iPhoneやAndroidはBluetooth等で車のカーナビやカーオーディオと接続すれば、ドライブ中でも音楽アプリの音楽を聴いて楽しめます。この記事では、車にBluetooth接続などでスマホを接続する方法と、おすすめの音楽アプリをご紹介します。
車でドライブしているときには、音楽を流すととても快適な気分でドライブできます。車で音楽を楽しむ方法には、車に搭載されているカーオーディオでラジオやCDを聴く方法が一般的です。しかし、ラジオやCDだけでなく、車にスマホをBluetoothなどで接続して、スマホの音楽アプリから音楽を楽しむこともできます。
この記事では、車にBluetoothなどでスマホを接続して音楽を聞けるようにする方法と、車で聴くのにおすすめの音楽アプリをご紹介します。
スマホでのアプリの操作方法は、普段スマホを操作するときと変わりません。しかし、ドライブ中はガソリン車やハイブリッド車はエンジンの音がうるさいので、スマホのスピーカーではドライブ中に音楽がうまく聴けません。まずはスマホを車のスピーカーに接続します。
車のスピーカーに接続するためには、カーオーディオかスピーカーに接続されているカーナビにスマホを接続する必要があります。車にスマホを接続する方法について解説します。
カーナビが車のスピーカーに接続されていてBluetooth対応機種なら、カーナビへのBluetooth接続がおすすめです。Bluetooth接続ならケーブルを利用せずに、無線接続でスマホの音楽を車のスピーカーから流せます。
助手席に子どもが座っていると、カーナビやカーオーディオの操作パネル付近のケーブルを勝手にいじってしまい、ケーブルを抜かれてしまうこともあります。しかし、Bluetooth接続であれば、そのような心配はいらないので、特に小さなお子さんを助手席に乗せる場合にはおすすめです。
接続方法はカーナビの機種によって変わりますが、まずはスマホ側のBluetoothをオンにしてから、カーナビ側のBluetoothの設定画面を開きます。スマホとカーナビ側でペアリングする端末を見つけたらペアリングの設定を行います。ペアリングはBluetoothイヤホンなどを使うときと同じで、一度設定したら解除するまで有効です。
なお、Bluetooth接続できないカーナビでも、後付けでBluetooth接続できます。後付けでカーナビをBluetooth接続する方法はこちらの記事で確認してください。
カーナビやカーオーディオにUSB端子が付いているのなら、スマホとのUSB接続で音楽アプリを使えるようになります。iPhoneならLightningケーブルで、Androidなら機種によってmicroUSBケーブルかUSB-Cケーブルで接続します。
接続方法はカーナビやカーオーディオのUSB端子に、いつもスマホの充電やPCへのデータ転送に使っているケーブルでスマホを接続するだけです。ただし、スマホのケーブルの中には充電専用のケーブルもあります。充電専用のケーブルでは音楽アプリのデータを送れないので、お使いの機種のデータ転送ができるケーブルを使いましょう。
USB接続なら、電波の状況などに左右されずに高音質で聴くことができます。ただし、カーナビやカーオーディオが、音楽ファイルの形式や音楽アプリに対応していないと再生できないことがあるので注意しましょう。
AUX接続とは、スマホのイヤホンの接続端子とカーナビやカーオーディオ側の端子をAUXケーブルで接続する方法です。USB接続と同じ有線接続ですが、AUX接続ならスマホから流れる音はすべて流れます。アプリや音楽ファイルの形式にかかわらず、スマホで再生できる音楽はすべて流せます。
本来は有線のイヤホンに流すべき音楽の出口を、カーナビやカーオーディオにしたと考えるとわかりやすいでしょう。
AUXケーブルは安いものなら100円ショップでも、音質の良い高いものでも1,000円以内で購入できます。接続方法はスマホのイヤホン端子とカーナビやカーオーディオ側のAUX端子をAUXケーブルで接続するだけなのでとても簡単です。
音質もスマホから流れる音がそのまま聴けます。今回ご紹介する4つの接続方法のなkでは、最も高音質で聴ける方法です。
FMトランスミッターとは、スマホからの音をFM放送に準拠した電波に変換することで、カーオーディオのFMラジオで聴けるようにするものです。カー用品売り場で購入できます。
使い方は、FMトランスミッターを車のシガーソケットに差し込んで、スマホと接続して、カーオーディオのFMラジオの周波数をFMトランスミッターの周波数に合わせるだけです。
スマホとFMトランスミッターの接続方法は、USBやAUXでの有線接続の場合とBluetooth接続の場合があります。Bluetooth接続の場合には雑音が混じることがありますが、FMトランスミッターの周波数を微調整すれば直ります。
FMトランスミッターは必要ですが、Bluetooth接続対応のものを購入すれば、無線でどの車でも使えるFMラジオでスマホの音楽アプリの音楽を楽しめます。カーナビを持っていない方におすすめです。
車にスマホを接続して音楽アプリの音楽を楽しむためには、どのようなアプリを選んだら良いのか、アプリの選び方をご紹介します。
助手席にスマホを操作してくれる人が乗っていれば良いのですが、運転手1人でドライブすることもあります。運転中のスマホ操作は法律違反になるだけではなく、視線がスマホに向いてしまうために、前方が見れなくなり大きな危険が生じます。
運転手1人しかいないときには、運転中にスマホを操作する必要がないように、プレイリストなどで、目的地や休憩地点に着くまで音楽を流しっぱなしにできる機能が付いているアプリを選びましょう。
この後でおすすめアプリをご紹介しますが、アプリによって得意としているジャンルが異なります。どのアプリも、最新の人気楽曲は多く取りそろえていますが、少し昔の曲になると聴きたい曲がラインナップされていないこともあります。
ドライブ中の音楽は、気分を盛り上げて楽しく運転するのに欠かせません。洋楽に強いアプリ、日本の楽曲に強いアプリなど、聴きたいジャンルの楽曲数が充実しているアプリを選ぶようにしましょう。
音楽アプリによってはプレイリストを自分で作れるものもあります。1人でドライブするときにはスマホを操作できないので、プレイリストで流しっぱなしにするしかありません。自分で事前にプレイリストを作っておいても良いのですが、プレイリストが充実しているアプリを選ぶのもおすすめです。
ほとんどの音楽アプリが気分やシチュエーションに合わせたプレイリストをそれぞれ独自で公開しています。あなたが聴きたい楽曲がラインナップされているプレイリストや、ドライブやわくわく気分などの運転がより楽しくなるようなプレイリストが充実している音楽アプリを選ぶと良いでしょう。
ここからは、スマホを車にBluetoothなどで接続して音楽を楽しむのにおすすめのアプリをご紹介します。
音楽アプリの多くが、月額利用料金がかかります。また、無料プランが用意されていたとしても、30秒ほどのハイライト再生しかできないアプリも多いのが現状です。しかし、次の2つのアプリなら、広告が挿入されますが無料で全曲フル再生可能です。
1 / 3
続きを読む