2019年06月13日更新
iPhoneのメモアプリで書類や手書きメモをスキャンしてPDF保存する方法を解説!
iPhoneに標準インストールされている「メモ」アプリを利用すれば書類や写真をスキャンし保存することができるのを知っていますか?iPhoneのメモアプリがあれば、小型のスキャナーを持ち運ぶ事無くスキャンができます。その方法を紹介しています。
目次
iPhoneのメモアプリで写真や書類がスキャンできる?
iPhoneに標準インストールされている「メモ」アプリを利用すれば、簡単に写真や書類を画像ファイルやPDFファイルとして保存することができます。
iOS11から利用可能になったメモアプリのスキャン機能を利用するメリット
iPhoneのメモアプリでスキャン機能を利用する場合、お持ちのiPhoneにiOS11がインストールされている必要があります。古いiOSのバージョンを利用しているiPhoneユーザの方は「設定」を起動してiOSバージョンのアップデートを実行しておいてください。
それでは、iPhoneのメモアプリで利用できるスキャン機能とはどういった機能なのでしょうか。そのメモアプリのスキャン機能を利用するメリットについても詳しく解説します。
持ち運びのスキャナーは不要・外出先でも簡単にスキャンしてiPhoneに保存
仕事中や営業の外回り中に、急遽書類や写真をスキャンして、クライアントにデジタルデータとして送付しなければならない場合、これまではコンビニエンスストアのプリンターサービスを利用する、持ち運び可能な小型のスキャナーを持参するのが通例でした。
しかし、iPhone標準搭載のメモアプリを利用することで、コンビニのプリントサービスや、スキャナーを持ち運ぶ必要はなくなります。iPhoneのメモアプリのスキャン機能は、今やコピーと同等の性能を持っています。
スキャンした写真・画像をPDFとして書類保存
iPhoneメモアプリのスキャナー機能の優れている点は、スキャンした画像・書類・写真ファイルをPDF・jpgなどのデータファイル形式で保存できる点です。iPhoneで利用できるスキャンアプリがApp Storeでは複数提供されていますが、それら外部スキャンアプリと同等の機能をメモアプリは有しています。
iPhoneのメモアプリでスキャンする方法
iPhoneのメモアプリを起動し、新規メモを作成したら、キーボード上部に表示されているアイコンメニュー一覧から「+」をタップして「書類をスキャン」を選択してください。カメラが起動するので、書類をカメラに映し出せば自動で書類がスキャンされます。背景色とスキャン対象の色が同色化しないようにすると、綺麗にスキャンができます。
スキャンした画像・写真・書類をPDFで保存する方法
スキャンした画像・写真・書類をPDFで保存する場合は、メモアプリに保存されているスキャン画像をタップして、画面右上の「共有」>「PDFを作成」をタップして選択してください。
iPhoneのメモアプリでスキャンした写真・画像を加工する方法
スキャン済みのファイルは「カラー」「白黒」などの色の調整だけでなく、スキャン画像の上に鉛筆ツールで注釈を付けることも可能です。画面右上の「鉛筆」アイコンをタップし、下部に表示されるペンツールからペンの種類と色を選択してください。
これで書類・写真上に手書きをして注釈する必要がなくなるので、オリジナルの書類や写真をそのままに保存しておくことが可能となります。プライベート・ビジネス両面で活用できる機能なので、覚えておきと非常に便利です。
iPhoneのメモアプリで書類・写真をスキャンしてみよう!
本記事では、iPhoneで利用できる便利なメモアプリで、書類や写真をスキャンする方法を紹介しました。あまり知られていないiPhoneの機能で、ほとんどの人は外部の「スキャン」アプリを活用している場合が多いのが現状です。
iPhoneのスキャン機能でも、画像のトリミングやスキャン範囲の選択が可能で、使いこなせば外部スキャンアプリよりも便利に活用することが可能です。本記事を参考に、iPhoneのメモアプリ「スキャン」機能を活用してみてください。