iOS13ではiPhoneのフォント機能が変更されています。カスタムフォントのダウンロード・インストールが可能になり、アプリで使えるフォントの数を増やせます。iOS13のiPhoneにカスタムフォントを追加する方法やフォントの変え方などをまとめました。
2019年9月にリリースされたiOS13には、サードパーティー製の「カスタムフォント」をiPhoneに簡単にインストールできる機能が追加されています。
iPhoneに標準搭載されているフォントだけでは物足りない時、カスタムフォントをインストールすれば、カスタムフォント対応アプリでオシャレなフォントを利用可能です。
カスタムフォントにより、iPhoneの表現力をさらに高められるメリットがあります。
iOS13のiPhoneでカスタムフォントを使うためには、App Storeで配信されているカスタムフォントアプリをダウンロード・インストールする必要があります。
追加インストールしたフォントは「設定」アプリにて確認・削除などの操作を行えるため、管理も簡単です。
iOS12以前のiPhoneの場合、フォントを追加するにはプロファイルのインストール等の作業が必要であり、大変面倒でした。しかしiOS13なら、その手間を省けます。
カスタムフォントを追加インストールすることで、iPhoneユーザーの選択肢が大幅に増えることでしょう。
iOS13がリリースされてから日が浅いため、残念ながらiPhoneに追加インストールできるカスタムフォントアプリはApp Storeにほとんどありません。
また、海外製のカスタムフォントアプリの場合、アルファベットにのみ対応していて日本語に未対応であるケースもあります。
カスタムフォントが普及するまで、もう少し時間がかかりそうです。
カスタムフォントアプリにはユニークな形状のフォントが充実しているため、iPhoneを使う楽しさが倍増することでしょう。
ここからは、iOS13のiPhoneにカスタムフォントを追加する方法やフォント変更などの使い方を解説していきます。
まずは、iOS13のiPhoneにカスタムフォントアプリをダウンロードしましょう。
現時点ではApp Storeにて数種類のカスタムフォントアプリしか配信されていないので、本記事では「FontInstall.app」と「Font Diner」の2種類を例にしてカスタムフォントの追加インストール方法を解説していきます。
FontInstall.appは、DRIP PRODUCTS LIMITED LIABILITY CO.によって開発・提供されているカスタムフォントアプリです。
源ノ明朝 JP、源ノ角ゴシック JP、しっぽり明朝など、20種類以上の日本語対応フォントを収録。
SIL Open Font Licenseに基づいて配布されているため、ユーザーはフォントを私的用途だけでなく商用利用することも可能です。(ただしフォントデータ自体の転売はNG。)
FontInstall.appは、以下のリンクからダウンロードできます。
Font Dinerは、Mister Retroによって開発・提供されているカスタムフォントアプリです。
デザイン業界にマッチしたポップな書体のカスタムフォントを20種類以上収録。残念ながらアルファベットにのみ対応しており、日本語のフォントには未対応です。
また、無料版はフォントの私的利用のみ許可されています。カスタムフォントを商用利用したい場合は、550円の課金を行って製品版にアクティベートしなければなりません。
Font Dinerは、以下のリンクからダウンロードできます。
ダウンロード・インストールしたカスタムフォントアプリを起動し、画面右上の「+」アイコンをタップしましょう。
アプリ内に収録されているカスタムフォントの一覧の中から任意のフォントをタップして「インストール」を実行すると、そのカスタムフォントがiOS13のiPhoneにインストールされます。
追加したカスタムフォントは、iPhoneの設定アプリ機能で管理可能です。
わざわざカスタムフォントアプリを起動する必要がないので、複数のカスタムフォントを追加インストールしても簡単に一元管理できるメリットがあります。
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