本記事ではiPhoneの標準カメラの設定方法や使い方を解説します。iPhoneユーザーでも、まだまだ知らない設定や使い方が多いiPhoneのカメラアプリですが、本記事を読んでiPhoneのカメラ機能を余すこと無く活用していきましょう。
長年のiPhoneユーザーでもiPhoneのカメラ機能を全て熟知しているユーザーはあまり多くはありません。iPhoneのカメラアプリには、みなさんの知らない機能が沢山搭載されているのです。本記事ではiPhoneのカメラアプリであまり知られていない機能をご紹介していきます。
iPhoneのカメラアプリ機能をうまく活用していくことで、iPhoneが日常生活で更に身近な存在になります。またInstagramなどのSNSを利用しているユーザーは、より綺麗で魅力的な写真を撮影することも可能です。本記事を最後まで読み、iPhoneの機能を最大限活用していきましょう。
iPhoneの標準カメラアプリ機能の中でも、あまり知られていない機能がQRコードリーダー機能です。QRコードとは4角形の白黒バーコードです。主にWebサイトのURLや、LINEなどのSNSアカウント情報が入力されており、読み取るだけでWebサイトにアクセスしたり、SNS上で友達申請ができたりする便利な機能です。
iOS11よりも新しいOSを利用している方は、iPhoneの標準カメラアプリを起動して、QRコードをかざすだけで簡単にスキャンすることができるのです。
iPhoneの標準カメラでQRコードがスキャンされない場合は、【設定】>【カメラ】と進み、【QRコードのスキャン】のスイッチをONにしてください。
続いてiPhoneの標準カメラアプリの基本設定、及びモードをご紹介してきます。この基本をそれぞれ詳しく理解している人はあまり多くはありません。
本章ではiPhoneの標準カメラアプリの基本機能と特徴、どういった使い方をするのかをご紹介します。
iPhone標準カメラアプリに搭載されている、基本機能は4つモードに分かれています。
写真モード | ポートレートモード |
スクエアモード | パノラマモード |
写真モードは一般的に最も利用されているモードです。【Live photos機能】や【タイマー機能】、【インカメラ】など複数の機能が搭載されており、それらの機能を撮影シーンで使い分けることで、写真の仕上がりに変化付けることが可能です。
この【写真モード】の各機能の使い方は、本記事後半の【iPhoneカメラを満喫する9つの機能】で詳しく解説していますので、そちらを参照してiPhoneの写真撮影のコツやポイントを覚えておきましょう。
【ポートレート】モードはiPhone 8Plus以降の新しいスマートフォンに搭載されたモードです。被写体以外の部分にぼかしをいれることで、被写体を目立たせる効果のある撮影技法となります。
主にインカメモードで自画撮りをする際や、料理写真、ペット写真など、風景ではなく1つの被写体を撮影する時に利用することで、綺麗で被写体を強調する効果を持っています。
iPhone 8より古い機種には搭載されていなかったモードで、これまではInstagramや、写真加工アプリなどで加工する必要がありました。ポートレートモードが標準カメラに搭載されていることから、外部アプリを利用しなくてもiPhone単体で加工できるようになったので、新しいiPhoneを購入する時の大きな判断材料の1つでもあります。
【スクエアモード】で写真を撮影すると、写真サイズが1:1の正方形に仕上がります。これはInstagramアプリで人気の出た撮影モードですが、現在はiPhoneの標準カメラモードで利用することが可能です。
通常の写真モードで撮影した画像データを、後からスクエアに仕上げることができるので、あまり利用頻度の高くないモードです。
【パノラマ】モードは、iPhoneを水平方向、または垂直方向にスライドして広範囲の被写体を撮影する時に使うモードです。主な利用方法としては、写真モードで被写体をカバーしきれない、風景などを撮影する際に利用します。パノラマモードでは【タイマー機能】や【Live photos機能】、【インカメラ機能】は利用できません。
本章ではiPhoneの標準カメラで利用できる、【写真モード】の各機能をご紹介します。
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