが貯まるのは全てのクレジットカードではなく、一部の指定されたクレジットカードです。楽天カードはもちろん、チャージで楽天スーパーポイントが貯まるクレジットカードです。他に、JMBローソンPontaカードVisa・リクルートカードなどがあります。
楽天IDからチャージする
次に紹介するチャージ方法は、楽天IDに登録しているクレジットカード(普段、楽天のショッピングサイトで利用しているクレジットカード)によるチャージです。
iPhone対応パソリを利用する場合でも、おサイフケータイジャケットを利用する場合でも、専用アプリの画面から、楽天IDに紐づいているクレジットカードを使ってチャージが可能です。
以下、楽天IDによるチャージの手順を、iPhone対応パソリを利用する場合を例に説明します。
まず、事前準備として、iPhone・iPhone対応パソリ・楽天カードを用意し、Bluetooth通信を行えるよう近い位置に安置します。
専用アプリを立上げ、場面上の「チャージ」をタップします。
次に「楽天ID」をタップします。
次の画面で楽天ID・パスワードを入力し、楽天IDの登録を済ませると、楽天IDに紐づいているクレジットカードを使ってチャージが可能になります。
オートチャージ機能もあるので楽チン!
iPhoneで楽天Edy(エディ)を使用する際に、iPhone対応パソリを利用する場合は「オートチャージ機能」を利用できます。
「オートチャージ機能」とは、事前に「チャージ方法・金額」を設定しておけば、残高が指定金額を下回った場合に自動的に補充チャージする機能です。残高確認は2時間に1回のペースで行われます。
「オートチャージ機能」に設定できるチャージ方法は、クレジットカード・楽天IDのどちらでも可能です。
「オートチャージ機能」の設定手順は、まず、画面左上の「三マーク」(設定アイコン)をタップし、画面左方に表示されるメニュー一覧から「チャージ設定」をタップします。
「チャージ設定」の画面に切り替わるので、チャージする残高・チャージ金額などを指定すれば設定完了です。
尚、おサイフケータイジャケットを利用する場合は、「オートチャージ機能」は利用できません。
iPhoneで楽天Edy(エディ)支払いする方法は?
次に、iPhoneで楽天Edy(エディ)の支払いする方法について解説します。
読み取り機におサイフケータイをタッチするだけ!
iPhoneで楽天Edy(エディ)の支払いを行う手順は簡単です。楽天Edy加盟店の店頭で、楽天Edy(エディ)による支払いを行いたいことを口頭で告げ、デバイスを店頭に設置してある読み取り機にかざすだけです。
iPhone対応パソリを利用する場合は、楽天Edy機能を搭載したカードをiPhone対応パソリに設置した状態でiPhone対応パソリを読み取り機にかざします。その際、iPhoneも携帯することが必須です。iPhoneを携帯せずにPhone対応パソリだけ取り機にかざしても、楽天Edy(エディ)の支払いは行えないので注意しましょう。
おサイフケータイジャケットを利用する場合は、iPhoneとおサイフケータイジャケットが一体になっているので、そのまま読み取り機にかざします。
iPhoneで楽天Edy(エディ)を使う際の注意点
次に、iPhoneで楽天Edy(エディ)を使う際の注意点について解説します。
一度のチャージ上限は25000円まで
楽天Edy(エディ)の仕様として、iPhone使用時だけでなく全般で共通な利用条件として、「一度のチャージ上限は25,000円まで」「1枚のEdyカードの残高上限は50,000円まで」となっています。
楽天Edy(エディ)を使った買い物の頻度が増えるようであれば、「オートチャージ機能」を活用することでチャージの手間が省けるので利用しましょう。
楽天Edyアプリとおサイフリンクアプリは機能の違いがある
iPhone対応パソリを利用する場合の「楽天Edyアプリ」の機能と、おサイフケータイジャケットを利用する場合の「おサイフリンクアプリ」の機能には仕様上に相違点があるので注意しましょう。
例えば、iPhone対応パソリを利用する場合の「楽天Edyアプリ」では「オートチャージ機能」を利用できますが、おサイフケータイジャケットを利用する場合の「おサイフリンクアプリ」では利用できません。
逆に、おサイフケータイジャケットを利用する場合の「おサイフリンクアプリ」では、ギフト機能によるチャージが可能ですが、iPhone対応パソリを利用する場合の「楽天Edyアプリ」では、ギフト機能によるチャージは行えません。
iPhoneで楽天Edyを使って便利にお買い物しよう!
iPhoneで楽天Edyを使って便利にお買い物しましょう。通常の楽天Edyの利用方法では、おサイフケータイ対応端末でしか利用できませんが、専用デバイスを利用すればiPhoneでも楽天Edyを利用できます。
iPhoneで楽天Edyを利用するやり方は2つあります。iPhone対応パソリを使うやり方とおサイフケータイジャケットを使うやり方です。どちらのやり方もiPhoneで楽天Edyの公式サイトで、iPhoneで楽天Edyを利用する方法として紹介されています。
iPhone対応パソリを使って楽天Edyを利用するやり方は、「パソリ用Edyアプリ」を使って管理し、利用履歴も過去4か月分までは閲覧できます。おサイフケータイジャケットを使って楽天Edyを利用するやり方は「おサイフリンクアプリ」を使って管理しますが利用履歴は閲覧できません。
iPhoneを使って楽天Edyで支払いを行う方法は簡単です。楽天Edy加盟店の店頭で、店員に楽天Edyで支払いを行いたい旨を伝え、店頭に設置してある読み取り機に、iPhone対応パソリもしくはおサイフケータイジャケットと一体化したiPhoneをかざすだけです。
ただその際注意するべき点は、iPhone対応パソリを使って楽天Edyで支払いを行う場合は必ずiPhoneも携帯する必要があります。iPhone対応パソリのみの持ち込みでは楽天Edyの支払いは行えません。
iPhoneで利用する楽天Edyにチャージする方法は、現金・クレジットカード・楽天IDがありますが、楽天Edyにチャージする方法としておすすめなのはクレジットカードによる楽天Edyチャージです。理由は、クレジットカードで楽天Edyにチャージする場合は、チャージするだけ楽天スーパーポイントが付与されるからです。現金チャージでは付与されません。
ただし、チャージで楽天スーパーポイントが貯まるのは、楽天カードを含む一部の指定されたクレジットカードです。iPhoneで楽天Edyにチャージする際は、自分のクレジットカードがその条件に該当するクレジットカードか確認しておきましょう。