東京ディズニーランドやディズニーシーをより満喫するために活用できるディズニーリゾート公式アプリがあることをご存じでしょうか。どんなサービスを提供するアプリなのでしょうか。今回はディズニーリゾート公式アプリの使い方や便利な機能について解説します。
現在日本のテーマパーク業界は2強時代と言われています。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの収入高は、日本でテーマパークの経営と運営を手がける全165社の収入高総額の47.8%を占め、その総額は前年比の2.6%増に当たる4,065億1,300万円でした。
2位にいるのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営と運営を手がけるユー・エス・ジェイ(USJ)で、その売上総額は1,658億3,800万円でした。東京ディズニーリゾートは集客力でも他を大きく引き離しています。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを合わせた昨年度の総入場者数は、前年比8%増の3,255万人でした。
入場者数の多くがリピート客であることが東京ディズニーリゾートの特徴です。園内の人盛りや賑わいは、運営側にとっては喜ばしいことですが、来場者には都合の良いこととは言えません。なぜでしょうか。なぜなら好きなアトラクションやレストランなどの待ち時間が長くなるからです。
そんな顧客の不満を解消し、ディズニーランドやディズニーシーをさらに楽しんでもらうために、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが開発したのがディズニーリゾート公式アプリです。
ディズニーリゾート公式アプリは、2018年7月5日(木)にiPhoneとAndroid端末の両方のスマホ向けアプリとしてリリースされました。正式名称は「東京ディズニーリゾート」アプリです。
「東京ディズニーリゾート」アプリは無料のアプリで、iPhoneまたはAndroid端末を持っていれば誰でもダウンロードできます。このアプリは、これまで東京ディズニーリゾート公式ページや園内のガイドブックに掲載されていた様々な情報や、チケットの購入、ディズニーショウの抽選など、すべてのサービスを集約して提供します。
このアプリには様々な機能が実装されています。これまで入場客にとって最も大変だったのが、人気アトラクションの待ち時間の確認方法でした。非公式アプリを使ったり、実際足をアトラクション会場まで運んだりして確認するしか方法がありませんでした。
しかしこのアプリは、アトラクションの待ち時間の確認機能や、ファストパスの取得機能が備わっているので、待ち時間に伴う入場客のストレスを大幅に軽減してくれます。
「東京ディズニーリゾート」アプリはiOS搭載のiPhoneでもAndroid搭載のスマホでもインストールして利用できます。これからiPhoneとAndroidの両方のスマホでどのように「東京ディズニーリゾート」アプリをダウンロードするかを説明します。
iPhoneで「東京ディズニーリゾート」アプリをダウンロードする手順を説明します。iPhoneのホーム画面にある「App Store」を選択します。「検索窓」に「東京ディズニーリゾート」と入力します。「東京ディズニーリゾート」アプリが表示されますので「入手」をクリックしアプリをダウンロードします。
次にAndroid搭載のスマホで「東京ディズニーリゾート」アプリをダウンロードする手順を説明します。スマホのホーム画面にある「Google Play」を選択します。「検索窓」に「東京ディズニーランド」と入力します。「東京ディズニーランド」アプリが表示されますので「インストール」をクリックしアプリをダウンロードします。
「東京ディズニーリゾート」アプリをスマホにインストールしたら、次に行うことは、東京ディズニーリゾート会員登録です。手順を説明します。「東京ディズニーリゾート」アプリを開きます。東京ディズニーランドか東京ディズニーシーのマップが表示されるので、右下に表示される「ログイン/設定」ボタンをクリックします。
「ユーザー設定」画面になるので「ログイン/新規ユーザー登録」を選択します。次の画面にある「新規ユーザー登録」をクリックします。変わった画面の下部にある「生年月日」を入力し「次へ」をクリックします。
その後、ユーザーIDになる「メールアドレス」、また「パスワード」「名前」「性別」「生年月日」「住所」「電話番号」などをすべて入力し「確認画面」をクリックします。その後すぐに登録したメールアドレスに確認メールが送信されますので、メール内にあるリンクをクリックし、登録を完了します。
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