2019年11月11日更新
【Android】ナビゲーションバーのカスタマイズ方法!非表示/色の変更/透過の設定方法を解説!
Androidのナビゲーションバーはカスタマイズすることができます。この記事では透過設定の変更方法や、ナビゲーションバーを非表示にして隠す方法や、色を変更する方法、ボタンを追加する方法など、様々なカスタマイズ方法について詳しく解説します。
目次
- 1Androidのナビゲーションバーのカスタマイズ方法と必要なアプリ
- ・必ずカスタマイズ前に設定変更を許可にする!
- ・【ナビゲーションバー】カスタマイズの方法
- 2Androidのナビゲーションバーをさらに機能的なカスタマイズ
- ・音楽ビジュアライザーを表示させる方法
- ・MacのTouch Barを導入する方法
- ・ナビゲーションバー焼き付き現象を改善する方法
- 3Androidのナビゲーションバーのその他のカスタマイズ
- ・物理キーの故障対策でバーチャルボタンを設置する
- ・Galaxyで【戻る】と【タスクボタン】の左右を入れ替える
- 4ナビゲーションバーをカスタマイズできない時の対策
- ・透過と常時表示はできない!
- ・AndroidのOSバージョンが古い?
- 5ナビゲーションバーをいろいろカスタマイズしよう!
Androidのナビゲーションバーのカスタマイズ方法と必要なアプリ
Androidのホームボタンや戻るボタンなどの3つのボタンが並んでいるナビゲーションバーは、以前はスマホの本体に取り付けられたハードキーでした。しかし、現在はAndroidも全画面のスマホが増えたことで、画面の中のナビゲーションバーが多くなりました。
画面の中にあるナビゲーションバーは、画面を横向きにしたときも画面の下に表示されるので、使い勝手が良くなった点もある一方で、全画面で動画やゲームをしているときには邪魔になる、という不便を感じている人もいます。
この記事では、ナビゲーションバーを非表示や位置を変更する、といったナビゲーションバーのカスタマイズについて詳しく見ていきましょう。
必ずカスタマイズ前に設定変更を許可にする!
ナビゲーションバーをカスタマイズするためには、ナビゲーションバーの設定変更ができるようにあらかじめ許可をするする必要があります。ナビゲーションバーのカスタマイズにはアプリが必要になります。通常はアプリをAndroidにダウンロードすればすぐに使えるようになりますが、ナビゲーションバーのカスタマイズアプリは許可が必要です。
アプリをダウンロードした後で、Androidの「設定」から「ユーザー補助」を開きます。ユーザー補助の設定の中にナビゲーションバーをカスタマイズするためのアプリが表示されているので、そちらをタップします。
そのアプリをオンにすれば、利用できるようになります。
【ナビゲーションバー】カスタマイズの方法
それでは具体的なナビゲーションバーをカスタマイズする方法についてみていきましょう。
位置変更の方法
ナビゲーションバーの位置を変更したいときには、「戻るボタン(root不要)」というアプリを利用すると便利です。こちらはルート化せずに利用できるアプリなので、安全に利用できます。
Androidにインストールして、ユーザー補助でオンにすると、このように横方向の位置にナビゲーションバーが表示されるようになります。位置を変更したい場合には便利なアプリです。
ナビゲーションバーを長押しすると、位置を変更することもできます。好きな位置に移動したり、横表示にしたりすることができます。
色変更の方法
ナビゲーションバーは基本的に色は透過か黒と決まっています。しかし、「Navbar Apps」というアプリを利用すればナビゲーションバーの色を変更することができます。
このアプリは、退屈になりがちなナビゲーションバーの色を変更したり、色々なウエイジットを使ってナビゲーションバーを楽しい画像で飾ったりすることができるアプリです。色はアプリごとに変更か、固定色の利用を選べます。
ウエイジットの変更で、ナビゲーションバーの下に色だけではなく画像も追加することができます。
位置の変更だけではなく、色や画像の変更で楽しいナビゲーションバーにしたい人におすすめです。
ボタンを追加する方法
ナビゲーションバーにボタンを追加するのなら、「Custom Navigation Bar」というアプリが便利です。
こちらのアプリはパソコンからAndroid Studioでabdコマンドを使って、コマンド操作をしなくてはいけません。パソコンを使ったことない人などにはハードルが高いのですが、最初の関門を突破すると意外に簡単に操作できるアプリです。
利用方法は、アプリをスマホにインストールしたら、Androidの設定から開発者用オプションでUSBデバッグをオンにしてUSBケーブルでPCにつなぎます。PCからナビゲーションバーにボタンを追加したり、レイアウトを変更するコマンドを送るとカスタマイズできます。
