iPhoneのアプリがアップデートできない原因として、iOSのバージョンの更新やApp Storeに関わる問題等が考えられます。アプリのアップデートができない理由についてiPhoneならでは原因と対処法を紹介していきます。
携帯電話がスマートフォンになった事で性能が大きく上がりました。そのおかげで一つの端末で読書やゲーム、動画といったコンテンツをアプリで楽しむ人や、ビジネス上での情報共有、もしくは調べもの等様々な場面で活用されるのが当たり前になり、文字通りスマートフォンはわたし達の生活とは切っても切れない存在になりました。
わたし達の生活に密着しているスマートフォンですが、若い人程スマートフォンに夢中になっている人がいる一方で、Safariやメール、アプリの使い方は分かっていてもいざ!という時に対処できない人も同時に増えているとのことす
今回はそういったihoneのトラブル事例の中から、iPhoneのアプリをアップデート出来ない場合に取るべき対処法について紹介していきます。
基本的にiPhoneで何かしらの不具合が出た時に試して欲しいのはiPhoneを再起動する事です。本体右上にあるスリープボタンを長押しして表示される"スライドで電源をオフ"をする事で一度電源を切って、再度スリープボタンを押して電源を入れる作業です。
今回はアプリがアップデート出来ない時の作業として端末の再起動を紹介していますが、アプリのアップデートに限らずiPhoneの通話に不具合が出た場合や、突然Safariがつながらなくなった時等も端末の再起動によって状況が改善する事が多いので、何かしらの不具合が出た時は手軽に出来る事もあり試してみましょう。
再起動に触れたので余談になりますが、通常の再起動とは違いiPhoneがフリーズする等して一切の操作を受け付けなくなった場合に出来る操作として"強制再起動"というシステムもあります。手順はiPhone7までとiPhone8以降でやり方が違います。
iPhone8以降は
1:音量を上げるボタンを一度押す
2:音量を下げるボタンを一度押す
3:スリープボタンを電源が切れるまで長押しする
このやり方で統一されていて、iPhone7(7 Plus)は音量を下げるボタンと電源ボタンをAppleのロゴが表示されるまで押し続け、iPhone6以前は電源ボタンとホームボタンをAppleのロゴが表示されるまで長押しする事で強制再起動になります。使う場面は少ないものの覚えておきましょう。
バックグラウンドで開いているアプリ、と言われてピンとくる人は少ないですが、iPhoneは一度開いたアプリは自分で操作して終了しない限り起動したままの状態になります。開いている間は多少なりともアプリが動いている状態でもあるので、端末への負担が大きい一方で、同じアプリを再度起動する際にスムーズに起動出来るというメリットもあります。
全体としてはレアケースですが、バックグラウンドでアプリが起動している状態だとアプリが正常にアップデートが出来ない事があります。iPhone7でも16GB等容量が少ない端末の場合は利用しないアプリをマメに閉じておいた方が良いケースもある事をおぼえておきましょう。
バックグラウンドで起動しているアプリを終了するには、ホームボタンを二回押すと画像の様に起動しているアプリの一覧が表示されるので、アップデート出来ないアプリやしばらく使わないであろうアプリを上にスワイプして消していきます。バックグラウンドから消えたかどうかはiPhoneの端末上の表示で分かるので、ホームボタンを押せばホーム画面に戻ります。
機種がiPhone6以降限定になるものの、ダウンロードを一時停止してからの再開という手段もあります。手順はホームボタンを強く押し込むと
1:ダウンロードを再開
2:ダウンロードを一時停止
3:ダウンロードをキャンセル
という三つの項目が出てくるので、一時停止の後に再開をする事でスムーズに進む事もあります。
単純にアップデートが出来ないというのが、アップデートを開始した後に"待機中"から動かないのか、単にアップデートができないという様にいくつかの場面が存在します。最低限やってみる事を実践しても改善されない場合は、更に踏み込んでチェックしていきましょう。
まず基本的な部分ですが、iOSのバージョンが古いのかどうかです。きちんとマメにアップデートしているのであれば問題はありませんが、アプリがアップデート出来ないのはiOSが最新バージョンではないというケースがとても多くあります。
iOSのバージョンが最新版になっているかどうかの確認は設定から一般、"ソフトウェアのアップデート"の順にタッチします。
iPhoneは同じ機種でも容量の違う物が存在します。例えばiPhone7であれば32GB,128GB,6256GBの3種類がありますが、この中で容量の小さい32GBの場合は、データが一杯になってしまった事で、アプリの更新に影響が出るという事が少なからずあり、アプリの更新は小さい容量で済む事もあれば大容量の更新になる事もあります。
大容量の更新の際にストレージが圧迫されている状態、もっと具体的に言えばアップデートの容量よりストレージの空きが少ない状態だと正常に更新できません。
通信環境が問題のケースもあります。例えば、アプリの更新はインターネットを介して行われる為、インターネットに接続できる状況でないとアップロードする事は出来ません。
それらに該当する状況としては電波が通りにくい地下や帯域制限中の端末も通信環境が悪い、という部分に該当する為気を付ける必要があります。待機中から動かない場合や、ダウンロード速度が極端に遅く感じるのであれば通信環境を疑ってみましょう。
また一部のアプリに関しては、Wi-Fiに接続しないと更新できない物もあるので注意が必要です。自宅にWi-Fi環境が無い場合は公衆Wi-Fiを利用する事になります。
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