Windows用のメモ帳ソフトであるCatMemoNoteの使い方を見てみましょう。作成されたメモのテキストはツリー構造で保管し管理できる機能があり、さらにメモのファイルの名前はタブと同じになっているなど、CatMemoNoteについて色々とまとめてみました。
Windows用のかわいいメモ帳のソフトがあるのを知っていますか。「CatMemoNote」というのです。とかく立て込んでくると、スケジュール管理やその他の業務上のデータ管理がおろそかになりがちです。CatMemoNoteというソフトはどのように役に立つのでしょうか。
仕事をしている中で、気になったことをメモ書きしておいても、それがどこに行ってしまったのかわからなくなることがあるでしょう。もしも大切なことだったら、メモを見つけるのに必死になってしまいます。これは時間と労力の無駄になります。もしもパソコン上で手軽かつ確実にメモ管理ができれば、大変便利になるでしょう。
CatMemoNoteというソフトはそのような願望をかなえてくれるツールなのです。
CatMemoNoteというソフトは多機能のメモ帳アプリです。多機能の具体的内容は下記のとおりです。本当にたくさんの機能があるのに驚かされるでしょう。
番号 | 機能の内容 |
---|---|
1 | タブ&ツリーの構造による複数のメモの管理 |
2 | 全文検索機能 |
3 | 定型文機能 |
4 | 外部ツール実行機能 |
5 | クリップ機能 |
6 | 暗号化機能 |
7 | 数式計算、縦書き編集、チェックリスト、壁紙表示 |
8 | キーボード操作やマウスジェスチャーのカスタマイズ |
9 | テーマ機能 |
CatMemoNoteはWindowsXP以降のOSならば対応しています。すなわち、WindowsXP、Windows Vista、Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10です。
CatMemoNoteのダウンロードはかなり簡単です。CatMemoNoteのサイトのDownloadボタンからダウンロードをしてzip圧縮ファイルを解凍すればCatMemoNoteの準備完了となります。
CatMemoNoteは非インストール型のソフトなので、ダウンロードをした後にインストールの作業はいりません。解凍した後のCatMemoNoteのフォルダを開いて「CatMemoNote」あるいは「CatMemoNote.exe」をダブルクリックすれば起動します。
たくさんの機能がある便利なCatMemoNoteですが、まずはダウンロードした後に実際に基本的なことを始める場合の使い方について見てみましょう。
CatMemoNoteでメモを新規作成する使い方は、キーボードでCtrl+Nを押すだけで新規メモが追加作成できるので簡単にメモテキストを増やしていけます。さらにメモテキスト毎にカラーを分ける使い方ができます。カラー分けはタイトルのところを右クリックすると、「アイコン」が出るのでカーソルを当てれば5色の中から好きな色を選択できるのです。
CatMemoNoteではメモはひとつのまとまり毎に一つのタブで保管します。従ってタブを追っていけば過去に作成したメモテキストが簡単に見つかります。タブは、画面上方の「メモ」と書かれているタブスペースのところを右クリックし、ドロップダウンリストの中から「タブを作成(Ctrl+Shift+N)」を左クリックすれば新しいタブが出来上がります。
CatMemoNoteはメモテキストをツリー構造に編集していくこともできます。例えばメモAが自動車というメモで、メモBが電気自動車というメモテキストだったとすると、メモAの自動車の概念の方がメモBの電気自動車の概念よりもより広い概念になっています。このような時にはメモAの下に位置する構造としてのメモBがあると言えばわかりやすいです。
メモ管理ソフトのCatMemoNoteでは、メモBをドラッグしてメモAの上にドロップするだけでメモA>メモBのツリー構造を作ることができますので、使い方の応用も広がります。複雑なまとまりを整理してスッキリさせるには、このツリー構造を利用してまとめていくのが得策です。ツリーを上手に使いこなしましょう。
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