【Android】スマホをroot化する方法!メリット・デメリットと解除して戻す方法は?

Androidスマホのroot化とは、管理者権限を手に入れるということです。root化することでAndroid端末だけでなくアプリまでも自由在在にカスタマイズ可能になります。今回は、root化の方法やメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

目次

  1. 1Androidスマホのroot(ルート)化とは?
  2. 利用権限者を変更する
  3. 2Androidをroot化するメリット
  4. アプリを自在に扱える
  5. カスタマイズできる
  6. SIMロックの解除ができる
  7. 3Androidスマホのroot化はアプリでできる?root化する方法
  8. root化するアプリは沢山ある
  9. iRootでroot化する方法
  10. 4Androidでroot化するデメリット
  11. メーカーの保証がなくなる
  12. セキュリティが弱くなる
  13. 故障する危険がある
  14. 5Androidのroot化を解除して戻すには?
  15. root化の解除はアプリでできる
  16. root化をアプリで解除する方法
  17. 6Androidをroot化して機能を広げよう
  18. Androidの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

Androidスマホのroot(ルート)化とは?

本来、各携帯会社から購入したAndroidスマホ(キャリアスマホ)は「ユーザーモード」と呼ばれる設定になっており、各携帯会社から与えられている権限内でのみの操作が可能です。そのため、スマホのシステムに関する機能やファイルにアクセスすることができず、常に使用範囲が限定された使用になります。

それに対してAndroidスマホのroot化とは、その一部権限に制限のある「ユーザーモード」から逸脱して、「特権モード」に変更する、つまりは利用者権限を変更して管理者権限を手に入れることを言います。

なお、このことをAndroidスマホでは「root化」と呼ぶのに対し、iPhoneでは「Jailbreak(脱獄)」と呼びます。

利用権限者を変更する

「ユーザーモード」、つまりは利用者権限内にいるときは、スマホ会社などによる制限を受けていることになります。しかしroot化によって利用者権限を変更することで、本来は制限を受けるはずの設定やカスタマイズを自由に変更することができます。

そのためAndroidの操作や機能に特に不満がない方にとっては、Androidのスマホをroot化することは不要な操作です。

しかし、「Android内臓カメラのシャッター音を好きな音に変えたい」「Androidに最初からインストールされているアプリを邪魔だから削除したい」などAndroidスマホにカスタマイズしたい部分がある、Androidスマホに出てきた障害をどうにか解決したいと思ったことがある人にとって、Androidのroot化について検討する価値はあるでしょう。
 

Androidをroot化するメリット

Androidのスマホをroot化することによって、管理者権限を手に入れることができ、スマホシステムへのアクセスが可能になります。ではこの管理者権限を手に入れることが具体的にどのようなメリットを生み出してくれるのでしょうか?

以下では、Androidをroot化するメリットについて具体的に紹介します。

アプリを自在に扱える

Androidスマホをroot化することのメリットとして、利用中のAndroidスマホで使用しているアプリを自由自在にカスタマイズできることが挙げられます。これはAndroidスマホのroot化における一番のメリットであると言ってよいでしょう。

Androidスマホのroot化により、ゲームアプリのメモリにアクセスすることが可能になります。メモリにアクセスし、メモリ内のパラメーター等を変更すると、本来有料であるゲームアプリや課金アイテムを無料で手に入れることができます(ただし、Androidスマホのroot化によるアプリ会社からのアカウント停止の可能性が少なからずあります)。

また、ユーザーモードのAndroidではインストールできない非公式アプリも、root化することで簡単にインストールすることができます。

カスタマイズできる

Androidスマホのroot化のメリットとして、アプリだけでなくあなたのAndroid端末そのものも自由にカスタマイズできることが挙げられます。

たとえば、root化したAndroidスマホは、「オーバークロック」とも呼ばれるAndroid端末を支えるCPUのクロック周波数を本体より上げる変更が可能になります。これにより、Androidの処理動作を速めることができます。

Android端末の機能に限界を感じる方や、システム変更を行いたい方にとってroot化は最適な手段になりえます。

SIMロックの解除ができる

基本的に国内の携帯電話会社のスマホ(キャリアスマホ)には、SIMロックがかけられています。SIMロックとは、スマホ端末のSIMカードに対する利用制限のことです。

SIMロックを解除すると、ある携帯電話会社で購入したスマホに別会社のSIMカードを入れてもスマホ操作が可能になります。そのため、他会社の格安SIMに乗り換えることもできるようになります。

また、一部の会社では、格安SIMが入ったスマホでデザリングを行うと強制的にその会社のネットワーク回線に繋がれてしまうことがあります。ですがAndroidのroot化を通じてSIMロックの解除を行えば、この強制プログラムを無効化することも可能になります。

Androidスマホのroot化はアプリでできる?root化する方法

Androidスマホのroot化の方法について、機械に対する何か特別な知識が必要なのではないかと身構えてしまう人もいるかもしれません。ですが実は、こうしたAndroidスマホのroot化はアプリを使うことで簡単に行えます。

root化の方法に、PCや特別なプログラムのインストールなどは必要ありません。アプリを使えば、親指1つの簡単な方法でAndroidスマホをroot化することができます。

root化するアプリは沢山ある

Androidスマホをroot化するアプリは沢山出ています。Google Playで「root化」と検索すると以下の画像のようにいくつかヒットします。root化アプリもほとんどが無料でインストールすることができます。

iRootでroot化する方法

今回は沢山のroot化アプリの中から、「iRoot」を使ったAndroidスマホのroot化の方法について紹介します。

早速「iRoot」をインストールしたいところですが、「iRoot」は非公式アプリのためインストール前の準備が必要です。Androidの「設定」をタップし、「セキュリティ」欄の中から「提供元不明のアプリ」を「オン」に切り替えてください。これでGoogle Playから「iRoot」をインストールできるようになりました。

次に「iRoot」公式サイトから「iRoot」アプリをインストールするためのファイルをダウンロードしておきます。Androidスマホで「iRoot」公式サイトを開き、トップページの「Download for Android」をクリックしてファイルをダウンロードしてください。

「iRoot」公式サイトはこちらから

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この記事のライター
さきち

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