iPhoneの機種変更後、新端末に写真等のデータを移行する必要があります。昔は携帯ショップが代行してくれましたが、現代では個人情報保護の観点から自分で引き継ぎを行わなければなりません。iPhoneの機種変更後に写真データを転送する5つの方法をまとめました。
一つ目の画像データ引き継ぎ方法は、旧iPhone→PC→新iPhoneという具合にPCを経由して写真を移動させるやり方です。2回の転送作業を伴うため若干手間がかかりますが、専用ツールを使えるので安全・確実に画像データを移動させられるメリットがあります。
PCを使ってiPhoneの写真を新機種に移行する方法をご紹介しましょう。
Apple社が提供しているメディアプレーヤーソフト・iTunesには、音楽を再生するだけでなく、iPhone端末のバックアップやアップデート、データ転送など様々な管理機能も実装されています。
まずは以下のリンクからiTunesをダウンロードして、PCにインストールしてください。
続いて旧iPhoneの設定アプリを開き、Apple IDでサインインしている状態で自分のプロフィール欄をタップしてください。
Apple IDのページにて、iCloudの項目をタップしてください。
iCloudを使用しているアプリの中から、「写真」の設定を無効化してオフにしておいてください。
ここからは、旧iPhoneの写真をPCに取り込む作業を行っていきます。iPhoneをLightning-USBケーブルでPCのUSBポートに接続してください。
すると、「Apple iPhone 選択して、このデバイスに対して行う操作を選んでください。」という自動再生のポップアップメッセージが表示されるはずです。ポップアップをクリックしてください。
「Apple iPhone このデバイスに対して行う操作を選んでください。」という自動再生のポップアップが出たら、フォトアプリを使った「写真とビデオのインポート」をクリックしてください。
インポートする項目の選択画面で、PCに取り込みたい写真を全て選択してください。この時、「インポートの設定」をクリックすれば、インポート先のフォルダの場所やインポート後に旧iPhone端末内の写真を削除する・しない等の設定をカスタマイズできます。
「選択した項目のインポート」をクリックすれば、インポートがスタート。読み込みが終わったら、指定したフォルダ(デフォルトでは「ピクチャ」フォルダ)に旧iPhoneの写真が取り込まれているはずです。
なお、Lightning-USBケーブルをPCに接続しても自動再生のポップアップメッセージが表示されなかった場合は、手動でインポートを開始することも可能です。
キーボードで「Windowsのロゴキー」と「Eキー」を押すとエクスプローラーが表示されます。サイドバーから「PC」をクリックし、デバイスとドライブで「Apple iPhone」を右クリックしてください。メニューの中から「画像とビデオのインポート」を選択すれば、手動インポートを開始できます。
Macの場合は、Lightning-USBケーブルを接続した後iPhotoを使って写真を取り込むことが出来ます。また、iPhoto以外にも「プレビュー」や「イメージキャプチャ」などのソフトで画像データを転送することも可能です。
引き継ぎしたい画像データを全てPCに移行させたら、次はPCから新iPhoneに写真を転送させましょう。
Lightning-USBケーブルでPCと新iPhoneを接続し、iTunesを起動してください。iTunesのメイン画面でiPhoneアイコンをクリックし、iPhoneの管理画面を表示させます。
iPhoneの管理画面でサイドバーから「写真」を選択し、「写真を同期」のチェックボックスをクリックしてください。「写真のコピー元」で先程旧iPhoneから取り込んだ画像データのフォルダを選択し、右下の「適用」をクリックしましょう。これで新iPhoneへの写真の移行が完了しました。
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