隠す・非表示にする方法
ナビゲーションバーは全画面表示の時には非表示になり、隠すことができます。しかし、いつも画面に表示されているとウザいと感じる人もいるので、必要なとき以外は非表示にして隠すようにしたいということもあるでしょう。
ナビゲーションバーを非表示にして隠すためには「Navigation Bar (Back, Home, Recent Button)」というアプリが便利です。こちらのアプリを利用すれば、不要なときには画面の中のナビゲーションバーを非表示にして隠すことができて、必要なときにはスワイプで引き出すことができます。
Androidのナビゲーションバーをさらに機能的なカスタマイズ
Androidのナビゲーションバーをもっと機能的にカスタマイズする方法を見ていきましょう。
音楽ビジュアライザーを表示させる方法
「Muviz」というアプリを入れて、音楽を再生すると、再生中の音楽の波形がナビゲーションバーに表示することができます。音楽をスマホでもっと楽しみたい、という人はぜひ試してみてください。
MacのTouch Barを導入する方法
最新版のMacbook Proでは、「TouchBar」という機能が搭載されていて、画面上から簡単に音量や画面の明るさを調整できるようになっています。このMacのTouchBarと同じ機能が、「TouchBar for Android」というアプリを使えば利用できます。
ナビゲーションバー焼き付き現象を改善する方法
ナビゲーションバーは常に同じ場所に表示し続けることが多いので、長年使っていると焼き付き現象が起きてしまうことがあります。ナビゲーションボタンが画面に焼き付いてしまった場合には、「液晶焼き付きクリーナー」というアプリを使うと改善する場合があります。
このアプリは、白一色の画面を長時間表示させることで、ディスプレイの焼き付き現象を改善させる効果があります。タイマーを設定することもできるので、夜寝ている時間ずっと表示させて焼き付き現象を改善させることもできます。
Androidのナビゲーションバーのその他のカスタマイズ
Androidのナビゲーションボタンのカスタマイズ方法には次のような方法もあります。
物理キーの故障対策でバーチャルボタンを設置する
ナビゲーションバーではなく、物理キーでナビゲーションボタンが配置されているAndroid端末では、物理キーが壊れてしまうと、ホームボタンなどを利用できなくなりとても困ります。そんな時には、「Multi-action Home Button」というアプリを使うといいでしょう。
このアプリを使うと、画面の中に仮想のホームボタンを設置することができ、しかもボタンのアクションもカスタマイズすることができます。物理ボタンが壊れてしまったときでもスマホが使えるので安心です。また、ここまでご紹介してきたアプリを使って、ナビゲーションバーを表示させてもいいでしょう。
Galaxyで【戻る】と【タスクボタン】の左右を入れ替える
通常のAndroidのスマホではホームボタンの左に戻るボタンが、ホームボタンの右にタスクボタンが配置されています。しかしGalaxyでは左右が逆になっています。他のメーカーのスマホから乗り換えた人にとっては、この点がとても使いにくいと言われています。
Galaxyでナビゲーションバーの左右を入れ替えるのは、スマホの設定からできます。スマホの設定を開いて「ディスプレイ」>「ナビゲーションバー」>「ボタンのレイアウト」と進むと、ナビゲーションバーの配置を設定することができます。
ナビゲーションバーをカスタマイズできない時の対策
ナビゲーションバーのカスタマイズがうまくできない、という場合の対処法について最後に見ておきましょう。
透過と常時表示はできない!
全画面表示の時にナビゲーションバーを透過設定にして隠すことなく常時表示したい、という声もあります。しかし、通常ナビゲーションバーを隠す設定になる場合に透過で常時表示することはできません。どうしても、背景に合わせて透過させて常時表示の設定を行いたい、という場合にはroot化するしかなく、とても危険です。残念ながらあきらめましょう。
AndroidのOSバージョンが古い?
AndroidのOSのバージョンが古い場合には、アプリが対応していないことがあります。Androidのナビゲーションバーのカスタマイズは基本的にアプリを利用して行うしかないので、アプリが対応していないと、カスタマイズもできません。
ナビゲーションバーをいろいろカスタマイズしよう!
この記事ではAndroidのナビゲーションバーのカスタマイズ方法についてみてきました。アプリを上手に使えば、ナビゲーションバーの位置や色、透過設定などもできるのでとても便利です。
ナビゲーションバーをカスタマイズすることで、もっとスマホの使い勝手が良くなることでしょう。ぜひ使い勝手の良さや、デザイン性などを考えて、いろいろなカスタマイズを楽しんでみてください。