「Apple ID(アカウント)がロックされました」と警告メッセージが表示されるには様々な原因があります。「Apple ID(アカウント)がロックされました」と表示された場合の原因と対処法を解説するので、対処法に困っている人は本記事を参考にしてください。
「Apple IDがロックされました」の警告メッセージは複数種類があります。「Apple IDがロックされました」の警告メッセージ一覧は下記の通りです。
・「この Apple ID は、セキュリティの問題により使用が停止されています」と通知される
・「セキュリティ上の理由によりご利用のアカウントが無効になっており、サインインできません」と通知される
・「この Apple ID はセキュリティ上の理由からロックされています」と通知される
上記それぞれの警告メッセージの原因について詳しく個別に解説していきます。ご自身のApple IDアカウントで表示されるメッセージを確認し、原因と対処方法を把握していきましょう。
「この Apple ID は、セキュリティの問題により使用が停止されています」が表示される原因は、第三者が不正にApple IDにログインしようとして、失敗した結果Apple IDアカウントが停止されている可能性があります。
また、ご自身でApple IDにログインしようとして、複数回アカウントのログインに失敗した場合も、同様のメール・メッセージが通知されることがあります。
「セキュリティ上の理由によりご利用のアカウントが無効になっており、サインインできません」と表示される原因はさきほど同様、第三者が不正にApple IDにログインしようとして、失敗した結果Apple IDアカウントが停止された、あるいはご自身でApple IDにログインしようとして、複数回アカウントのログインに失敗した場合に表示されるメール通知メッセージです。
身に覚えのない場合は、不正ログインの可能性もあるので、本記事で紹介するセキュリティ対策を実行することをおすすめします。
「この Apple ID はセキュリティ上の理由からロックされています」とメール通知される原因も同様、複数回Apple IDのログインに失敗した場合、または不正ログインの可能性がある場合に表示されるメール通知メッセージです。これまで紹介してきたメール通知メッセージ同様に、身に覚えがない場合は、早急にセキュリティ対策をとる必要があります。
過去には、Apple側のシステムエラーにより、これまで紹介してきた通知メッセージやメールが送信されたことがあります。この場合は、Apple公式ページよりエラーメッセージ表示のお知らせが表示されることがあります。Appleのシステム障害が発生している場合、Twitterなどのツイート投稿で情報収集をするのも有効です。
「Apple IDがロックされました」の警告メッセージを偽ってフィッシングサイトへ誘導する悪質なメール通知には十分注意が必要です。
Appleの公式メールアドレスを騙って、あたかもApple IDアカウントが不正利用されているという旨のメールが通知され、メール本文に表示されているリンクをクリックすると、ウイルス感染の可能性があるサイトへと誘導されます。
こういったフィッシングサイトやウイルス感染の可能性のある、偽のメールを見分ける方法を紹介します。正しい防御策を覚えておくことで、ウイルス感染しないようにしておくことが重要です。
「Apple IDがロックされました」などの偽警告メッセージの見分ける方法は至って簡単です。Appleを偽って送信されるフィッシングメールには、あたかもApple公式メールアドレスを偽っていますが、そのメールアドレスの「@」以降のドメインがフリーメールアドレスになっているので、簡単偽物・本物を見分けることが可能です。
また、メール本文に表示されているログインアドレスも、Apple公式のホームページアドレスではありません。メールアドレスやURLアドレスで見分けられない場合は、メールに表示されているアドレスをクリックするのではなく、下記のApple公式ページからログインし、不正利用などの通知が来ていないか確認してみてください。
Apple公式のApple IDログイン画面は下記のURLを参照してください。
https://appleid.apple.com/ |
複数回Apple IDのログインに失敗すると、Apple ID・アカウントがロックされてしまいます。この場合のロック解除方法を紹介します。Apple ID・アカウントがロックされてしまった場合は、ロック解除する方法を実行してください。
また、不正にApple IDへアクセスされている可能性がある場合は、ロックされたアカウントを解除して、Apple IDに登録しているメールアドレスやパスワードを変更しておくことが重要です。
しかし、Apple IDを2段階認証(2ファクタ認証)している場合は、本章では紹介するロック解除の方法では、ロックを解除できません。次の章【Apple IDに二段階認証を設定している場合のアカウント解除方法】で2段階認証(2ファクタ認証)設定しているアカウントのロック解除方法を紹介しているので、そちらの章を参考にしてください。
1 / 2
続きを読む