iPadのバッテリーの劣化を感じたら、バッテリー診断が必要です。では、どのように状態を確認したらいいのでしょうか。この記事では、iPadのバッテリー診断をする方法について、どのような方法があるのか、バッテリーの劣化を防ぐにはどうしたらいいのかお伝えします。
iPadもスマホと同じように、購入してから使い続けていると、やがてバッテリーの劣化を感じるようになります。iPadのバッテリーの状態はどのように確認すればいいのか、わからずに困っている方もいるようです。
この記事では、iPadのバッテリー診断を行う方法と、バッテリーの寿命はどのくらいなのか、バッテリーを長持ちさせるためのコツをお伝えします。
iPadではなくiPhoneであれば、「設定」のアプリの「バッテリー」から、バッテリーの状態を診断できます。新品の状態から比べたときの、最大で充電した時のバッテリーの容量をパーセントで表示できます。
同じようにiPadでも診断する方法があるのではないかと探しても、実はiPadでは診断できません。一体どういうことなのか、詳しく解説します。
実は、iPhoneにはバッテリーを診断する機能が、設定アプリに搭載されています。しかし、iPadには設定アプリにバッテリー診断機能がありません。しかし、それでもiOS11までのiPadなら、バッテリーの状態を自分で確認できました。
しかし、iOS12以降のiPadではユーザーが自分で、バッテリー状態を診断できなくなってしまいました。
iOS11までのiPadであれば、バッテリー診断のアプリを使えました。iPadのバッテリーの状態をアプリで確認することで、劣化状態を把握して、寿命までどのくらいあるのか確認できました。
しかし、そのアプリがiOS12以降のiPadでは利用できなくなりました。iPadでバッテリー診断をする方法は、それまでもアプリを使う方法しかなかったため、iPadではバッテリー診断ができなくなってしまったのです。
それならばiOS12以降は、iPadの「設定」にバッテリー診断機能が搭載されたのかと言うと、そういうわけではありません。「設定」からバッテリー診断ができないのは、以前からのiPadと全く変わらない状況が続いています。
現在のiPadでは、バッテリーの状態を自分で確認する方法がありません。しかし、バッテリーの診断をする方法が全くないのかと言うと、そういうわけではありません。iPadのバッテリー容量を診断して、バッテリーを交換した方がいいのかどうかを判断する方法を、解説します。
iPadのバッテリーの状態を診断して、寿命がきていないかどうかを確認する方法は、iPadの修理ができるお店に持ち込んで、お店で診断してもらうしかありません。Appleストアもしくは、Appleの正規サービスプロバイダとして、修理を正式に委託されているお店に持ち込みましょう。そうすれば、バッテリーを診断してもらえます。
気になるのは、バッテリー診断にどのくらいの費用が必要なのか、という点です。バッテリーの劣化状態を診断するだけであれば、店頭での診断は無料で行なってもらえます。バッテリーの調子が悪くなってきた、寿命が近くなってきているかもと感じたら、とりあえず無料診断だけでもしてもらいましょう。
iPadのバッテリー診断をした結果、バッテリーの交換が必要になった場合は、基本的に有料で交換です。購入してから1年以内の初期不良での交換であれば、無料交換してもらえます。
しかし、バッテリーの劣化を感じて、寿命が近くなったといった理由の交換は、有料です。購入から1年以内であっても、初期不良の不具合や劣化と認めてもらえない限りは、有料での交換ですので注意しましょう。
診断の結果、交換が必要なレベルまでバッテリーが劣化していることが分かった場合、バッテリーの交換にはいくらかかるのか解説します。バッテリーの交換に必要な費用は、Appleケアに加入しているか、加入していないかで大きく異なります。
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