iPhoneのバックアップをPCから外付けHDDに保存![Windows/Mac]

iPhoneのバックアップファイルを外付けHDDに保存する方法を紹介します。Windows/Macでは、iPhoneのバックアップファイルを外付けHDDに直接保存する方法は異なります。紹介する方法を実行してパソコンの容量を節約してみてください。

目次

  1. 1iPhoneのバックアップを外付けHDDに変更したい!
  2. PCのストレージ容量を大幅に削減
  3. 2iPhoneから直接外付けHDDにバックアップ保存する方法
  4. 「Windows」コマンドプロンプト(管理者)にアクセス
  5. 「Mac」ターミナル.appにアクセス
  6. 3PCに保存済みのiPhoneバックアップファイルを外付けHDDへ移動する方法
  7. 4iPhoneのバックアップを外付けHDDからPCに戻す方法
  8. Mac・Windowsパソコン内にある「Backup」ショートカットフォルダを一度削除する方法
  9. iTunesを起動してフォルダの場所が正常に変更されているか確認してみよう
  10. 5「Windows」でiPhoneのバックアップファイルを外付けHDDに移行できない時の対処法
  11. アプリを使って保存場所を外付けHDDに変更する
  12. 6「Mac」でiPhoneのバックアップファイルを外付けHDDに移行できない時の対処法
  13. 復元ソフト「dr.fone」を利用する
  14. 「CopyTrans Shelbee」を利用する
  15. 7iPhoneのバックアップを外付けHDDでやってみよう!

iPhoneのバックアップを外付けHDDに変更したい!

iTunesを経由して、MacやWindowsパソコン本体にiTunesのバックアップファイルを保存している方がほとんどですが、外付けHDDにiPhoneのバックアップデータを直接保存できるのをご存知ですか?

iPhoneのバックアップデータを外付けHDDに保存できるように変更すれば、MacパソコンやWindowsパソコンの故障・盗難・破損があった際に、iPhoneのバックアップデータファイルを安全に保管しておくことが可能です。

PCのストレージ容量を大幅に削減

またMac、Windowsパソコン共によく発生する、内蔵HDDストレージ空き容量問題ですが、iPhoneやiPadのバックアップデータの容量は非常に大きく、Windows、Macパソコンのストレージ容量を大きく圧迫する原因の1つです。

iPhoneのバックアップデータを直接外付けHDDに保存できるように変更しておけば、Mac、Windowsのストレージ空き容量問題に、頭を悩まされることがなくなるというメリットもあります。

このようにiPhoneのバックアップデータを、外付けのHDDに直接保存できるように変更しておけば、複数のメリットがあります。本記事ではWindows、MacでiPhoneのバックアップデータの保存場所を、外付けHDDに変更して直接保存する設定手順を紹介します。

iPhoneから直接外付けHDDにバックアップ保存する方法

iPhoneから直接外付けHDDにバックアップ保存する方法を、Macパソコン・Windowsパソコンそれぞれに分けて手順を紹介します。MacでiPhoneから直接外付けHDDにバックアップ保存する場合は「ターミナル.app」で保存場所を変更します。

WindowsでiPhoneから直接外付けHDDにバックアップ保存する場合は「コマンドプロンプト」にアクセスして保存場所を変更します。事前に外付けHDDにiPhoneのバックアップ専用の空フォルダを作成しておくと便利ですので、試してみてください。

すでにMac、Windowsパソコン上にiPhoneのバックアップファイルを作成済みの方で、バックアップファイルの保存先を外付けHDDに変更したい場合は、次の章に進んでください。

「Windows」コマンドプロンプト(管理者)にアクセス

mklink /d "C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup" "外付HDD名¥バックアップ¥iPhone_backup"
Windowsのコマンドプロンプトに上記のコマンドを入力してください。「ユーザー名」にはご自身のユーザー名を入力し、「外付けHDD名」にはHDDドライブの名前を入力してください。

「Mac」ターミナル.appにアクセス

  1. MacのFinderを起動して【アプリケーション】フォルダを開いてください。
  2. アプリケーション】ファルダ内にある【ユーティリティ】フォルダを開きます。
  3. 【ユーティリティ】フォルダ内にある【ターミナル.app】を開いてください。

または「Spotlight」で「ターミナル」と入力して検索するだけで、簡単にターミナルを起動できます。「ターミナル.app」を起動したら下記のコマンドをコピーして、ターミナル.appにペーストしてください。
 
ls- h /Users/ユーザー名/Library/Application\ Support/MobileSync

コマンドは間違えやすいので、上記のコマンドをコピー&ペーストすることをおすすめします。また「ユーザー名」はご自身のユーザー名を入力してください。

PCに保存済みのiPhoneバックアップファイルを外付けHDDへ移動する方法

すでにPC内にiPhoneのバックアップデータフォルダが存在している場合は、そのバックアップデータフォルダを外付けHDDにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に移動できます。

移動後は自動でバックアップファイルが外付けHDD内のフォルダに保存されますが、PCと外付けHDDを未接続の状態だと、iPhoneのバックアップができないので注意してください。

Windowsの場合は下記手順でiPhoneのバックアップフォルダを検索して、外付けHDDにドラッグ&ドロップしてください。

C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup


Macの場合は下記手順でiPhoneのバックアップフォルダを検索して、外付けHDDにドラッグ&ドロップしてください。
/Users/ユーザー名/Library/Application\ Support/MobileSync

iPhoneのバックアップを外付けHDDからPCに戻す方法

iPhoneのバックアップファイルを外付けHDDに移動したあとに、Windows・Macパソコン内に再度保存場所を元に戻すことも可能です。iPhoneのバックアップを外付けHDDからPCに戻す方法は、下記の手順を参照してください。
 

  1. Mac・Windowsパソコン内にある「Backupショートカットフォルダを一度削除する
  2. Mac・Windowsパソコン内に、再度「Backup」フォルダを新規作成する
  3. 外付けHDD内に保存してある「Backup」フォルダ内のデータをすべてコピーして、Mac・Windowsで新規作成した「Backup」フォルダ内にペーストする
  4. iTunesを起動して正常に「Backup」フォルダが読み込まれるか確認する。

それぞれの手順を詳しく解説していきます。

Mac・Windowsパソコン内にある「Backup」ショートカットフォルダを一度削除する方法

Mac・Windowsパソコン内にある「Backup」のショートカットフォルダを削除する必要があります。この時に外付けHDD内に保存してある「Backup」ファイルを削除しないように注意してください。あくまでもMac・Windowsパソコン内に保存してある「Backup」ファイルを削除してください。

パソコン内に保存されている「Backup」ファイルの検索は、下記の手順で実行します。

「ユーザー」>「ユーザー名」>「ライブラリ」→「Application Support」>「MobileSync」>「Backup」
あとは、外付けHDDに保存してある「Backup」フォルダ内のデータをすべてコピーして、Mac・Windowsで「Backup」フォルダを作成してフォルダ内にペーストしてください。

iTunesを起動してフォルダの場所が正常に変更されているか確認してみよう

iTunesを起動してフォルダの場所が正常に変更されているか確認してください。iTunesを起動して画面上部のメニューバーから「iTunes」を選択して「環境設定」をクリックします。

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この記事のライター
KFJ
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